猫雑記20100112

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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メラ

アタシのチャイ君よ

Jan. 12, 2010

2010年1月12日　火曜日

昼近くに雨が降り始め、その後ずっと降っている。

同じ関東でも、山間部では雪になったようだ。とても寒い。

チャイは我が家でも１～２を争う甘えん坊だ。

しかし１～２を争っている猫が一杯居る。

チャイ、ゴマ、ジャム、ガラ、リマ、マーゴ、そして亡きアインやカワムラさん・・・このあたりは大声で力一杯文句を言いながら甘え、いつも自分だけを見ろとか自分だけを抱けとか言っている、ウルトラ我が儘グループだ。

次のグループがフレア、ナム、ルス、トム、モア・・・このあたりは、文句には聞こえないけれど、やっぱり鳴いて力ずくで甘える。

やや控え目に見えるけれど、かなり自分勝手でマイペースな連中だ。猫集団の中では比較的孤独を好むくせに、人にはベタベタで独占欲も強い。

鳴き声は殆どあげないものの、いじらしい様子で甘えるのがイオ、ペリー、カイル。

機嫌よく撫でられて居るかと思えば、突然爪出しパンチしたり噛んだりする。きっと甘えているうちに気持ちよくなり過ぎて興奮してしまい、自分でもコントロール出来なくなるのだと私は解釈している。

みんなが寝ている時に一人だけ起きていて、ここぞとばかりに力一杯甘えるのがアンダ、テト、ペロ、そして亡きジーコだ。あまり声を出さずに、目をキラキラさせて真剣に甘える。

それぞれが新参者としての立場が長かったせいなのだろうか・・・決して先輩猫達に遠慮している訳ではないのだろうが、強いて言えば束の間の「一人っ子」状態を楽しんでいるような感じだ。

水のようなヨダレをポタポタ垂らしながら目を細めて撫でられていたジーコを思い出すと、どうしてそういう状況の時だけだったのか、今では良く解る。

多頭飼育だからこその楽しさ、思いやり、甘えあい、嫉妬し合いかけひきがあり、決してマイナス部分が多いとは思わないし、そうならないようにこそ飼い主も努力して付き合っているのだけれど、際限なく甘えたい気持ちや独占欲を満たすには、そりゃあ１匹だけで飼育されているに越した事は無い。

飼う側も飼われる側も、それぞれに複雑な思いの中でバランスをとって生きている。

ミュウはどうだったんだろう？

１匹で私と蜜月を過ごした唯一の猫。仔猫の時には床に下りる時間が殆ど無い位に、私の体の上で育ったと言える程に一体感をもって育った唯一の猫。

新参猫に対してはいつも面倒見良かったけれど、誰よりも私を独占したかったのも知っている。

いつも待たせてばかりだった。いつも黙って、深い瞳の色をさせてじっと私の様子を見ていた。

ミュウと再会出来た時には、真っ先に伝えなくちゃならない事がある。そして「お迎え」にも必ず来てくれると信じて、今は甘えたがりのみんなにも甘え方を知らないみんなにも精一杯の愛情を注いで頑張るよ。

ミュウがいてくれたから、今の幸せがあるのだから、ミュウの犠牲は絶対に無駄にしない。

チャイに話題を戻そう。

チャイは私にも甘えるが、メラにも甘える。メラもチャイに甘えるのだが、何しろ体がチャイの３倍近くあるので、仔猫をあやしているようにしか見えない。

毎日飽きずにこの二人はイチャイチャしているのだが、見ていると、どうもメラの方がチャイに惚れているようだ。

自分の弟であるビルやプティの事はあまり好きではないくせに、小柄なチャイにはぞっこんなのだ。

以前、チャイが他の子たちと一緒には食餌させられなかった頃、ケージに閉じ込めて食べさせていた。そして食べ終わると開放するのだが、待ちかねていたようにメラが飛んで行く。

嬉しそうに駆け寄り、正面からチャイに頭突きしたら、チャイは「ポーン」と見事に飛んでしまった。

その直後チャイはちょっと怒ったように威嚇したものの、そんな感情が長続きするはずが無い。何しろ懲りない茶白だもの。

私が単独では私に近づいて来る事は有り得ないのだが、チャイが私にベタベタしている時には、そのチャイにメラが近づいて頭突きしたりするようになった。

タムと１～２を争う臆病者のビルまでが、チャイに釣られて私の近くに来たのには驚いた。

チャイはみんなの人気者になっている。

流石、みーちゃんが我が家で唯一接近を許したオスだけの事はある。小さくて無邪気で可愛いだろうな、猫のメスから見ても・・・。

メラ

これからラブラブタイム

Jan. 12, 2010