ルス
しっとりお姉ちゃん
Sep. 15, 2007 |
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2007年9月15日 土曜日
今日も暑い。
この季節になると、足に縞々模様の無い黒くて小さな蚊が一杯。
これに刺されると、いつまでも痛痒い。刺されないように気をつけてはいるが、それでも刺される。
しかし24時間外で暮らす野良猫たちなど、もっともっと蚊に刺されているのだ。
特に黒猫や黒白猫の黒い部分には、蚊が集まる。白っぽい毛の猫よりも、黒っぽい毛の猫の方が蚊を集める。かつて野良時代、ゴマには蚊がたくさんたかっていた。傍で見守るアカには、それほどではなかった。
黒い部分の多いトムは、耳や鼻筋などの毛の薄い部分を野良時代にボコボコに刺され、痒いから掻き毟るのだろう・・・すっかり脱毛して血が滲んでいた。
最初、疥癬かと思ったのだが違った。
今年の夏は蚊に刺されなくて良かったね・・・と言って頭を撫でるのだが(トムはその手をガブガブ噛むのだが)、毛根まで傷めたハゲの部分に、毛は生えて来ない。
野良の名残のハゲが痛々しくて、トムがますますいとおしい。この子を生きて保護出来た事は、過去の失敗を少しだけ取り戻せたようで、救われたのはトムじゃなく私なのだと改めて感じる。
ぶーちゃんの場合は、シラミとノミのアレルギーで好酸球ハゲがたくさんあった。
去勢した際に一通りの処置をした後は、見事にハゲも治ったが毛がどんどん伸びた。出会った頃は、ハゲだらけの短毛の茶白だったのだ。
この時も、外の生活は厳しいなあ・・・と再認識した。
疥癬野良カイルは、すっかり栄養状態が良くなったせいか、今年の夏も外で過ごしている割には、ピカピカに綺麗だ。
でもこの子も、出来る事なら家に入れてやりたい。もはや猫飼いとしては限界を越えていると解かっているけれど、手を掛けた子はみんなうちの子にしたい。
不妊去勢とエサやりだけでは本当は責任を果たし終えていないのだという事を、私達エサやり達は解かっているはずなのだ。それは本来、彼らにとって「あるべき姿」ではない。
その証拠に、猫は愛される事を知っている。例外はあるとしても、かなり警戒心が強い野良猫でも、何かをきっかけに突然甘えるようになる事が多い。
何かの呪いから解けたように・・・。
面倒を見た野良猫に大しては、責任があるのだ。
星の王子様も、星に残して来たバラの花への想いをそう語って、星に帰ったはずじゃないか・・・。
永久に続くジレンマ。
これが闘い。
自分の心との闘いはものすごくきつい。
他者との闘いなんかメじゃない。
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Sep. 15, 2007 |
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