ナム
ふふん
Apr. 11, 2012 |
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2012年4月11日 水曜日
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植物も猫も過保護は良くないのか?んな事言ったってセーブは出来ない |
小雨が降ったり止んだり・・・風が強くて、桜の花びらが辺りの空間のどこをも舞っている。
庭にも大量に花びらが降り積もっていく。
我が家の公園に面した庭は、人工芝だから掃除がし難い。
どうして人工芝何かにしてしまったのだろう。
これ、疑問文じゃなくて感嘆文ね、念の為。
それでも丁寧に掃けば何とか掃き除けるけれど、モミの木の細かい葉の間にも一杯入り込んでいる薄い花びらはとても取り除ききれない。
放置しておくと、やがてそのまま朽ちて行く。
いずれそれは茶色いゴミとなって、ベタベタしたヤニの出るモミ木にへばりつき、雨が降ろうと風が吹こうとしぶとく留まる。
葉に付いた枯葉やゴミは光合成を妨げやしないのだろうか。
するよね、間違いなく。
それでも構わず放っておけば良いのか、マメに取り除いてやった方が良いのか、モミの木の、いや園芸全般の初心者には解らない。
もっと大木ならばどのみち手が届かず取ってやれはしないのだから、放置するしかないのかな。
ビギナーの陥り易いミスとして、「構い過ぎ」という事がある。
どこにマメに手を掛け、どこを放っておいてやれば良いのか、そこの加減が経験不足で解らない。
もう少し試行錯誤して失敗を繰り返さないと、本当の知識として身につかないのだろう。
これは園芸に限らない事だ。
猫に対してだってそうだったじゃないか。
今だってまだ五里霧中、暗中模索で右往左往しているのだ。
何十匹と関わろうと、その個体での経験は初めての事。
いつだって試行錯誤して、ダメだった遣り方を消去法で排除する。
でも、ダメだったはずの遣り方が偶然復活する事だってある。
身体や心のコンディションも変化して行く生きものを、そして感受性豊かな心ある生きものを相手にしていると、事はそんなに簡単じゃない。
ともすると過信して傲慢な飼い主となり得る飼い主がその事をよくよく思い知る為に、次々と試練を与えてくれる神様がいらっしゃるようだ。
有り難うございます、神様。
もう少しだけお手柔かに、ペースダウンして戴けるともっと有り難いのですが。
後悔したくないから、そしてそうする事が喜びでもあるから・・・と自己弁護しながら、私は猫に構い過ぎる。
過保護にされ過ぎた猫たちは底なしに我儘になり、要求の多い、どこまでしても決して満足せずに求め続ける猫へと造り上げられて行く。
甘やかされるのが、可愛がられるのが猫の望みだったとしても、足るを知らないと言う事は不幸だと言えなくもない。
ジャムがその最高のサンプルだ。
同じく仔猫から育てたミュウ・アイン・ジーコの場合は、私はまだ企業に勤めており、留守にしている時間が長かった。
それこそ猫可愛がりに可愛がって育てたけれど、今のように24時間ずっと一緒・・・という訳には行かなかった。
それが結果として良かったのか、それとも彼らの性格が良かったのか、
だけどジャムが来た頃にはこうちゃんが私より先に脱サラして在宅していたので、子猫の時から一日中べったり密着して育ててしまった。
ジャムが我儘なのはこうちゃんのせいだな、きっと。
同様に仔猫でうちに来た他の子たちの場合は、既に頭数が多かったし、ルスとリマなどは寝る時こそ私が一緒だけど、昼間はカワムラさんに子守りをお願いしていた。
猫は猫が育てた方が良い子になるのだろうか。
いやいや、ルスは聞き分けの良い子に育ったが、リマはジャムだものな。
大声で要求し続け、それでも抱いてやらないと(意地悪で無視しているんじゃない、私も他に優先してやらなければならない事が色々とあるのだ)、6キロの巨体で立っている私の肩までよじ登って来て「勝手に抱っこ」されてしまう。
そして首に両手を回し、決して降りようとしない。
無理矢理下ろそうとすれば、爪を立てて大声で抗議する。
カワムラさんでも子育てを失敗するのかな。
大声で抗議したいのは私の方だよ、リマちゃん。
五十肩と腱鞘炎で、アンタみたいな重たい女の子を抱くのは大変なんだよ。
しかし重たいと言っても、ジャムはリマより更に2キロ近く重たいのだ。
そのジャムが、仔猫のつもりになって、寝ている私の胸の上にドカドカ無邪気に乗って来る。
そして決して降りない。
無理に降ろそうとすれば、大声で抗議するのだ。
どうしてこうも、ジャムもリマもガラも文句が多いのかな。
ナムだって実は文句が多い、要求の多い、満たされる事を知らないお姫様だ。
なんだ、女の子ばっかりじゃないか、我儘なのは。
ジャムが私の胸の上で寛いで、可愛いぶって(実際、可愛いのだが)寝返りなんか打つと、私の身体の幅では支えきれなくて落ちそうになる。
それを私が手で支えてやる。
支えて貰えないとは夢にも思わないらしく、落ちる事を想定しないで無理な寝返りを打つ。
ここが過保護たる所以だ。
滑り落ちてしまえば、ジャムだって懲りて寝返りはそんなに乱暴にしてはいけないとか、人の身体の上での寛ぎ加減を覚えるのかも知れないのに、たった1度であっても、身体の上からベッドまでの僅か15センチ程すら落としたくないのだ。
どうしてなんだろう、この過保護は。
だからジャムがどんなに悪い子でも、悪いのはジャムじゃない、私達なんだ。
ジャムは無防備な体勢のまま寝てしまうが、寝るはずだった私はジャムが滑り落ちないように手の平でそっと支えているので眠れない。
腕がぷるぷるしてくる。
ジャムが乗っていなけい時にはゴマが乗りに来る。
どちらも別の場所で眠りこんでいれば、アンちゃんが乗る。
私は親切な猫ベッドだ。
私がベッドに寝るのは、猫を乗せて眠らせる為か。(そうだよ)
いいよ、いいよ、こういう路線なんだから、我が家は。
猫か私達か、どちらかが死ぬまでは、これで行くしかないよ、もう。
誰のせいかって、自分のせいなんだから。
そして夜には雨が本降りになる。
桜はどれくらい散っただろう。
気が揉める。
だけど散らない桜は無いのだ。
そして来年また、花の咲くのを心待ちにする、その繰り返しをしているうちに一生なんてあっと言う間に過ぎるんだな。 |
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ナム
撮ってもよろしくてよ
Apr. 11, 2012 |
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いいぞ、スナップエンドウ |
花が一杯咲いた。
花が咲いたという事は、実が生るね。
無事に収穫出来たら、大事に食べるんだ。
それにしてもこの豆・・・あっと言う間にニョロニョロと伸びて、支柱が足りなくなって来た。
お互いに巻き付き合って、こんがらがってしまったじゃないか。
もっと早くから支柱を立ててやらなければいけなかったんだな。
これも失敗してみないと解らない事だ。
【ジャックと豆の木】という物語があったが、なるほど天まで届きそうな勢いで伸びるんだな、豆って。 |
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スナップエンドウの花
Apr. 11, 2012 |
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スナップエンドウの花
Apr. 11, 2012 |
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スナップエンドウの花
Apr. 11, 2012 |
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