ナム
外は冬だね〜
Dec. 23, 2011 |
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2011年12月23日 金曜日
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庭から温泉か出ないものか・・・小判でもいいぞ |
今日も寒い。
寒くて一瞬たりとも暖房が切れない。
天気予報では「晴れ」だったのに、ちっとも晴れやしない。
2階は狭いのだから、みんな仲良く寄っちゃかばって団子になっていれば良いものを、そういう事はしてくれない。
てんでんばらばらに寝ているから、全員に暖かさが行き渡るようにするには、エアコンとオイルヒーターとファンヒーターを全部つけていなければならない。
せめて同じ部屋に居てくれたら、ファンヒーターだけでも切れるのに。
3匹しかいないというのに、どうして2階の猫たちは仲良く出来ないんだろう。
1階は広いし、そもそも地面に近いせいか寒いし、しかも猫部屋の数も多いので、これはもう仕方ない。
あるったけの暖房設備をフル稼働させている。
当然、電気代もガス代も跳ね上がり。
恐ろしくて数字は書けないけれど、暖房は冷房よりもずっと電気が掛るので(当然、電気料金も掛るという事なんだ)、いつも冬は少しだけ家計が赤字になる。
春と秋に、頑張って出した余剰を貯めておき、それを注ぎ込んで冬を凌ぐ。
一度貯めたものを出すのは辛い。
出すのはウンコだけで充分だ。
そして毎年、懲りずにぼやく。
敷地内に温泉が湧き出ていたら良かったのに・・・そしたら天然の湯で床暖房するのに・・・と。
でも、そういう地域って、火山活動が活発で危険も伴うみたいだな。
何事も「いいとこどり」だけは出来ないって事かな。
それでは小判でも出て来ないものか。
「ここ掘れ、ワンワン」
猫より鼻の効く犬を飼わなければダメかな。
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私が有袋類だったら良かったんだけどねえ |
ウンコと言えば、ゴマのウンコが3日ぶりでやっと出た。
今朝まだ出なかったら病院に連れて行くしかないかと話していたら、明け方に大きなのが出た。
お陰で食欲も出たようで、昨日までは殆ど舐める程度にしか食べられなかったものが、今朝は勢いが良かった。
老猫の場合し特に、出すべきものが出ないと食べられない事が多い。
カワムラさんも同じだったね。
今、ゴマは私のフリースの上着の中で寝ている。
私がPCに向かえば必ず「はいはい、抱っこさせてあげますよ〜」とばかりにやって来る。
そうしてゴロゴロ言いながらも熟睡モードに入ってしまうので、私はゴマを落とさないようにしているのは大変なんだ。
晩年のアインと同じだね。
それでカンガルーのお腹の袋を思い出した。
大きめの男物のフリースを着込んで、前のジッパーを半分開けて、ゴマをそこに入れる。
ゴマの身体の下には、フリースを少し丸めこんで敷かせておくと、しっかりとホールド出来る。
そのまま手で支えなくても仕事が出来るし、ゴマも暖かくて居心地が良いのかぐっすり寝ている。
但し、目が覚めてそこから突然飛び出すと、パリパリと静電気が起きてお互いに痛い。
どうしてああ突発的に飛び出すんだろうなあ・・・
悪夢でも見たのかな。
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お祖父ちゃんの思い出 |
死んだお祖父ちゃんは、どうしてあんなに穏やかだったんだろう。
父方の、生まれた時から実家に3世代同居していた祖父の話。
他人に対して嫌な事は言わない。
いつも機嫌よくしている。
講釈も垂れないし、説教もしない。
誰と一緒に居ても、静かに煙草をふかしながら座っている姿しか思い出せない。
気前の良い人で、お茶飲みに来る年寄りたちにお小遣いをあげていた。
勿論、私達孫だってお小遣いは貰ったんだと思うけど、あまり覚えていない。
一番思い出に残っているのはお年玉だ。
お祖父ちゃんの方が年明けまで待てず、大晦日の夜には「お年玉はどれだけ欲しい?千両か?二千両か?」と毎年同じ事を聞く。
私はすかさず「二千両!」と答える。
「三千両」とは言わないところが奥床しいな、子供だった私。
そして時代を感じるな、2千円というお年玉の額に。
まだ五百円札が発行されていて、お年玉袋の中にも大きな顔をして入っていた時代。
お祖父ちゃんのお年玉の額が一番大きかったんだ、確か。
お祭りの日には、まだ明るいうちから「お祭りに行くか?」とお祖父ちゃんが言い、私達姉妹と母と4人で出掛ける。
まだ夜店も出ていないし、山車の上で祭り太鼓の稽古をのんびりした調子でしている夏の夕方。
私達は寿司屋に入り、お祖父ちゃんのおごりで一杯食べる。
妹なんかカッパ巻きとかイカくらいしか食べないけれど、子供の頃から私は高いネタが好きだった。
外食なんて滅多にしないから、ちょっと嬉しかったな。
平日の昼間は、母と祖父の二人きりだ。
母が朝ご飯の後片付けを済ませて洗濯をしていると、お祖父ちゃんが洗濯場にやって来て母に言うんだそうな。
「昼はいなり寿司が食いてえなあ」とか「昼は天麩羅にしねえか」とか・・・。
「おじいちゃん、今、朝ご飯食べたばっかりじゃないですか」と母は半ば呆れて言ったらしいが、こんな程度の要求だったら他愛もない事だ。
きっと食べる事は、何よりも楽しみだったんだろうな。
母は料理マメだったし、お祖父ちゃん用に特別に料理していたから、お祖父ちゃんもいつも「ああ、美味かった」と毎回言っていた。
スプーンを置いて「ああ美味かった」と言うから「おじいちゃん、もうおしまいですか?」と母が下げようとすると、「まだ食ってるんだ」と言う。
それならば「美味かった」じゃなくて「美味い」でしょう・・・と突っ込む。
そんな程度のバカバカしいやりとりが、毎日のように繰り返された。
きっと母の料理は、お祖父ちゃんにとって余程美味しかったのか、それともお祖父ちゃんはそういう風に褒める事の出来る思いやりのある老人だったんだろうな。
食べ物の事では好き嫌いを言うなという程度で全く口の肥えた人ではなく、しかも無口でご馳走さまも美味しかったも言わない父とは違い、お祖父ちゃんは食道楽の食いしん坊だった。
私は食いしん坊の祖父と、大食らいの祖母の血を確かに受け継いでいるんだな。
気前が良かったから良いお祖父ちゃんだったという訳じゃない。
若い頃は知らないけれど、歳をとってからは若い者たちに偉そうな事も言わず、いつも平らな心で穏やかに、機嫌良くしていた事を思い出すと、そうでない年寄りが身近にいて苦しめられただけに、いいお祖父ちゃんだったんだなあ・・・と気づいた次第だ。
誰かと誰かを比べる事はナンセンスなんだけどね。
嫁の立場であった母も、「いいおじいちゃんだったよ、嫌な事は言わないし」と言っていたっけ。
良いお祖父ちゃんだった、本当に。
また会いたい。
父と母とは勿論だけど、祖父とも祖母とも会いたい。
もう一度みんなで家族として暮らしたいよ。
母が中心になって営まれていた、暖かく明るいあの家で。
郷愁だね、初老の人間の。
さあさあ、私は猫たちの為に明るくて暖かい家を作り、維持するんだ。
掃除、掃除、洗濯、洗濯。
そして暖房費とご飯大を稼ぐんだぞ、私。 |
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ナム
この横顔・・・
Dec. 23, 2011 |
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ナム
プティ君じゃないよ
Dec. 23, 2011 |
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ナム
ナムちゃんだよ〜
Dec. 23, 2011 |
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お気に入りの食器とバイヤー |
先日、日記の中でご披露した虫と花模様のお皿に関して何人かの方からお問い合わせを戴きましたので、入手先をご案内致します。(因みに、これはアフィリエイトではありません)
このブランドの明るい色彩の食器の数々は、食卓を明るくしてくれて心楽しく、冬でも夏でも似合うと思います。
歳をとって来ると、明るいものが欲しくなるんでしょうか。今一番のお気に入りです。
南欧風のイメージのあるブランドですが、実はアメリカのブランドです。
でもブランドと言っても全く高価ではありません。お手頃価格で丈夫で、普段使いには最適、それでいておシャレです。
ご興味を持たれた方は、下の画像をクリックして製品の詳細ページをご確認下さい。
私が購入の為にお世話になっているバイヤーさんの出品ページへと飛びます。
Watercolor Petals
★ディナープレート★2枚set |
With A Twist Teacup
◆おしゃれマグ◆選べる2個set |
Script & Posy
◆サラダプレート◆3枚set |
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在庫切れの場合は、指名リクエストしておけば直ぐに対応してくれます。私も現在、右端のサラダプレートをリクエスト中です。
これは個人バイヤーの方から購入するシステムなのですが、とても素敵なバイヤー(Tokyo Marche)さんと巡り合えた事が先ず私にとってはラッキーでした。
誠実で迅速な対応、センスの良い心のこもったラッピング、品格があり優しくて気持ちの良いメッセージ・・・
ダントツでお気に入りのバイヤーさんなんです。
購入やリクエストには会員登録が必要ですが、別に難しくも危険でもありません。
個人バイヤーさんからの購入と言っても商品到着後の決定システムですし、保証もついているので安心ですよ。
☆★お皿やカップの画像が美しいので、暫くこのまま固定してご案内を続けさせて戴きます★☆ |
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