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2016年9月22日 火曜日 |
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今日は、17年前にゴマとその赤ちゃんを保護して来た記念日だ。
あの日は、台風が来る前日で朝から晩まで一日中大雨だった。
4匹目の仔が死産で、精神的にも嵐の晩だったよ、17年前は。
今日は台風16号の去った後だけど、降ったり止んだり。
私の気持ちも降ったり止んだりだな。
昨日と一昨日の2日間、どうにも日記が書けなかった。
また大きな変化がひとつあった。
その対処に物理的に追われていた。
そして、気持ちもなかなかPCのキイボードには向かなかった。
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メラ なによ、どうしたのよ
Sep. 22, 2016
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メラ ま、色々あるわよ
Sep. 22, 2016
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そう、色々あるよね。
メラの目の前だけでも、色々変化があったよね。
変化があったばかりの時は、色々とさざ波が立つ。
人の心にも、猫の心にも。
それでも時間の経過と共に、自然と水面は穏やかに落ち着いてくるものだ。
悲しさにも慣れる、いや、慣れはしないのだけど、悲しくて当たり前、これが普通の状態という風に受け入れて、生きて行くようになるのかも知れない。
リマがもう、長くないだろう。
このところ、ご飯以外の時は殆ど動かず、寝ていた。
オシッコはトイレの前に敷いたペットシーツに、ウンコは床でしていた。
晩年のみーちゃんやゴマのようになっていた。
それが一昨日、掃除している時に、リマが寝床にしている長座布団に何度かオシッコしていた事が解った。
あまり臭くないので、直ぐには気づかなかった。
ソファの向こう側にある、元々は人間用のベッドが、今では猫たちの為のものとして置いてある。
色々と乗り越えて行ってはカバー類を取り替えたり、抜け毛の掃除をする。
つい最近になってから床でし始めていたので、まさか寝床で・・・とは思わなかったのだけど、ぶーちゃんの最期の頃のようだ。
ご飯の場所まで行くのも、トイレまで行くのもしんどいだろうから、一番広い部屋では辛かろう。
だからと言って、知らない部屋に連れて行かれるのも可哀想だ。
悩んだ末に、シロちゃんケージに入れた。
もう上下運動は厳しいので、最上段の1面にベッドもトイレもご飯も水も置いて、過ごさせてみている。
幸い、このケージは1段がとても大きい。
幅、1.2メートルあるのだから。
運動能力が残っているなら3段全てを解放にすれば良いが、もうそこまでは動かない。
リマはエイズキャリアだ。
それで里親候補が断ったとかで、私に相談があった。
私は腹が立った。
エイズが何だと。
それで私がルスとリマの姉妹で貰い受けた。
どちらも素晴らしい猫だった。
カワムラさんに育てられ、心優しい、面倒見の良い、甘えん坊な猫に育った。
何という幸せを貰ったんだろう、私は。
無欲は大欲に似たり・・・とはこのこ事だと思った。
ルスもリマもエイズキャリアと解ったけれど、どちらも当初こじらせていた猫風邪も時間を掛けて治療し、丸々と太って健康で運動量も多く、楽しく暮らして来た。
あまり長生きは出来ないかも知れないよと獣医に脅されたにも拘わらず、リマは14歳になった。
ルスは天国に先に行って待ってくれているけど、早くおいでとは言っていないはずだ。
ちゃんと妹を守ってくれていると思う。
しっかり者のルスに叱られないよう、私達はちゃんとリマをお世話するからね。
だけど色んな想いが溢れて、なかなか書く気にならなかった。
それでも書いたのは、近頃の私は逃げてばかりいたから、それが何とも情けなくて嫌だったからだ。
リマはまだ生きているんだ。
出来るだけ幸せを感じさせたい。
ゴマにしてやれた程の事は、居住スペースの違う所にあるケージでは出来ないだろうけど、それでもペロやテトが、いつもフレーム越しに寄り添っている。
ペロを入れてやっても良いのだけど、リマは無理してでもペロを舐めてやろうとするので、今は少し休ませて様子を見る事にした。
大洗濯は更にメガ洗濯となった。
オシッコのしみた長座布団も2枚、浴室で洗った。
何度も何度も・・・私は全身がふやけた。
浴室に除湿乾燥機をセットして、ガンガン洗ってガンガン乾かしている。
洗濯大好き。
どんどん掃除し、どんどん洗うよ。
動いていると気が紛れるしね。
次はガラかと思っていたら、リマからだったのかな。
どのみち、そんなに差が無いだろうけど。
「うっ」と泣き出したいどころか、ボロボロ泣いたよ。
しっかりしよう。
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