テト
末っ子はボク!
Sep. 3, 2007 |
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2007年9月3日 月曜日
昼間はセミが鳴き、夜になると秋の虫が鳴いている。
季節が急激に変わりつつある。
秋のお彼岸だってもう直ぐ。
そしてある日突然、キンモクセイの花が匂い始めるのだ。
そうなると、暑い暑いと文句を言い続けて涼しい季節の到来を待ち望んでいたくせに、突如として秋や冬の訪れに不安を覚え、暑かった夏が恋しくなるのだ。勝手なものだ。
しかし野良猫と付き合っていると、必ずしもそれが勝手な言い草とは言えない。長く寒い季節は、外で暮らす生き物にとって本当に厳しいものだから。
この近くで、遂にアライグマの捕獲が行われた事を知った。
動物病院で聞いた事だから確かだと思う。一般の家庭で池の鯉が襲われ、役所に通報して駆除が行われたらしい。
アライグマの繁殖力の旺盛さや、害獣として指定された経緯を知ると、行政の取り組みも致し方ないのかも知れない。馴らして里親探しが出来るような、そういう生き物ではないと獣医師も言う。
しかしアライグマだった精一杯生きているだけなのに、好き好んで日本に連れて来られた訳ではないのに、今では目の敵にされてひたすら殺されるだけの運命・・・何故こんな事になるのだろう。
カミツキガメも駆除の対象となったようだし、外来種の生物は悉く駆除対象となって行く。
それは兎も角、あちこちで頻繁に捕獲箱が設置されるようになると、野良猫も当然掛かってしまうだろう。その時、これは愛護法で守られている動物だからと言って駆除対象とせずにリリースされるだろうか?
推測でものを言ってはいけないのだが、そんな事は殆ど有り得ないだろうと思う。
アライグマを駆除したい人間は、大抵の場合、野良猫だって忌み嫌っているはず。これ幸いとばかりに、秘密裏に駆除してしまうだろう。
実際、横浜市内でも、多くの野良猫が何ものかの手によって捕獲・駆除されて来た。今後、その危険はますます増大すると思った方が良い。
「地域猫」などという言葉では、野良猫の問題は解決しないと常々思っていた。
地域には野良猫の存在を認めない人たちの方がおそらく多いのだという事を、実際にエサやりし避妊活動をしていると実感する。
「地域」とは何を指すのだろう。誰がその野良猫たちに責任を負うのだろう?「地域」が責任を持つという事は、一体どういう事なのだろう?
今後、飼い猫を出入り自由にして飼う事や、たとえ不妊・去勢してエサやりを続けようと、外に居る猫はいつ何があってもおかしくない、毒を撒かれようと駆除目的でアライグマのついでに捕獲されてしまおうと仕方ないと思わなければならないのだろうか?
嫌な世界だと思う。人間の都合で他の生き物を駆除出来るという事が、人間に許されているとしたら。条令や法律によって、人間以外の生物の駆除が堂々と行える時代なのだとしたら。
ミミズやオケラやアメンボだけが「みんな生きて」いて「友達」じゃないだろう。カラスだってモグラだってハクビシンだってアライグマだって野良猫だって、みんなみんな生きているんだ。
「友達なんだ」とまでは言わないけれど。
今朝、カワムラさんを朝一番で病院へ連れて行く。
補液して貰い、一日様子を見る。以前のように補液しても直ぐには復活しない。じっと部屋の隅のシエスタで丸まって、身体の色んな器官を休ませているようだ。
ここで言う「復活」とは、食べられるようになるという意味だ。
衰えた腎臓や肝臓、胃腸や心肺機能は、元には戻らない。残された機能を、騙し騙し負担を掛け過ぎないように使って、上手く長持ちさせて行く作戦である。
今回も、帰宅してから1日、全く状態が上がらず。そんなにいつも奇跡など起こらないのかも知れない・・・と、諦めの心境も入る。
いつかは終わりが来るのだから。
でも、まだまだ一緒に居たいんだよ、カワムラさん。
きっとカワムラさんのこの状態の不安定さは、私達には解からない何かが、カワムラさんの中で働いているのだと思う。
神様とカワムラさんにしか解からない何かかが・・・
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