ゴマ

世話焼き

Jul.11,2001

バンザイ！昨夜遅く、サンちゃんを里子に受け入れて下さるというお返事を頂いた。慣れるまではケージで、その後はお部屋で慣らしてくれる予定。しかも部屋の外に出てしまわないように、ドアも新たに付けてくださると言うのだ。嬉しい。日吉の獣医さんに今日になって連絡すると、奥様もとても喜んでくれた。先生もいつになく声が弾んでいた。今度の日曜日、サンちゃんは広島に飛ぶ。予約も取れたし、あとは当日の広島上空のお天気が良い事を祈るだけだ。約１時間のフライト・・・サンちゃんに限らず、そりゃあヒコーキは怖いだろうが、近場で貰って頂けなければ仕方ない。車で３時間も４時間も移動する事を考えたら、まだマシだという考え方も出来る。仔猫たちも一人で空を飛んだのだ。フィズやザビエルは福岡まで飛んだのだし、高知まで行った３匹もヒコーキだ。みんな無事に着いて、その日からちゃんと元気にしている。サンちゃんも頑張れ。優しいお母さんとお家が待っているのだからね。

もともとサンちゃんを獣医のところに連れて行ったというエサやりさんとは会えないが、ＳＯＳの掲載ページをプリントして渡して頂こうと思っている。なかなか表に出てこないエサやりさん達なのだが、今後の励みになればと思う。先生を介して、地域猫活動に発展出来ればと話していたのだが、どうかそっとしておいて欲しいと言われてしまった。それほどに迫害されたり、人目を忍んでのエサやりなのだ。官僚の奥様たちもいると言う。名前も立場も知られたくないと言い、とても地域との摩擦は起こしたくないと言って姿を見せてくれない。あまり無理を通そうとして、その人達の立場や長年の思いも無視は出来ない。病気治療や避妊の為にと、捕獲器を借りたいという機会も増えてきたので、それは前進だと思っている。何もかも一気に１００点満点には運べないのだ。それを非難するのは間違っている。進歩している事を評価する方が良い。

さて、今度は何が壊れるかと恐れていたら、シャワートイレとキッチンの混合水栓が壊れた。どちらも水漏れである。何てこった！まだこの２階部分は改築して８年だぞ。シャワートイレなんか、まだ６年しか使っていない。迷った挙げ句「２４時間早く行く」とうたっている会社に電話した。なるほど、即日来てくれる。診て貰ったら、水栓は故障の多いメーカーだと言う。しかもキッチンの水栓レバーを押し下げると水が出るタイプというのは、５年前に全廃されているらしい。阪神大震災の時、物が落ちて水が出っ放しになって以来、日本でも全てレバーを押し上げるタイプに代ったそうだ。

それはそれとして、我が家の水漏れは単にパッキンの問題ではないらしい。仕方なく、混合水栓全体を取り替える事になる。く・・・くそ〜！４万５千円もかかってしまったじゃないか！もちろんカード払いである。厭な事は後回し・・・というのは嘘で、どうせだったらカードで済む事はカードで済ませて、みみっちくポイントで景品を貰うのだ。毎年の自動車保険の支払いや車検などもカードにすると、バカにはならない。

しかし、シャワートイレまでは一度に取り替えられないと判断した。今のところは小さなバケツで垂れる水を受けている。それを時々捨てるついでに掃除に使ってやる。厄介だが、キッチンの水栓のように吹き出している訳ではないので、もうしばらくはバケツに活躍して貰う事にする。何でもどんどん買える訳じゃないのだ、貧乏なんだからね。（自分に言い聞かせる。）

サンちゃんのＳＯＳを「終了」とさせて頂くと共に、新たなＳＯＳを発信した。昨日もちょっとお知らせしたのだが、下半身不随になってしまった猫「ノンちゃん」のＳＯＳである。オムツをされて少し憂い顔のノンちゃんの姿は、何とも痛々しい。何とかして、良い解決が得られると良いのだが・・・。しかし、諦めなければ、必ず道は開ける。サンちゃん然り、夢丸くん然り・・・そりゃあ解決の道は異なるが、手を差しのべなければ今頃は生きていなかった子たちだ。諦めては駄目だ。間違った事を望んでいないのであれば必ず何とか成る・・・そう信じる者だけが救えるのだと思う。


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