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2017年1月7日 土曜日 |
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陽射しが無くて寒い。
明日は雨になるみたいだけど、雪にさえならなければいいや。
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ペリー そればっかりだね
Jan. 7, 2017
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ペリー どこも行かないくせに
Jan. 7, 2017
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そうよ、ペリ君、そう決めたのよ、この冬は。
どうせ出掛けるったってスーパーマーケット位しかないんだし、スーパー行けば必ず余計なお金を使うし・・・
何も買わず、ウォーキング代わりにグルグル売り場を見て歩くだけでも良いと思っても、見れば買いたくなるのよ、たとえ塩1袋でも。
そうすると堰を切ったように、あ、胡麻も買わなきゃ、あら、肉に半値のシールが貼られた・・・なんて事になるのは目に見えている。
それにね、たとえ醤油1本でも買うのが楽しいのよ。
困ったもんだけど、そんなもんだとも思うし・・・
昨日観たブルース・リーの【燃えよドラゴン】は、吹き替え版だったので良かった。
日本の声優の上手さは素晴らしいと、昔から常に思ってていた。
その事は、これまでにも何度も日記に書いたけど。
【燃えよドラゴン】の吹き替えも、放映するテレビ局によって声優が異なるようだ。
今日の、ローパー(賭け事の好きな白人)役の吹き替えは堀勝之祐(ほりかつのすけ)だったけど、この声優が別の局の同作品では、ウィリアムズ(悪の手先になる事を拒んで殺されてしまう黒人)役を吹き替えている。
どちらかと言えば、ローパーの方が合っているように感じる。
堀勝之祐の声を聞くと真っ先に思い浮かべるのは、【ダーティ・ハリー】のスコーピオ役アンディ・ロビンソンの吹き替えだ。
他の作品だろうとナレーションだろうと、この人の声が聞こえるとこうちゃんは「漕げ漕げ漕げよ」と言う。
スコーピオがスクールバスを乗っ取って、最初はバスジャックと理解していなかった子供たちが、次第にうちに帰りたいと泣いたりし始めるのだけど、その子供たちをリードして無理矢理歌わせようとするのがこの歌なのだ。
「もっともっと」と聞くと「タケモット」と言わずにはいられないのと同じ原理だろう。
私が思堀勝之祐の声を聞いてい浮かべるのは、かつて放映していた海外テレビドラマ【ニキータ】(1997~2001年)の、「セクション・ワン」の長官だ。
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長官役のユージン・ロバート・グレイザー |
こういう顔にピッタリはまる、ちょっと癖のある、時にシニカルで冷徹さを感じさせるような大人の声だ。
素晴らしい声優(俳優なのだろうけど)の一人だと思っている。
因みに【ニキータ】は着想がユニークで面白いせいか、映画でもドラマでもリメイクが多い。
私が好きだったのは、ペータ・ウィルソンがニキータを演じたドラマだ。
その後のリメイクドラマと区別して「ニキータ1997」と呼ばれているらしい。
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ペータ・ウィルソン演じるニキータと
ロイ・デュプイ演じるマイケル(鼻と口だけですが) |
この写真だと、二階堂ふみみたいだなあ・・・。
因みに二階堂ふみは嫌いじゃないと言うか、好きな女優だ。
もう20年近くも前のドラマなんだな。
ペータ・ウィルソンはモデル出身だとかで、大変にスタイルが良かったと記憶しているけれど、流石に20年も経つとゴッツくなっているようだ。
スタイルの良かったあの頃も、ただ痩せているのではなくて、【ワンス・アポン・ア・タイム】のエマ役のような・・・という感じかな。
鍛え上げられた筋肉質なスタイルの良さだった。
【ターミネーター2】のリンダ・ハミルトンも凄かったけど。
余談だけど、【ニキータ1997】で、副長官の(ような立場の女性上司)マデリーン役を吹き替えていたのは一城みゆ希だ。
【ダウントン・アビー】で、ヴァィオレットお祖母様を演じるマギー・スミスの吹き替えと言えば解り易いかな。
これまた素晴らしい吹き替えで、大好きな声優の一人だ。
【ダウントン】の吹き替えでは、伯爵の妹ロザムンド叔母様の茜部真弓も上手い。
長女メアリの声は甲斐田裕子、【ER】のニーラ・ラスゴートラ役の声で知った名前だった。
う~ん、話が全然【燃えよドラゴン】に戻れない。
昨日の吹き替え版では、ブルース・リーの声は谷口節だった。
この声は、やはりちょっと古い海外ドラマ【ドクター・クイン】で、主人公ミケーラの恋人となるサリーの吹き替えを思い出す。
谷口節は2012年、65歳で亡くなってしまっている。
だからサントリーの缶コーヒーのCMで宇宙人ジョーンズの声を担当していたのだけど、菅生隆之に変更になって久しい。
今や、むしろトミー・リー・ジョーンズの吹き替えと言えば菅生隆之・・・という印象が強いんじゃないかな。
他にも思い入れのたくさんある吹き替えの声がたくさんある。
吹き替え版で観る映画が楽しい。
声優の選定がピッタリしていると、俳優本人よりもその役らしい。
クリント・イーストウッドの山田康雄然り、ポール・ニューマンの川合伸旺、スティーブ・マックイーンの宮部昭夫、チャールズ・ブロンソンの大塚周夫、ジェームズ・コバーンの小林清志、ユル・ブリンナーの小林修・・・いずれも甲乙つけ難く素晴らしい文化となっている。
ジョン・ウェィンは小林昭二も納谷悟朗もどっちも合ってる。
昔は洋画は字幕で観るのが良いと思い込んでいたけれど、原語が殆ど全て理解出来るならまだしも、不正確で情報量の少ない字幕で観るのは最近すっかり嫌になった。
目も疲れるし。
あれ、やっぱり話が【燃えよドラゴン】に戻れない。
ま、いっか。
今更語るまでもない、誰でも知ってる不朽の名作だものね。
私が高校生の頃は、男子学生はみんなブルース・リーになりたがっているように見えた。
封切り当時には生まれてもいない若い娘だって知ってる。
中川翔子みたいなマニアだっているのだ。
ブルース・リーのような俳優が死んだ時に言う言葉なのだ。
「惜しい人を失くした」というのは。
つくづく惜しいね。
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