2017年3月23日 木曜日 |
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どうするのが良いのかな。
近年、立て続けに猫の死をお知らせしているので、これを見ていて下さる方々に気を使わせてしまう。
昨年だけで5匹、この3月に2匹め。
これからも、死を報告する機会が多いだろう。
そんな辛気臭いサイトなんかやめてしまえ!とふと思ってもみたり、いや、最後の1匹までは続けようと思ったり・・・。
年恰好の似た猫がたくさんいて老齢化が進んで来ているのだから、今後は相次いで死んで行くだろうと数年前から覚悟をしていた。
だけどいざ死なれると、覚悟していた以上に打ちのめされる。
すりこぎでガンガン叩かれる「叩きゴボウ」のゴボウの気持ちが解る。
叩かれたゴボウには味がしみ易くなって美味しいけど、叩かれた私にはどんな効果があるんだろう。
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ジャム 何クズグズ言ってんの?
Mar. 23, 2017
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ジャム ジャムがいるじゃん
Mar. 23, 2017
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ジャム そこらじゅうにみんないるし・・・
Mar. 23, 2017
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そうだよね、ジャム。
みんな居るんだよね、近くに。
ママなんだからしっかりしなきゃね。
若い頃は叩かれても踏まれても、復元力が強くて新たな目標へのエネルギーが湧く事で立ち直れたような気がするけど、その分、免疫も少なかった。
今は復元力は落ちてしまっているけど、色んな免疫がついた。
猫の死に慣れるは無いし、毎回、どんどん痛みが降り積もって行くばかりのようではあるものの、「生きて行くのは悲しい事も多いのだ」という諦観のようなものを受け入れるようになる。
それこそが免疫なのだ。
悲しみが減る訳でもなければ、悲しみや痛みを感じなくなるという事でもない。
ますます強まる痛みや悲しみにじっと耐えるしかないという生きる辛さを、大人として受け入れるしかないと諦める事、それが免疫の働きなんだ。
だから大丈夫。
何とかしっかり生きて行くから。
生きて行くには食べないと。
つい何もかも放り出してしまいたくなって、ご飯を作りたくなくなる。
かつてそんな時があったなあ・・・と思い出してみると、大学1年生になったばかりの4月5月頃だ。
学業と家事の両立が大変で、疲れてしまい、もうご飯なんか作りたくない!と自棄を起こしてみたものの、作らなければお腹が空くだけだった。
コンビニなんか無い時代。
外食してたらお金が掛かるし、アパートの近くに店は無かった。
甲州街道の向こうには牛丼屋があったけれど、そんなもん食べたくなかった。
それで独り暮らしでは、自棄になって家事をストライキしたとひろで、困るのは自分だけなのだと気づき、思い直して自炊を頑張る事にした。
それ以来、もう何でも作ったよ。
色々とレパートリーが増えると楽しくて、美味しくて。
母の持たせてくれた圧力鍋でタンシチューもカスタードプディングも、炊き込みご飯も、天婦羅以外は何でも上手になった。
天婦羅は挑戦してみたけど、まだ難しかったんだ。
その天婦羅すら、今では得意よ。
そうだ、近々、天婦羅も揚げようね。
とりあえず今日は、担々麺にニラを入れて、卵でとじてみた。
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ニラ玉担々麺 Mar. 23, 2017
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あら、美味しい。
だけど卵を入れると、やっぱりまろやかになってしまうね。
もっと辛い方が良かった。
しかしニラは連日大活躍だなあ。
明日もニラ炒飯にしよう。
天婦羅はもう少し先でいいや。
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