朝一番で、EIZOに電話して問い合わせてみた。やはりCRTモニターは販売終了で、メーカーに在庫はないと言う。しかし量販店に在庫があれば手に入ると言うので、今度はヨドバシのサイトを見た。どうやらまだあるようだ。早速注文。やはり今回の液晶モニターは見送った。だってCRTが好きなんだもの。それにゴマが乗れなくなっちゃうのはやっぱり可哀想だ。
乗らせない方が機械の為に良い事は解かっている。でもPCの為にしか使えないモニターなんて、私には価値が半減だ。猫が乗れてナンボだ。それで壊れるのが早まろうが仕方ないと諦めているんだから、また乗って戴こう。
出費は痛いが、それもやむを得ない。モニターなしでPCは動かないのだし、暖房も兼ねられるのだから偉いもんだ。今はまだ昨夜からの連続でモニターが生きているけれど、もういつ死ぬか解からない。一昨年のように、死んでしまってから買いに走るのは辛い。時間も無駄だ。家に居ながらにして買う方が楽に決まっている。そして備えあれば憂いなしだ。
新コーナー作成はあと一息で終わるのに、流石に一晩では完成しなかった。そもそも『赤目』を防止する為にもフラッシュオフで撮影しよう、と提言するのにサンプルが自前では用意出来なかった。うちには18匹もいるのに、シャム(ミックス)も白猫もいないのだ。ブルーアイの子の飼い主さん達に、赤目になった失敗例と綺麗なブルーアイが撮れた成功例を提供して貰い、少しずつ感性に近づいて行く。どうか里親募集にこそ役立てて欲しい。
更新で忙しくしていたら、強制給餌の為だけの徹夜と違ってかなり頭がハイだ。目は疲れ、お腹も空く。小雨の中をゴミ出しもしたし、ミュウのお供えの花の水も替えた。昼までは猫たちの事を色々とやって、昼のニュースを聞きながらベッドに入り忽ち眠りに落ちた。
やっと寝られたというのに、嫌な夢を見て2時半には起きてしまった。「もっと寝なきゃ・・・」と言うこうちゃんに、私はプリプリ怒っている。だって夢でこうちゃんが怒らせたのだ。
夢の中で、私とこうちゃんはまだ交際中の仲だった。私はかなり若い(図々しいが)。二人で北海道に旅行に行こうとしているのだが、ドタキャンした私の代わりに別の女性がこうちゃんと行ってしまった。その女性はこうちゃんに気があるのを私は知っている。
ぬけぬけと戻って来たこうちゃんに、私はもの凄く怒っていた。こうちゃんはかの女性との間には何もなかったと言うのだが、それでも私の腹は収まらない。当たり前だ。私は黙って紙にメッセージを書く。「この次は、黙っておしまいにする」と。つまり怒りもぶつけないが、永久に二人の仲は終わりだと脅している訳だ。
目覚めてからも不愉快だったので、私は怒った顔でこうちゃんにその話をする。こうちゃんは「また夢で勝手に俺を悪者にして怒るんだものなあ・・・」と嘆いていた。それも一理あるが、夢だからと言って不快は不快なんだからしょうがないじゃん。
それにしても男女の色気なんかとっくに無くなっているにも拘わらず、こんな夢を見るというのはどういう訳だ。しかしその疑問に思う事と、恋愛は終結しても誠実にお互いだけを伴侶として大切に思うという事とは、また別の問題である。
こうちゃんとは結婚して本当に良かったと思うし、是非来世でも一緒になりたい。色んな意味で結婚に恵まれなかった人には申し訳ないのだが、私にとってこうちゃんとの結婚は一人でいるよりも何倍も楽しい「良いモノ」だ。だからと言って、人に「結婚」を押し付けるつもりもない。人は人、私達は私達だ。私達とて、以前の結婚には失敗しているのだし。
思うに、私は「懲りる」という事がないのだと思う。失敗しても、痛い目に遭っても、直ぐに復活する。馬鹿だからだと言われれば、確かにそうなのかも知れない。でも楽しければいいじゃん。やるべき事はきっちりやっているのだもの。気の済むように生きよう、一生は短いのだから。