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2016年10月5日 水曜日 |
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台風１８号、接近中。
夜には日本海で温帯低気圧に変わったらしいが、関東も場所によっては風雨に要注意と言う。
どうか雨があまり降りませんように。
隣の工事現場では、改善するどころか、泥交じりの瓦礫を問題のポイントに積み上げて、今度また大雨があれば流れ出す事は目に見えている。
何度もお願いしたのに、わざとしているのだろうか？と思う程、どんどん事態が悪化している。
所詮、犯罪として問われない程度の事で他人に不利益な事など、こういう業者は平気でやってのけるのだという事が良く解った。
工事期間は来年の１月末までらしいので、その間、どうにかストレスにならないように努めるだけだ。
これは私に突然与えられた精神修養にも似た試練だ。
こんなもん、過去にも様々な企業が公害を発生させ、多くの人々を苦しめた（今なお苦しんでいる）理不尽さと比べたら屁みたいなものだ。
何の罪科も無く、通り魔に殺された人々、突然の土石流で、眠っている間に生き埋めになって死んで行った人たち・・・
そういう人々の無念さと比べたら、泥が流れ出して溝を埋めようが、玄関前を汚そうが、大した問題ではない。
溝が詰まっても我が家の責任ではない。
知らないよ、もう。
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ペリー ちょっと、ちょっと、お母さん
Oct. 5, 2016
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ペリー 本当にそれで良いんですか？
Oct. 5, 2016
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ナム 良いに決まってるわよ
Oct. 5, 2016
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そうだよね、ナムちゃん。
私はね、ここ数か月、出来るだけの努力をしてコミュニケーションに努めたし、役所に相談したり法律も調べてみたけれど、どうにもならない、指導してくれる機関すらないのだ。
あとはもう、私がストレス続きで心を病まないよう、ズボラに構えている以外ないというところに行きついた。
出たとこ勝負、後は野となれ山となれ。
こんな街を捨て、早く妹の家に引っ越ししたいけれど、それはまた別の大きな山を乗り越えなければならない。
ちっぽけな一人の人生でしかないというのに、生きるってなかなか大変。
人は修行する為にこの世に生まれて来るのかなあ・・・
今週は、ＢＳプレミアムでは【ダーティ・ハリー】週間のようだ。
昼の時間帯に月曜日から毎日、１作目から順番に放送している。
何度目、いや、何十回目か知れない我が家の超レギュラー映画だけど、１作目からやっぱり観てしまう。
ストーリーなど、とっくに知り尽くしている。
だからこそ細かいセリフや表情、風景や小物使いのディーテイルを、じっくり楽しめるのだ。
毎回、新たな発見があって楽しいし、何度見てもクリント・イーストウッドはカッコ良くて、改めて「凄い俳優だなあ・・・」と感慨を新たにする。
今日は水曜日で３作目、【ダーティ・ハリー３】だった。
１作目で銀行強盗をしてハリー・キャラハンに追い詰められた黒人を演じるのは、アルバート・ポップウェルという俳優だ。
２作目では売春婦の元締めとして、もう少し長く出演している。
黒人売春婦をタクシー内で殺害し、その後、悪を懲らしめる超法規殺人部隊の白バイ警官に射殺されてしまう役だ。
そして今日の３作目では、ようやく悪役から昇格（？）している。
一応、黒人過激派集団のボス（役名：ビッグ・エド・ムスタファ）で当初は容疑を掛けられるのだが、実は今作品の事件には無関係だった。
何となく「良い人」っぽく見えるのは、これまでが悪役として強烈な個性を発揮していたからだろうか。
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| ほら、ご記憶でしょう？ |
余談だがこのアルバート・ポップウェルという俳優、４作目では遂にハリーの同僚の役を貰っている。
凄い出世じゃありませんか。
長期出張中のハリーに、パグ（犬）をプレゼントするのも同僚刑事の彼だ。
だけど、ハリーの代わりに殺されちゃうんだけどね。
ハリーの同僚や相棒が死ぬのは、もはや「お約束」だ。
１作目の、大卒の相棒チコ・ゴンザレスは重症を負うが死なず、警察を辞めて教師になるのだけれど、２作目以降はどんどん同僚が死ぬ。
２作目の新しい相棒の黒人刑事アーリー・スミスは、自宅郵便受けに仕掛けられた爆弾で爆死。
ハリーの友人、白バイ隊員のチャーリー・マッコイも殺されてしまう。
３作目では、１作目からずっとお馴染みのハリーの友人でもあるベテラン刑事フランク・ディジョージオが、テロリストに刺殺される。
また、ハリーの新しい相棒となった女性刑事ケイト・ムーアは、ラスト近くでハリーの危険を救い、自分が撃たれて死んでしまう。
いじらしくも可哀想なムーア刑事。
余談だが、今日の【ダーティ・ハリー３】で、アルバート・ポップウェルが教祖（？）を演じているカルト集団の根城があるビルの１階に、床屋が入っている。
ハリーが訪ねて行く場面で、チラッと床屋の看板が映るのだ。
その看板には「Barber Shop」と書かれている。
それを見てハッとした。
綱島街道沿い、大倉山を少し過ぎた辺りに小さな床屋があって、そこの看板には「Bar Ber Shop」とある。
これがそうだ。
そこを通る度、いつも何だか恥ずかしい気分になっていた。
何故か？
そもそも「Bar」と「Ber」とを分けて表記している点。
「Barber」で１語だからだ。
分けている事は、それぞれの単語の頭が大文字である事からも明白だろう。
それから「Barber」だけで床屋を意味するはずだけど、そこに「Shop」と付けるのはどうなんだろう？とずっと疑問に思っていたのだ。
ところが今日、【ダーティ・ハリー３】の中で似たような看板がロスアンジェルスに実際あったので、そうか「Barber」には「Shop」をつけるのか・・・と知ったという次第。
今まで何度も見ている作品なのに、今日まで全く気づかなかった。
では、「Barber」の語源となっているものは何なんだろう？という疑問が、当然、次に湧いてくる。
「-er」をつけて「～をする人」という意味になるのであれば、私が知らなかっただけで、「barb」という動詞があるのだろうか？
調べてみるしかない。
先ず「barber」という単語には、名詞と動詞がある。
他の様々な意味はこの際省略しておいて、床屋に関係している意味だけを列挙してみる。
「barber」は、名詞としては「理容師、床屋」という意味がある。
そして動詞では、他動詞として「散髪をする、髭を剃る」という意味、自動詞として「（職業として）理髪をする 」という意味がある。
尚、「barber」の語源は「ひげ」を意味するラテン語「barba」との事。
「barb」となると、調べる事が出来た限りでは「理髪する」とか「髭を剃る」という意味までは無く、「（鯉やナマズの）ヒゲ」とか「(矢じり・釣り針などの)あご・戻り」という意味がある。
また、かろうじて(古期)フランス語「ひげ」の意味もあるらしい。
この事を踏まえ、「あごヒゲ」という意味ではなかろうかという推測が出来る。
とりあえず、「barber」に先述の意味が揃って居る事を知れば充分だ。
しかし、どうして「Shop」をつけるのかという慣用的な理由までは解らなかった。
きっとまたあの道を通る時、看板に目が行くだろう。
「Shop」を付けるのは間違いではないという事は解った。
しかし「Bar Ber Shop」ではなく、せめて「Barber Shop」と書いて欲しかった。
ところが、こういう看板もあるのだ。
やはり同区内の床屋の看板なのだが・・・
「理容エンゼル」と日本語表記もあるので、昔あった「エンゼルパイ」などと同じく、天使の意味の英語を日本語的に表記したのだろうと思う。
しかし、これはやっぱり「Angel」でないといけない。
「エンジェル」を「エンゼル」と発音するまでは、所詮正しい発音など文字で表記出来るものではないのだからと諦めたとしても。
でも、こういうものが街に溢れているから面白いとも言える。
むしろ感謝すべきかも知れない。
有り難う、殺伐とした昨今、こんなにも気持ちをほっこりさせてくれて。
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