猫雑記20100606

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペロ

窓の外にねえ・・・

Jun. 6, 2010

2010年6月6日　日曜日

相変わらずカラッとした爽やかなお天気が続いている。

陽射しもかなり強くなり、外に出かけるのに日傘を持参し始めた。

膠原病患者としては、本当は紫外線を浴びない為にＵＶカット素材の長袖・長ズボン、出来れば手袋をはめ、ちゃんと日焼け止めを塗り化粧もすれば尚よし、意外と弱い目を守る為にはサングラス、つばの広い帽子を被る事を勧められているのだけど、面倒臭いし暑苦しい。

夏場の手袋って、手がやけにジンジンと締め付けられる感じがして、とてもしていられない。

手袋で思い出したが、北海道室蘭の友人が以前、手袋は「履く」のだと言っていた。それとも「穿く」かな？

兎に角、靴下を「はく」のと同じ表現で、手袋も「はく」のだと・・・。関東では手袋は「はめる」と言う筈だが、最近手袋などはめた事も、話題にした事も無いので、よく解らない。

私の日傘歴は長く、大学生の頃から愛用していた。当時、「ごきげんよう」のお嬢様の同級生たちの間で、日傘が流行していたのだ。

当時はハマトラなどのトラッド全盛期・・・しかし私の同級生の多くは、楚々として質素な感じの、昭和初期の女子学生のようなファッションが普通だった。

目立たない色とデザインの、しかし上質なのが解るブラウスと、これまた特徴の無い普通のフレアスカートや巻きスカート、化粧気は無くて、パーマもかけていない髪、お家は名家である事が多く、言葉遣いも綺麗だった。

彼女たちが日傘をさして、自宅から通学していた。

私は地方出身なのでアパートでの一人暮らし。

格好はジーンズにトレーナーやＴシャツ、靴はバスケットシューズ、ひっつめ髪にスッピン・・・つまり今とほぼ同じスタイルだった訳だ。

だからお嬢様っぽくレトロな感じの日傘は似合わなかったのだが、どうしても日傘をさして通学したかった。

それである日、スカートを穿く事にしたのだった。

夏物衣料は高くないから、ロングのフレアスカートや女学生らしいワンピースなどを仕入れて、中華街で買った500円の買い物カゴに教科書や辞書を入れ、柄の部分が籐のちょっとお洒落で小ぶりな日傘をさして、少しおしとやかに歩くようにした。

だから何だと言われれば困るのだが、若い頃の私は黙っていれば意外と清楚な感じで、日傘も似合っていたと思うのだが証人がいないので弱ったな。

つまり何が言いたいか言うと、実用ではなくて、当時はオバアサンでもない限り日傘などさす人はいない時代であり、すっかり世の中から忘れ去られていた日傘を若い女学生がさすのが、全く流行を無視したレトロ感覚で、エセお嬢様としては得意だった訳だ。

今では黙っていてもおとなしそうには見えないだろうし、スカスカして落ち着かないのでスカートを穿く気にもならない。日傘も、ただオバサン臭いアイテムに見えるだけだろう。

実用のみでジーンズにＴシャツで日傘・・・似合わない。

ま、いいさ。誰も他人の事なんか気にして見ちゃ居ないのだ。

メキシコのソンブレロでもかぶっていたら、ちょっとは人目を引くかも知れないけれど。

神戸のムツコが保護した５にゃんは、一杯ミルクを飲んですくすくと成長しているようだ。

流石きょうだい・・・色は違えど横顔がそっくりだね。

ま、どんな赤ちゃん猫もこんな感じだよね。

里親募集はまだこれからですが、今から予約しておきたい方は、是非私にメール下さい。仲介させて戴きますので。

人口授乳で育てた仔猫は、また格別に甘えん坊で可愛いですよ。

我が家の窓の外には、ヤモリの「モーリス」の子供と思しき赤ちゃんヤモリが出現。

身体は大きくなっても性格は赤ちゃんのままのペロが、じっとそれをみつめている。

神妙な顔をして、何を思っている事やら。

ペロ

赤ちゃんヤモリ
いるんだよ

Jun. 6, 2010