2015年1月6日 火曜日 |
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雨が近づいていると言うけど、昼間は南風が強くて気持ち悪いほど暖かかった。
やがて予報通りに雨が降り始めて、夕方からは寒くなって来た。
寒いと色々と心配な事が増える。
勿論、野良猫や野鳥が気掛かりなのだ。
だけど出来る事もあれば出来ない事もある。
ぐじぐじ考えていないで、出来る事を精一杯やる、それだけで良いと思うしかないじゃないか。
ゴマが昨日から少し調子が良くて、連日ウンコが出て、自力でトイレにも入ってオシッコもしている。
足元が少ししっかりして、支えていなくても水が飲める。
但し、最期は水容器に前足を突っ込んで、全然気にしていない。
辺り一面、水浸し。
だけど元気があるのが嬉しい。
年は越せないだろうと思った位、もう歩けない、自力では座れない、首も上げられない状態だったというのに。
ホタテに大量に掛けているハイポのお陰かな?と話している。
いつまで保つかは解らないけど、今日一日を一緒に幸せに過ごそうね、ゴマちゃん。
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ルス 泣く子はいねが?
Jan. 6, 2015
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ルス 悪い子はいねが?
Jan. 6, 2015
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ルス 怠け者はいねが~?
Jan. 6, 2015
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テト ルスママ、恐過ぎっ
Jan. 6, 2015
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ペロ うん、オシッコちびっちゃったよ
Jan. 6, 2015
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恐いよ~、ルスにそう言われると、怠け者の私としてはドキッとするよ。
この「泣く子はいねが~?」でお馴染の、秋田県男鹿半島の大晦日の伝統文化である「なまはげ」が存続の危機であると、先日テレビのニュース番組で言っていた。
「なまはげ」に扮する若者が減少している事が最大の理由らしい。
しかし他にも「なまはげ」を自宅に受け入れたくないという家も増えていると言うのだ。
そもそもなまはげが恐過ぎるとか、料理や酒でもてなすのが煩わしいとか、衣装の藁が室内に落ちて掃除が大変だとか、色々と理由はあるようなのだが、いずれにしても「なまはげ」という伝統文化の存続が困難になりつつあるらしい。
観光客にとってはただ珍しく面白く、月日の経つのも夢のうち・・・じゃないけど、その時だけ見物出来れば良いので、折角の伝統芸能を絶やして欲しくないと無責任に願うだろう。
だけど男鹿半島に移り住み、永住覚悟で「なまはげ」をやりたいと言う若者が続出する事など無いのだ。
ところで「恐い」ものと言えば、「ヨーロッパのなまはげ」とも言えそうな「クランプス」はもっとずっと恐いよ。
ね、恐いでしょう?
この先、「なまはげ」はどうなるのかな。
保存会はあるらしいけど、やはり本来「なまはげ」になるべき若者が圧倒的に不足している事を嘆いている。
私が子供だったら当然恐がるだろう。
事実、観光土産の「なまはげ」のお面ではあったけれど、初めて子供の頃に見た時、その恐ろしい顔に衝撃を受けたのを覚えている。
勿論、ホンモノの「なまはげ」は、テレビでしか見た事が無い。
それでも充分に迫力あると思う。
何しろあのデカい顔とデカい声、恐ろしい文句、そして木製の作りものだとしても出刃包丁を持って暴れるってところも恐い。
悪い子は生皮でも剥がれてしまうのじゃないかと怯えるだろう。
実際には、ろくに働きもせず長時間囲炉裏に張り付いていると低温火傷するので、その火脹れした部分を剥がすのに使った刃物なのだそうだ。
あっ!
私、掘り炬燵に首まで潜って、一日中本を読んだり絵を描いている子供だったのだ。
からっ風の吹く外でパラパラ遊ぶなんて事は一切しない子供で、「子供は風の子」だなんて言われても、子供だった私には迷惑なだけだったよ。
そんな私の家に「なまはげ」がやって来て、「怠け者はいねが?」などと脅したら、やましいところがあるだけに余計に恐い。
真っ先に皮を剥がれるのは私だ。
いや、母親と祖母は働き者だし、外で友達と遊ぶ妹は性格も素直で可愛いから、きっと「なまはげ」が狙うのは私だけだろうと思ったに違いない。
本当は私だって良い子だったのよ。
大人は解ってくれないだけで。
もし私が母親だったとしたら・・・子供には恐いものがあっても良いと考えるんじゃないかな。
いや、むしろ恐いものが無くちゃいけないとすら思う。
本当は「なまはげ」に任せておかず、母親だって優しいだけじゃなく恐いものでないといけないのだ。
死んだ母は、私が子供の頃は本当に恐かった。
姿形はとても美しい女性だったけれど、何しろおっかなかった。
私が憎たらしい子供だったせいかな。
素直で可愛い妹にとっては恐い母親じゃなかったのかな。
今度聞いてみよう。
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