ガラ
後足カリカリッと
Jun. 16, 2011 |
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2011年6月16日 木曜日
ガラが夏毛になって来ている。
夏になると、顔の周囲の毛が短くなるのだ。
身体の毛は長いままで、あまり絡みもしない。
ブラッシング要らずと言っても良い。
他の長毛組も、テトやレンも顔の周辺だけ短くなり、ペロは相変わらず全身の毛が長い。
長いお尻の毛にウンコをぶら下げてトイレから出て来る事もあるので、要注意だ。
ぶーちゃんは全体の毛の量が多くて密度が高いせいか、暫く手を掛けないで居ると直ぐに毛玉だらけになってしまう。
だけど何かされる気配を感じるや、ドカドカと走って箪笥の上に上がってしまうから、そうなるともう何も出来ない。
ちょっとの間だけで良いから、催眠術に掛かってくれると良いのに。
それにしてもガラはスリスリが大好きで、シエスタにスリスリしている様子を見ていると、可愛くて可愛くて、私が母猫だったら全身舐め回している事だろう。
舐める事は躊躇われるから、手の平で撫でる。
撫でるのを止めると、止めるなと言うようにパンチが飛んで来る。
そして良い匂いがするガラ。
檜ののような、木の匂いだ。
ジャムも小さい頃、そんな匂いがした。
どこから出る匂いなんだろう。
母の四十九日が済んだ6月12日の翌朝、つまり私の誕生日ね・・・妹の会社の会長が亡くなった。
社葬になるので大変だと言っていたのだが、私の想像以上に大変らしい。
先ず、葬祭場で執り行う事をせず、通夜も葬儀も全て会社の社屋内で行うというのだ。
社員を総動員して。
弔問客は、予定しているだけで千人を超えるそうだ。
駐車場の手配と、そこから会場までのピストン輸送、それだけでもどんなにか大変だろうと想像がつく。
会社内にそれだけの弔問客を受け入れて葬儀を行えるような大きな会議室というのかホールがあるのも凄いけど、椅子を並べたりするのも社員という事になる。
通夜の金曜日は午後3時まで仕事をし、6時からの通夜を全社員で執り行い、その後「通夜ぶるまい」が終了するまで残るらしい。
土曜日の葬儀当日は、葬儀後の火葬場まで社員も全員行くように社長命令が出ているとの事だ。
何とまあ・・・社員の私物化にも思えるけれど、こんなものなのだろうか、一般的に。
こうちゃんに話したら「ナニ様だ?」と言っていた。
亡くなった当日は、仕事が終わった後、決して近くない会長の自宅までお線香を上げに行った(行かざるを得ないんだろうな)らしい。
週明け早々お疲れ様だったね。
妹の仕事は総務ではないのに、色んな手配や関連業務(葬儀も業務というのかな?)が殆ど全て妹に社長からダイレクトに命令されるらしい。
古株だから仕方ないのだろう。
そしてそれこそが業務ではない証だろうね。
心配なのは、兎に角妹の体調だけだ。
母が死んでからずっと、息をつく間も無かった妹。
そこに至るまでにも疲れきっていて、それでも気を張ってやっと四十九日を終えて、少しだけ肩の荷が下りたと思った矢先に、どうしてこんなタイミングでこんな事が起きるんだろう。
いまどき葬儀は斎場でやって欲しいよ、そこの会社には無関係だけど、妹の身体が心配な姉としては。
案の定、妹は昨日血尿が出たと言う。
鮮血で3度も。
私が3億円持っていたら、妹に「1億5千万円あげるから会社なんか辞めて休養しなさい」と言えるのに。
だけど仕事はお金の為だけじゃない。
自分と社会との関わりがどうあるべきかという問題でもある。
サラリーマンの娘で尚且つ自身もサラリーマンが長い身の悲しさ・・・仕事は自ずと自分の価値を見出している場でもある。
だから仮にお金が一杯あったとしても、働かないではいられないだろう。
貧乏性だしなあ・・・。
でも、血尿が出た時くらいは休ませたい。
妹はC型肝炎のキャリアで、インターフェロン治療をしたばかりなんだぞ。
そして母親が死んで、喪主で連日大変な働きをした直後のみならず、自宅と実家を毎日行き来しては弔問客を迎え入れ、遺品の片付けをして疲れきっているんだぞ。
仕事ならいざ知らず、幾ら創業者とは言え会長の葬儀に、そこまで全社員を駆り出してやらせるなんて。
さっき妹から途中経過を知らせるメールが来た。
生花は現時点(通夜の前日の時点)で200基。
弔電が少しずつ届いていたけど、いまも110件まとめて届いたよ。
まだまだあるけど郵便局に台紙が足りなくなって、他の郵便局から集めて明日配達するって。
それも1万円のブリザーブド弔電から、漆塗りのやら刺繍のやら、押し花は一番安く見える。
明日の香典の受付はどうなるんだろう。 |
うへ〜、凄いね。
私はそれほどの大会社に勤めた経験はないし、社長の親族のご逝去にも遭った事が無いので、そんな大きな葬儀など想像もつかない。
そう言えば、一度だけ同僚の男子社員の母親が死んだ時、通夜の受付をした事があったっけ。
今思い出した。
埼玉の外れにある田舎町で、蒸し暑い真夏の夜。
外の受付テントで蚊に刺されながら、通夜の弔問客の受け付けをした。
今にして思うと、どうして同僚が受け付けなんか手伝ったんだろう?と思うけれど、あの時はどういう訳か、そういう成り行だったんだよな。
それとも私が世間を知らないだけで、そういうものなのか、普通?
今回、母の死の当日から四十九日までずっと無理を続けていた妹には、出来るだけ休ませたい。
だけどそうもいかないのが、宮仕えの辛さだろう。
具合が悪いというのに、本当に大丈夫なんだろうか。
私はきっと、妹には過保護にしてやりたいのだ。
と言っても、むしろ妹には父や母の事ではずっと世話を掛けてばかりだし、仕事に於ける妹のキャリアを考えても私よりずっとしっかりしているだろうに、それでも姉というのは不思議なもので、小さい妹を世間の敵から守らなくちゃ・・・という想いが死ぬまでずっとあるらしい。
ちゃんちゃらおかしいよね、このダメ姉が。
そして妹は私より10センチ近くも大きいというのに。
それに無理をしなけりゃ、勤めなんか続けられない事は私も良く知っている。
具合が悪くても休めない事くらい幾らでもあるよね。
それでも妹が無茶を続けて死んでしまったりしたら・・・とつい考えてしまう。
ネガティヴな方向に考えてはいけない事くらい解っている。
だけど楽観視している時に、母のように突然死んでしまう事だってある。
今、その恐怖から抜け出せないせいだろう、きっと。
妹から電話が無いと、一人で死んでいたらどうしよう・・・と、そればかり考えてしまう。
妹の声色で「振り込め詐欺」の電話があったりしたら、きっとろくに確認も取らずにに振り込みしてしまうだろう。
但し、そんな金があれば・・・の話だけど。
それに、きっと「アタシって誰よ?」くらいは言うだろうけど、そこを通過出来る程に調査してある詐欺だった場合には、騙されてしまうかも知れない。
後で知った妹は、きっとプリプリ怒るに違いない。
「アタシがそんな、会社の金を使い込んだり不詳事をしでかすと思ってるん?」
そう言う妹の声が聞こえて来そうだ。
ごめん、ごめん、思ってないよ。
だからどうか交通事故に気を付けて、疲れを溜め過ぎないようにして、私より少しだけでも良いから長生きして下さい。
お姉ちゃんも頑張って長生きしますからね。 |
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ガラ
ほっぺスリスリッと
Jun. 16, 2011 |
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ガラ
頭ゴリゴリッと
Jun. 16, 2011 |
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ガラ
ふぅ〜っ
Jun. 16, 2011 |
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