マルコ

ミュウ枕

Jan.21,2003

昨夜も入れ替わり立ち替わり、カワムラ・リマ・ルスの3匹が布団に入って来ては私を起こした。一番回数が多いのはリマで、出て行ってもまた直ぐ戻って来る。リマが入ると、ルスは布団の上・・・横を向いて寝ている私の肩の上あたりに陣取り、布団の下にいるリマにちょっかいを出したがる。

カワムラさんはリマが布団に入っているのに気づくと、自分も入りたがって顔を突っ込んでくる。うるさくてちょっと臭い。でも顎の下を撫でてやると嬉しそうに気持ち良さそうに目を閉じ、そんなに嬉しいのだったら・・・と布団に入れてやる。布団に入って来ない時は、私の枕の上に手を乗せ、そこに顎を乗せて目を閉じている。それも何となくいじらしくて「入りなさい」と言ってしまう。一度入れると、なかなか出て行かない。何しろからだが大きくて好き勝手なポーズをしたがるので、なかなか邪魔だ。

カワムラさんは、やっぱりちょっと頭がおかしいのではないかと思う。病気のせいではないと思うが、幾ら甘ったれだといっても度が過ぎている。しかし仔猫たちには優しいし、多少噛まれても飛び乗られても泰然自若としていて大変穏やかな性格なのだ。捨てられて心に痛手を負ったのか、それとも生まれつきなのか、とにかく私とこうちゃんの二人共が「カワムラは頭が変だよね・・・」と言っている。だけど可愛いうちの猫だ。

やっと落ち着いてカワムラさんが腕枕で寝ていると、リマとルスと相次いで布団に入って来て、カワムラさんにはお構いなしに中で取っ組み合いを始める。頼むから布団の外でやってくれよ。しかし、それでもカワムラさんはじっとしている。ジーコに見習わせたい位の落ち着きだ。ジーコなど自分が布団の中でじっと香箱を組んで落ち着いていても、ジャムがチラリと布団の端から覗いただけでそそくさと逃げて行く。ジャムを嫌いというのではなくて、ジャムは乱暴者だから「また苛められる・・・」と反射的に恐れてしまうのだろう。そしてカワムラさんは、たとえ地震が来ようと、私の傍を離れたくないのだ。多分。

毎度シャワーと煙草で目を醒まし、やっとこさっと朝食の為にテーブルに着こうとしたら、ジャムとミュウがテーブルの上で寝そべっており、ダイニングテーブルですら一杯になっていた。テーブルはかなり大きめなのだが、何しろ猫の食事スペースのためのトレイや片付かない書類が置いてある(あけみさんとこのタクだったら、何も置いていなくてもいっぱいだろうね)。何一つ乗っていないテーブルで食事してみたいような気もするが、猫さまの食器を床に置くのは躊躇われる。下に行く程、埃がご飯に降り積もり易いのではないかと思ってしまうのだ。猫も人も同列・・・他所は兎も角、うちはこれしかない。

出勤途上で毎朝腹が立つのだが、新川通りを行くと産業道路で左折あるいは直進する大型ダンプたちが、交差点(「浜町」の交差点だ)の直前まで一番右の右折車線を走っているのだ。ギリギリのところまで来てから、左や真ん中に車線変更する。左の車線にはバスも走っているし、右折車は少ないのでその方が気分が良いのだろうが、私の気分は悪い。直前で無理矢理車線変更するから、どいつも右の私の車線にはみ出して信号待ちしている。うっとおしい。ただでさえダンプばっかりで邪魔なのに、毎日毎日これをやられると(やっている相手はもちろん違うのだが、不思議とみんな同じ事をする)、でかい図体した馬鹿野郎!と思えてくる。幅寄せもしてくるしね。怖いものなしだね、ダンプさん。

ラボではフルトさんが酷い風邪をひいていて、みんなから「みんなに風邪をうつさない為にも、もう帰りなさい」と言われ続けていた。今、風邪をひく訳にはいかない状況なのは殆どの研究員が同様だ。A氏は何故か暇そうだけどね。何故だろう?ひときわ優秀だからかな?私が時間外労働を申請しようとする前に、とっとと常駐の外注さんと飲みに行ってしまった。スエトミさんは京大に出張中だし、所長は北大だし、フルトさんはへろへろと早退してしまったし、ヤマダさんも疲れ果てて帰ってしまった。まずい、これでは私がラストになって戸締まりしなければならないじゃないか。ロボットチームの経理の人たちがいるうちに、私もとっとと帰る事にした。

昨日、久しぶりで貴子さんから電話を貰ったら、うちに猫が増えた事を最近知ったらしくて驚いていたけれど、お互いご無沙汰している間に彼女の家こそ14匹から17匹に増えていて、驚いたのはこっちの方だよ。これから春の出産シーズンを迎えるけれど、エサやりしている我々には恐ろしい季節だ。私がエサやりしている子たちは全部避妊してあるが、どこからともなく捨てられた仔猫が目ヤニだらけで弱って姿を現したら、そりゃあ拾い上げない訳にはいかないものなあ・・・。私だって、何事にも積極的で楽観的で悩まずガンガン行ける訳ではないのだ。

もう可哀想な状態の子を見たくないと思うからこそ、野良猫を避妊し続けて来たのだ。昨日「うちで生まれた仔猫たちです」・・・という募集に対して母猫の避妊についての考えを質問したメールを返したら、避妊はせず今後も自然な成りゆきを見守るつもりです・・・という返事の来た里親募集掲載依頼に対して、何だか議論する気持ちにもなれないでいる。猫に罪はない。しかしそういう考えならば、人の情けに頼って里親募集して欲しくないとも思う。ただでさえ受け皿は小さく、そして緊急性の高い子はたくさんいるというのに、私のサイトのどこを見てそういう依頼を寄越せるのか訊いてみたい気もする。だけど時間の無駄だろう。掲載はするかも知れないし、しないかも知れない。どのみち週末までは時間がなくて出来ない。モラトリアムかなあ。

今日のおやつには、新年会の残りのポテトチップス(未開封)を食べた。いっそおつまみサラミとかチーズとか食べたいと思った。パリパリ音もしないしね。そうだよ、一口サラミを買っておこう。但し匂うかも知れないが、職場でサラミ・・・いいかも知れないな。

ふと気づいたら、顔面神経痛が治まっている。途端に食欲も戻る。

山下ママが風邪でダウンしている間に、次男の亮輔くんが『きょうにゃん』に投稿してくれた。平成生まれの男の子からメールを貰ったのは初めてで、ちょっと嬉しい。(まだ大正生まれからもメールは貰っていないが・・・)

今日のにゃんこ

俺は、かずなのだ!よろしくなのらー。
俺様は、しましまだ。

早く優しい里親さんの所にいきてーなーみたいな(笑)。

里親さん、待ってるぜ!

でも、俺が1番好きなのは、亮輔なのだ!

俺たちの事は↓ここで見れるゼ。
http://www.hapi.ne.jp/BG_Mypage1.asp?mn=45.54

んじゃま、よろしく!

byかずんこ

(俺たちの募集はNo.397でも詳しく見てよ♪)

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