猫雑記20101017

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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テト

ボクも仔猫の頃・・・

Oct. 17, 2010

2010年10月17日　日曜日

朝の９時から町会で公園の草むしりだった。

陽にあたれないから私はパスさせて戴く。

但し家の周りの路地が雑草だらけでは恥ずかしいので、薄暗いうちに路地だけ草を毟っておいた。勿論、蚊取り線香をガンガンに焚いて。

後は庭の枯葉や雑草を、もう少し寒くなってから一気に掃除しよう。

スズメバチが飛来しなくなってから。

そして公園の桜の葉がすっかり落ちて、これ以上は庭に落ちて来ない状態になってから。

今は庭に落ちた熟した葡萄の実を、アライさん（アライグマ）が食べに来ているようだ。

それはそれでよしとしよう。

食べて綺麗にしてくれるなら助かるし、アライグマが居るからといって通報して捕殺させるなんて・・・私にはとても出来ない。

冬眠が近づいているクマが全国各地で施設や学校に入り込んでは射殺されているニュースを見るにつけ、堪らない気持ちになる。

仰向けにされて口をぽっかり開けているクマの死体を、カメラマンはどんな気持ちで撮影し放映しているのだろう。

そんな惨い様子を見なければ済むという考えはずるいだろうけど、射殺した挙句に乱暴に扱われて晒し者にされている様子を見るのは辛い。

せめてもう少しクマの命の尊厳も大事にしてやって欲しい。

死体をぞんざいに扱わないでやって欲しい。

マーゴの血糖値は、今日は比較的下がってきていた。500以上あったものが、今夜は198だった。

インスリンの量がうまく合ったようだ。

但し測定しているのはいつも空腹時血糖なので、食後血糖値は上がってしまうのかも知れない。

今後も油断は出来ない。

そして腫瘍の治療をいつ再開するか・・・そのタイミングも検討しなければいけない。

毎日２回ずつの注射と投薬・・・マーゴだから出来るものの、他の子たちでは到底やらせないだろう。毎回死に物狂いで捕まえて、押さえつけて投薬するのは、猫にも私達にも物凄いストレスが掛かるのは目に見えている。

ジャムは洋服を脱がせてからは、今日もウンコもオシッコもした。

でもやっぱり下の届く範囲をしつこく舐めている。

このままではは一生ハゲ猫だ。

舐め始めたら少しでも気を逸らそうとして色々と努力してみるが、目を離した隙にもう舐めている。

血が出る程ではないけれど、綺麗だったツヤツヤでフカフカの厚い毛はすっかりハゲてしまっている。情けない事に、全身の三分の一はハゲだ。

アドバイスして下さる方もいて、今度はオーダーメイドで、長袖・長ズボン付きのカバーオールを注文してみる事にした。

これでダメならば本当に諦めるしかない。

もう一度だけ、ジャムちゃん、可能性に賭けさせてね。

洋服を着る事自体がストレスになっている事も事実なのだから、着せずに済むに越した事は無い。

だけど、ジャストフィットして身体に馴染んで動きが疎外されなければ・・・少しだけ希望を持って、もう一度チャレンジしてみようよ。

ジャムの不満や不安が少しでも解消されるよう、私も努力するからさ。

仔猫の時、門脈シャントと言われて処方食でないといけなかったテトは、コクシもカンピロもいて、１ヶ月ほどケージ暮らしをさせた。

その時、自分の前足の毛を毟ってしまった。真菌も検出されず、ノミも疥癬シラミも居なかった。

晴れてケージから開放してやるとそんな自傷行為はピタリと治まり、綺麗に毛が生えてその後一度も繰り返していない。

ストレスが与える影響はバカに出来ない。

特に言葉を発しない（発しているのだろうが）動物たちのストレスは、早くに気付いて受け止め、解消してやるように努力しないといけない。

だけどサビ猫の複雑な心理に対応するには、本当に24時間きっちり向き合う位の覚悟が要るのだ。とても片手間では出気ない。

今回もその事を改めて思い知った。

二人とも会社勤めの頃があったのだから、そのままで到底今の頭数なんかケア出来なかっただろう。

今二人で取り組んでいても、もはや手一杯・・・猫たちは私達の膝や手を求めて、いつも不満と自己主張の声を上げているのだ。

たまには猫の居ないところで、のんびりご飯が食べたいような・・・それでは寂しいような・・・。

テト

自分で毛を毟ったよ

Oct. 17, 2010