猫雑記20100111

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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チャイ

ちょっぴり酔眼のボク

Jan. 11, 2010

2010年1月11日　月曜日

明け方の冷え込みはさほどではなかったのに、昼間は気温が上がらずに寒い。

寒い外に居なくて済むのは幸せな事だと思うのに、タマちゃんは今日も「あお～っ、あ～おっ」と大声でとぼけた顔して鳴いている。

いいよ、いいよ、今は解らないだろうけど、家猫になれた事はどれだけラッキーな事なのか、家の中のみんなも外のみんなも知っているんだからね。

どういう運命の悪戯なのか、野良猫として一生を終わる子と家猫になれる子とがいて、そこには私達人間の都合や自分ではコントロール出来ないタイミングの問題もあって、当の猫には振り回されるだけで迷惑かも知れないけれど・・・

それでも、寒さに凍える日々は辛いよね。

退屈だろうけど、暖房の効いたフカフカ毛布のある室内で、いつでも好きなだけ食べられて清潔に暮らせるメリットを享受して頂戴。

うちに縁があった事は確かなんだからね・・・タマちゃん。

今日は他にも野良猫絡みで色々と思う事が多い日だったのだけれど、書かないと言うか書けない。

どこまで真剣なのか解らない人達がいて、いい気なものだと改めて思う。

いいさ、私達夫婦は死ぬ気で頑張るから、貴女たちは余裕を持って生きて下さい。

さて、私も寝る時間を割いてでも楽しい時間も持つ日々だ。昨夜はＢＳハイビジョンで【ワールド・プレミアム・ライブ】を観た。

デヴィッド・ギルモアが、2006年にポーランドのグダニスクの造船所で行ったライブだ。

私がかつてピンク・フロイド全盛期に知っていたデイヴ・ギルモアは、真ん中分けの長髪の男だったのだけれど、すっかり白髪の恰幅の良いジイサンで、一瞬誰だか解らなかった。

だけどギターの音色には相変わらず魅了させられた。

それはミステリアスでもあり、時にすすり泣くようであり、時に重厚であり、宇宙空間へと誘い浮遊させられるような感覚に陥るところまで当時さながらであった。

ピンク・フロイド時代の名曲「SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND」も聴けた。魂が震えた。

ピンク・フロイドはいまだにいつも運転しながら聴いているけれど、ライブでここまでの再現性があるとは思わかった。大抵の場合、レコードやＣＤと比べたらライブの演奏は落ちる。プログレッシヴ・ロックの場合は特にその傾向が強い。

歌唱に関しては高音部に多少の老いを感じたものの、それでもずっと現役でやって来た人は違う。むしろ声には深みや滋味、そして重みが増して、凄く魅力的なボーカルを聴かせている。

歌ってもいまだ一流のロッカーだ。

デイヴ・ギルモア最高。作曲者としても、アレンジャーとしても、プロデューサーとしても、ギタリストとしても歌い手としても。

そのオリジナリティは、他のミュージシャンのプロデュースをしても歴然と解る個性だった。

かつて３０年以上も前に衝撃のデビューを飾ったケイト・ブッシュのアルバムにしても、予備知識なしに初めて聴いた時に「ピンクロフロイドっぽいな」と思ったら、果たしてデイヴ・ギルモアのプロデュースであった。

非常に独特なメロディー展開をするので、「デイヴ・ギルモアっぽさ」というものがあるのだ。

ライブが終わり、番組の最後に進行のクリス・ペプラーが言っていた。

自分が死ぬ時にはヘッドフォンで、ピンク・フロイドの「DARK SIDE OF THE MOON」を聴きながら・・・というのが希望だと。

同じ事を考えている人間はとても多いと思う。

テレビなんかで誰かに先に言われてしまってちょっと悔しいけれど、私だって３０年以上そう思って来たのだ。

但しアルバム「狂気　～DARK SIDE OF THE MOON～」の１枚にするか（アルバム全体でひとつになっている感が強いので１曲だけ分離して選ぶのは難しい）・・・

或いはアルバム「おせっかい　～MEDDLE～」から「ECHOS」１曲にするか・・・

それともアルバム「炎　～WISH YOU WERE HERE～」から「SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND」にするか・・・まだ決めかねている。

何にしても、自分でＢＧＭに流せるだけの余裕があればの話だ。

マーゴは、最低２時間おき、日に１２回という給餌を守らないと、やっぱりダメだ。胃が空になれば吐いてしまうし、一度に食べさせる量を増やしても胃に負担が掛かって吐いてしまう。

またしても時間に縛られた介護生活のスタートだ。

今回も頑張れるはず。眠いし疲れているけれど・・・アインとジーコの１時間おき２４回と比べたら楽なものだ。

可愛いマーゴの為だもの、悔いが少なくて済むよう頑張りたい。

チャイ

得意技はゴロゴロ

Jan. 11, 2010