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2016年11月25日 金曜日 |
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寒い朝。
積雪して凍結しなくて良かった。
車が殆ど通らないこの辺りの路地はまだ濡れているけど、晴れたので間もなく乾くだろう。
積もらなかったから、喜んで早速車で出掛けた。
「トレッサ横浜」で銀行と郵便局での用事を済ませ、ついでに丸亀製麺で「肉たまあんかけ」を食べる。
話題にした食べ物は、どうしても食べないと気が済まなくなる。
困ったヤツ。
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メラ 誰が困るの?
Nov. 25, 2016
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メラ 自分で困ってるの?
Nov. 25, 2016
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メラ 変なの~
Nov. 25, 2016
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メラちゃんには解らない、大人の機微というものがあるのよ・・・なんちって。
出掛ける時に見ると、あのユリが綺麗に消えていた。
たった1日の雪と寒さで消えてしまうものなんだろうか。
茎すら見当たらなかった。
花が萎み(或いは散り)茎が萎びて倒れてしまい、他の雑草と紛れて解らないだけかも知れないけれど。
なんだか寂しい。
ところであのユリの名前が解った。
「タカサゴユリ」というらしい。
園芸の師匠が教えてくれたのだ。
先日の日記に書かれていたユリは「タカサゴユリ」でしょう。
雑草のようにたくましいユリで、近年猛烈に勢力拡大中だそうです。
このユリは種で増えます。通常ユリは球根が大きく充実してから花が咲きますが、このユリは種を撒いて一年で開花するそうです。
アスファルトの隙間などに種がこぼれるとド根性ユリになります。 |
私も「タカサゴユリ」で少し調べてみた。
台湾原産、中部以南の土手、野原などに野生化、テッポウユリに似るが、花に薄く淡紫色のすじが混じり純白ではない。
大正末期に種子を台湾から九州に輸入して、その後日本各地で野生化した。
名の由来は「高砂」は古称の台湾から、タカサゴユリの名になった。別名タイワンユリ、スジテッポユリの名がある。
なるほど、野生化して今もバリバリ増殖中なんだ。
夏に一度咲いているのを見たのだけど、先日暖かい日が続いて、また咲いてしまったのだろうか。
故郷を遠く離れても見知らぬ土地でしっかりと根付き、ひっそりと、しかし着実に増殖していく逞しさは、私も見習いたい。
いや、もう今更私は増殖は出来ないので、来世にはかくありたい。
しかし来世になればなったで、きっとまた「次に生まれ変わったら頑張ろう」と思っているに違いない。
そういうモラトリアムな人間なんだ、私というヤツは。
かなり昔、妹が入院した時に、お見舞いに行けないのでパジャマを送った。
その着古したパジャマを後々、「お姉ちゃん着る?」と聞かれて、もちろん着ると貰い受けた。
ウエストのゴムなんか何度も入れ替え、いい加減くたびれ果てて、生地も薄くなっていたんだけど、何ヵ所か自然と破れた。
その破れたところに継ぎ接ぎした。
そしてまだ穿いていたら、また別のところが破れた。
物が豊富にある時代に、私はなんでこんな事をしているんだろう?と疑問に感じながら、また継ぎを当てた。
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継ぎ当て Nov. 25, 2016
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行き当たりばったりはいつもの事で、デザインもへったくれもないいい加減なモノだけど、そこが可愛いんだ・・・と言えなくもない。
しかし全体的に生地が薄くなっているので、また直ぐに違う箇所が裂けるだろう。
普通は捨てるのだ、こうなる前に。
ところがここまで継ぎを当てると愛着が湧いて捨てられず、「これはもう穿かずに保管します」と宣言しておいた。
バッカじゃなかろうか、私。
死んで残ったら「ゴミ中のゴミ」よ。
生きているうちに捨てましょう、他のたくさんの物と一緒に。
考えるだけで憂鬱になる。
今日のところはそんな片付けの事など忘れ、頭痛薬を飲んで寝るんだ。
頭が痛くて、「トレッサ」に居ても殆ど店を見て回れなかった。
何だろう、久々のこの頭痛。
間欠的にズキーンと来る。
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