ナム
アタシもSOSだったのよね~
Sep. 20, 2012 |
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2012年9月20日 木曜日 |
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忙しさを口実にして、料理を疎かにしてはいけない。
今日、しみじみそう思った。
明美さんの日記を読んでいると、超多忙な日々でも、大学生になった息子のリュウちゃんの朝ご飯からお弁当(2食分?)を欠かさず作っていて、その内容の素晴らしさに頭をガーンと殴られた。
素晴らしさというのは、栄養バランスと、直ぐに痩せてしまうリュウちゃんに如何にカロリーを摂らせようかという事に腐心しつつ、尚且つ美味しそうで、素材に至るまで全てお手製という素晴らしさだ。
写真も無い日記で、あそこまで人の味覚を虜にするだろうか、普通。
出来る事なら明美さんの子供になって一生嫁にも行かず、あの天井が高くて異国に居るような錯覚をするマンションで暮らしたい。
が、しかし、それはいかにも現実味が無いし厚かましいから、仕方ない、私はこの日吉の古い家で猫たちと夫と共に生き、明美さんを見習って、食べたい物は自分で作るしかない。
そもそも明美さんの「ご飯」を食べたのは、私が初めて世に猫たちの「SOS」を問うた時だった。
新座からレスキューして来た多頭崩壊の猫たちの預かりを申し出てくれた一人が明美さんだった。
結果的には預かりというだけでなく里親さんにもなってくれたのだが、朝から出発して猫を渡して貰えるまで何時間も雪の積もった道路で待ち続け、やっと猫を乗せて岐路についたらもう夕方だった。
そして渋滞する道をひた走り、途中、川崎の預かりさん宅に2匹預け、そこからまた第一京浜をどんどん下って行って、こことは全然雰囲気の違う「真正ヨコハマ」にある明美さんのマンションに着いたら、夜中近かった。
明美さんは、私達がお腹を空かせているだろうと、夜食を用意していてくれた。
そうだった、昼はもう一人、車を出してくれた人と待ち合わせて、現場近くの食堂に入ってかつ丼を食べたのだが、それっきり食事して居なかったのだ。
この食欲だけで生き延びて来たような私が。
一人分ずつ塗りのお盆に乗せられた黒米のおにぎりにお手製のじゃこのふりかけ、そのまま食べられるよう皮を剥いてあるグレープフルーツ、丁寧に淹れたほうじ茶などを、文字通りあっと言う間にお腹に納めてしまったが、その美味しさはいつまでも記憶と舌に刻まれてしまった。
大雪の翌日の事で、寒い夜だった。
美味しくて温かくて、ホッとして一気に偏頭痛が出そうな位に安心した。
あれっ?
この美味しさ、何が違うのだろう?
「愛情」とか言わないで。
もちろん愛情深い明美さんではあるけれど、それだけでは、ここまで違う食べ物にはならないだろう。
だって、私だってそこそこ料理の腕自慢だし、私の料理を食べる相手・・・夫と私の事だが・・・に対する愛情も持っている。
なのに明美さんの料理とは、何かが決定的に違っていた。
今は、それが何であるのか、解るような気がする。
明美さんの料理は、先ず、「お母さん」の料理だ。
私の料理は、敢えて言うなら、肉体労働者の為の飯、大衆食堂の定食、運動部の合宿所のご飯だった。
勿論、それでも美味しい。
何たって食いしん坊で、味の違いは解るし、再現性の高い舌と腕なのだ。
だけど、ほんのりと心に伝わる滋味のようなものが決定的に欠けている。
味付けも濃過ぎるかも知れない。
白いご飯をガバガバ食べたいものだから、おかずの味付けは総じて濃い。
おかずは1品を大鉢にドーン。
胃腸が弱く、好き嫌いの多かった前夫は、それを見るだけで食欲が失せると言っていたっけ。
まあ良い、それは。
明美さんの料理には、品性がある。
引き算をして、削ぎ落とした、簡潔で的確な味付けがある。
足し算をして行く私の料理と違うのは、そこなのだろうと思った。
明美さんは私を、お母さんのような慈愛で見守っていてくれる人だった。
確か歳はひとつかふたつ上だったかな。
でも、私よりもずっと大人なのだ。
ついぞ子供も持たず、突っ走るだけが取り柄の私は、青臭いのまま歳をとってしまったかも知れないけれど(それは間違いないと自覚しているのだが)、明美さんはそんな私までを、説教するのではなく、深い気持ちで受け入れてくれている、そんな気がしていた。
余計な事は言わず、しかしどういう事になっても笑顔で迎えてくれた。
それは、子供とお母さんの関係なんじゃないのか。
あの時に小学4年生だった息子のリュウちゃんが、もう大学2年生になった。
ミュウもジーコもアインも亡くなり、その後に保護した子たちも、明美さんに貰って戴いた子たちも亡くなった。
10年の月日は、日めくりをパリッと1枚めくってしまう位の素早さで、私の中を通過した。
でも、そんな事は無いよね。
今もそうであるように、毎日、その日その日を、目一杯頑張っていたよね。
但し、私の弱さゆえ、限られた時間と手を使う優先順位が、時に入れ違ってしまったかも知れない。
それを思わないようにしていたけれど、ちゃんと反芻して、今と明日に悔いを残さないようにしなくちゃ。
私を求め、甘えて来る子の子たちに、もっと私を与えなければ悔いるのは間違いないのだから。
大人になってからうちに来たのに、ものすご~く私を大好きで大好きで、必死に求めてくれるナム。
大丈夫、ナムは最高に可愛いよ。
死ぬまでうちの娘だよ。 |
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ナム
まさか今のママの所に・・・
Sep. 20, 2012 |
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ナム
お嫁に来るとはねぇ
Sep. 20, 2012 |
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禁煙28日目。
吸いたいなあ・・・吸いたい。
でも吸わないのだ、もはや今更。
だけどね、今日は遂に、煙草くらいの長さの紙をクルクルきっちり巻いて、それを吸っちゃった。
中身は何も無い、ただの紙の巻き物。
空洞があるとスカスカするだけで吸い応えが無いから、ぎっちりきつく巻いて吸ったよ。
とほほ・・・
深~くゆっくり吸って、ゆっくり吐き出す。
吸うのも吐くのもただの空気だけど、それを何度も何度も繰り返していたら、疑似喫煙として心理的な効果はあったみたいだ。
それでは、まるで私がまだ「口唇期」にあるかのようではないか。
そうなのか?
だったら赤ちゃんの「おしゃぶり」でも良いのか?
い~や、違うね。
だって私は、煙を吸い込むのも好きだったけど、その煙を力強く、唇をすぼめて細く遠くまで吐き出す、あの感覚が好きだったのだ。
「違う」という証明にはなっていないのかな。
口愛期にリビドーが固着すると、情緒的な依存性や口唇的な嗜好性(食事・喫煙・飲酒)が強い「口愛期性格」が見られることになる。
>> 分かりやすい“心理学用語事典・学術用語事典”のブログ!Keyword Project+Psychologyより
むしろこの文章を読むと、まさに私が「口唇リビドー」であるように結論づけられそうではないか。
食事・喫煙・飲酒・・・桁外れに摂って来たからな。
否定出来ないじゃん。
しかし、そんな巻紙を吸っているところをこうちゃんに見られてしまった。
「何だか可愛い事してるね」
バカヤロ~、どこが可愛いんだよ!と口汚く言いたくなるような照れくさい気分だったけど、親しき夫婦間にも礼儀あり、勿論言わないで「えへへ・・・」と笑って誤魔化した。
いっそ「禁煙パイポ」でも買おうかな。 |
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居なくなったのは大阪府池田市ですが、もっと遠くに
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