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2017年1月10日 火曜日 |
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寒い。
しまった、昨夜【グレーテルのかまど】を観るのをすっかり忘れてしまった。
その時間、何をしていたんだろう?
そうか、ニュース番組で長嶋さんのインタビューを観ていたんだ。
それじゃあしょうがない。
【かまど】は水曜日の再放送で観ればいいや。
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ペロ かまどってナニよ?
Jan. 10, 2017
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ペロ でまど(出窓)の間違いじゃない?
Jan. 10, 2017
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はは~ん、ペロ君、出窓なんて単語を覚えたので使ってみたのね。
では、かまども覚えておいてね。
ママはキャンプでしか知らないけどね、かまどは。
ガールスカウトのキャンプも、2泊程度では設営すると直ぐに撤営しちゃう感じで、昔の大型(9人用)テントは建てるのも畳むのも大変だったし、折角、竹を割いて組み合わせて作ったテーブルや調理台、そしてかまどもみんな、壊すのは勿体なかった。
それが9泊もする国際キャンプの時は、たっぷり時間がある。
勿論、3食作るのは大変だけど、それでも午後には趣味や交流の時間が充分にとれた。
私は、毎日配られて飽き飽きして残してある青りんごを使って(芯をくり抜き、砂糖とバターを詰めてアルミホイルで包んだらかまどの火の擱きにくべて)焼きリンゴを作った。
それを他所のテントのスカウトたちに売るのだ。
好評でとても飛ぶように売れた。
他所のスカウトたちも、物を売りに来るケースがあった。
青森県のスカウトはリンゴをデザインしたバッジを売ったりしていたし、ちょっとしたアクセサリを手作りして売っているスカウトたちもいた。
今ならさしずめビーズアクセサリや、カラフルな紐で編んだ腕輪なんかだろうけど。
私はかまどを常に担当していた。
火を起こすのも、火加減を見るのも、薪を作るのも好きだった。
つまり火を管理するのが好きなのだろう。
焼きリンゴなんか、自分じゃ食べなかった。
当時はコンポートも焼きリンゴも、兎に角、火を通した果物が好きじゃなかったんだもの。
今は好きよ。
でも40年以上も前の事、世の中から隔絶された山奥のキャンプ場ではきっと珍しいおやつだっただろうから、売れたんだな、きっと。
かまどと聞くと、あの時の焼きリンゴをいつも思い出す。
私、筋金入りのスカウトで、サバイバーとしての能力は高いんだ。
穴を掘ったり、火をおこしたり、水を運んだり、斧を使って薪を作ったり、沢の水で全てを賄ったり・・・と、得意中の得意よ。
でもひとつだけ困ったのはトイレだったな。
自衛隊が作ってくれた仮設トイレは、みんながドアの前で行列していて、そんなトイレでは何も出来なかった。
9泊10日、ずっと便秘だったよ。
今日はまた【リオ・ブラボー】をやっていた。
監督ハワード・ホークスの名作。
何度見ても楽しい。
しかし今日の字幕では、やはり情報量が少なくて、折角の名セリフが幾つもすっ飛ばされてしまっていた。
たとえば、ディーン・マーティンの「デュード」が、いざ決戦となる前に、少ない味方の一人である爺さん(ウォルター・ブレナン演ずる「スタンピー」の事)を、「びっこの馬鹿ジジイ」と親しみを込めて言う、あの「びっこ」という英語は訳されていなかった。
スタンピーはびっこを引いて歩くのが特徴だし、それぞれの口の悪さも性格描写にとっては大事なものだったし、何より、愛情ある「びっこ」呼ばわりなのだ。
差別用語に過敏な時代になってしまい、昔の映画も台無しだ。
ジョン・ウェインの渋さの中にも甘さが入るのは、口が小さくてはにかんだような表情を見せるからかな。
ところで浅野忠信って、ちょっとだけジョン・ウェインと似てない?
目の表情とか皮膚感が特に・・・。
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