ゴマ

Feb. 27, 2004
2004年2月27日 金曜日
以下はある知人のぼやき・・・。

彼女の職場には下品な上司がいて、ゲップのような溜息や本物のゲップ、歯をせせる音、下品な笑い声や大声で面白くもない冗談を言う事などに、一年中悩まされている。その上司宛に、ここ半年ほどの間、毎日必ず外国訛りの女性からの私用電話が入り、電話をとりつぐ女性たちはウンザリしている。

女性達も色々と対策を考えて、名乗りもしない片言の女性に「失礼ですがお名前は?」と問い質す事を始めた。女性の声はいつも同じだし、電話機に表示される電話番号は、既に出回っているメモといつも同じであるのみならず、その上司が男性の部下に知らせた「緊急時の携帯電話番号」と同一である。

電話に出た上司は、ある時は素っ気無かったり、ある時はヤニ下がっていたり、いずれにしても仕事の電話でない事は聞いていてみんなが解っている。しかも相手の女性は、名前を訊くと「オクサン」と答えたのが「カナイです(金井です・・・ではない)」と言ったり、(フィリピン人訛りらしいが)英語圏の女性の名前を言ったり、日本人の名前を言ったりする事もあれば、いきなり電話を切ってしまい、今度は電話をとっても無言で切ってしまう事が続いた。

挙句の果てには、職場の別の部署にかかってくるようになり、どうやら「電話スルト、変ナ女、イジワルシテ、ナカナカ繋イデクレナイヨ・・・」「じゃあ、こっちの電話番号にして・・・今度からは・・・」という会話が成されたのではないかという噂になった。以上が、知人から聞いた内容だ。

これはどういう事を意味するのか?

それは何も、その上司が単身赴任だから寂しくて、外国人パプで知り合った外国人女性と深い仲になり、相手は生活の為、そして金づるとして放したくないが為に、今日も明日も店に(家に?)通って欲しくて熱心に電話してきているのだろう・・・などという事ではなく、その職場はそういう事態(妻子ある男性が不倫をする事ではなく、職場に毎日電話があってみんなが迷惑している事)が起きていても誰からも注意すらされない、大変自由でいい加減な職場であるという事が解るのではないか。

誰しもえげつない事はわざわざ言いたくないものだが、この一件などは、言われなくても常識の範囲で自重するべき事だ。私宛に家族(こうちゃんだが)が電話してきたのは、16ヶ月の間に一度だけだぞ。それでも恐縮してしまうというのに・・・。幸い、私の職場には下品な人もいないし、外人女性から怪しげな私用電話が毎日かかってくる等という事はないので、本当に良かったなあ・・・。

先日、SOSを終了した「事故に遭った小さなチャッピー」だが、保護主さん改め飼い主のコウさんが、先住猫のコウノスケ君とチャッピーの仲睦まじい様子を、時々掲示板で知らせてくれている。

コウノスケ君は白血病の陽性が出てしまったが、擬陽性かも知れず、現在治療を続けているところだ。チャッピーも、まだこれから大きな手術を控えている。折角2匹が仲良しなのに、コウノスケ君にとっても、チャッピーにとっても、環境を変えてストレスになっては可哀想だから・・・という理由で、コウさんはチャッピーを正式に自分の子にしてくれた。こんな様子を見たら、そう思うよね。

マルコは、自発的にケージに入った時(逃げ込んだ時というのが正解かな)にだけ、また暫くそこで過ごして貰っている。相変わらずの「ビックリマン」で、マルコと遊びたいだけのジャムに過剰に反応して、それが引き金となってお互いが興奮する・・・といったパターンが繰り返されている。今日は、気づいたらジャムの耳の脇に引っ掻き傷が出来ており、頭の天辺には小さなカサブタがあった。マルコの爪がヒットしたのだろう。爪を切らせないのは、2階ではマルコだけだもの。なかなかやるじゃん、マルコも。

してみると、あんまり心配するような状態ではないのかも知れない。大袈裟な反応をしているだけで、どちらも新たな「擦り合わせ」をしているのだと考えたい。頑張って今のお互いと、折り合いをつけてくれ。いろんな対処はその都度考えて実行するし、目を配って手を掛けるつもりだが、最終的には猫同士が自分の心で以って克己してくれる以外ないのだから。まだ充分に若い2匹だもの、年寄りのアインが乗り越えられた事を出来ないはずがない。それが自分たちを楽にする方法だと思って、頑張れ。

この場でもお知らせしておこうと思うのだが、《猫の手倶楽部》は一旦凍結する。その理由は当該ページでも書いたが、支援そのものを考え直す時期にも来ていると思うし、一部の特殊な人達にどうしても支援が偏る傾向にあるのも、私の情が入るせいもあると反省している。私が介入する事で、少しでも公平に分けられると思っていたのは思い上がりで、そんな事は誰であれ不可能なのだ。

今後、莫大な治療費がかかるケース、一時に大量の捕獲(避妊目的のみ)で資金が必要な場合にのみ、支援をするお手伝いをしたとしても、地域猫の避妊の努力なしに「保護活動」のみしているケースの支援には、私は関わらないつもりでいる。それはずっと内臓させてきた「矛盾」でもあった。幅広くファジーな受け入れ方を続けていると、自分自身が嫌になる。

この事は、先日関わった「個人シェルター」と某愛護団体の代表者のあり方を見ても、再度認識した。清濁合わせ飲むようなやり方は、私が「趣味」であり「道楽」であると言い切っている分野にまで持ち込みたくない。仕事ではないのだから。

ミヨコには、お前は直球勝負で融通が利かないと言われた。それを改めろという意味で言っているのではないと思っている。趣味と生き甲斐の世界で、自分の主義を曲げるのは嫌だ。これを読んで「猫の命はどうでもいいのか?」等という、頭の悪いケチをつけてくるのはやめて戴きたい。それは飛躍し過ぎ。どうでも良くないと思ってしまう性癖であり志向であるからこそ、私も続けていくものがあり、「他」ともどこで折り合うかは毎回考えるつもりだ。

口座は本日一旦解約したので、以後《猫の手倶楽部》への振り込みはストップして下さい。会計報告と、残金の使途に関しては、後日改めて報告します。

私が仕事でその支店(鶴見なんだもの)までは行けないので、銀行へ手続きに行って貰う為、こうちゃんに職場まで送って貰った。その帰り道に口座解約や別の銀行の用事もあちこちして貰ったのだが、お迎えにも来て貰うハメになるのが心苦しい。浜川崎を2往復させたら、4時間のロスだもの。しかしその機会を無駄にしない為にも、夜はミヨコの家に立ち寄り(車を停めていられないので、いつもこうちゃんに車を動かせる状態で路上で待機して貰わないと行けないのだ)、裂いた新聞紙を届ける。今日もコダマさんとアライさんが手伝ってくれた。多謝。

ミヨコの家では、煙草1本だけ吸う間しか滞在出来ない。こうちゃんが待機している道は、急な坂の上の行き止まりの道で、別の車が来る度に別の行き止まりへと移動し続ける。あまり待たせては本当に申し訳ない事になるのだ。もっと長居していたいのに、いつもバタバタと上がり込んでバタバタ帰る。


帰宅してから、今日も一部手直しした交通アクセスの英訳を見ていたら、またも変な部分を(こうちゃんが)発見。電話して、サーバー上で直接シモラさんに書き直して貰った。さらりと読み流していまえて意味も通じるのだが、論理的にそういう表現はおかしいという部分気づいたのだ。日本語はファジーでアナログな言語だが、英語は非常にディジタルだ。それだけ荒っぽいとも言えるだろうが。

今週は残業が続き、その分寝る時間が減った。もう限界。寝ないと死ぬ。こんなもの長々と書いているのも悪いのだが、実際にはこれは大半を翌日(2月28日土曜日)の朝に書いた。流石にバテた。歳をとった。

今日の「きょうにゃん」は、久々登場の「押し入れ猫ユキ」ちゃんだ。ふっくらした美猫で、今まで白猫に関心がなかった私とて心が動く。しかしこれ以上は無理だ。もはや責任を持って充分な事をしてやれる限界点は超えている。今の飼育レベルを下げては猫たちにも可哀想だし、猫飼いとしても恥ずかしい。ユキちゃんを押し入れから出してくれる人はいませんか?

今日のにゃんこ

あたしはユキ。もうすっかり押入れの女王よ。

最近ポロンが無理矢理入って来て、あたしの寝床をひとつ取っちゃうので困ってるのよ。子供の癖に生意気だわよね。

ママが言うには、あたしの事を可愛いって言ってくれる人も居るみたいなのよ。なかなか縁が繋がらないんだけどね。

日向ぼっこも、もう2年もしてないのよ。
押入れから救い出してくれる王子様(お姫様でも良いわ)待ってるわよ。

あたしはとっても素敵な目の色をした美ネコよ。お願いしとくわね。

あたしの事は、里親募集No.326 で見て頂戴ね

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