2017年6月13日 火曜日 |
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しまった、また日記を飛ばしてしまった。
サボっていたとも言えるが、具合もあまり良くなかったんだ。
まあ、これからの人生はこんなものだろう。
ポンコツの身体を騙し騙し、何とかやって行ければそれで御の字というもの。
生きていられるだけでラッキー。
それにしても時の過ぎるのが早い事、早い事。
しかも今日は誕生日で、私は還暦のお婆さんになってしまったではないか。
信じられない・・・私の心は、あの頃の女子高生のままのつもりなのに。
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テト それは図々しいんじゃない?
Jun. 13 , 2017
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テト カワムラ爺ちゃ~ん!
Jun. 13 , 2017
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テト ママが婆ちゃんになっちゃったよ~
Jun. 13 , 2017
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お黙り、テト。
アンタだって今ではもう爺さんなんだからね。
あ~あ、あんなに素敵だったこうちゃんもお爺さんになってしまったし、我が家は全員年寄りだ。
誕生日だというのに、今朝見た夢は、ガラが死んだという夢だった。
つくづく夢で良かった。
忘れて楽しく過ごしていたいけれど、心の奥ではいつも怯えているんだ。
誰かとまたお別れするその時が来てしまう事を。
時間の問題だとしても、今日は全員生き延びた。
明日も何事も無く新しい一日を迎えられ、無事に終わりますように。
銀婚式がざるうどんだったので、誕生日こそご馳走を・・・と思っていたのに、どうにも調子悪くて料理にあまり手が掛けられない。
しかも一日ずっと雨で、何か食べに出掛ける気にもなれない。
野菜室にあったオクラを角切りしたベーコンと炒めたり、戴いたばかりの仙台の笹かまぼこを食べる。
美味しい。
充分ご馳走じゃん。
お気に入りのレースのカーテンが、長年使っていたので紫外線で劣化したらしく、いつの間にか縦に裂けてしまって縄暖簾のようになっていた。
だけど同じような、私の好みのレースのカーテンが売っていないのだ。
もっと探せばどこかにあるのかも知れないけど、そこまでしたくない。
新しい別の柄のレースカーテンも買うには買ったのだが、気に入っている(古い裂けた)方を捨てられないままでいた。
それが突然、思い立って繕ってみる事にした。
何しろひも状に裂けているまので、かなり膨大な作業になったけれど、チクチクとひたすら縫い続けていればいつかは終わる。
そして事実、終わったのだ。
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蘇ったレースのカーテン Jun. 13 , 2017
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立派に蘇ったではないか。
近くで見ると、繕った縫い目だらけだけど、少し離れて見れば立派に1枚のレース生地に蘇っている。
そっと、しかし念入りに手洗いして、脱水したら窓辺のカーテンレールに吊るした。
これでもう、死ぬまで使えるだろう。
また破れたらまた繕うさ。
多分、こういう針仕事や繕い物が好きなんだな、私。
無駄遣いも沢山して来たくせに、古い物を大事に手を入れつつ使い続ける。
物持ちの良さにかけては天下一品だと思う。
他人様から見ればバカなこだわりだろうけど、好きな物は捨てられない。
大事に修理しながら使い続けて、しかし死んだらゴミだ。
いいさ、生きている証として、好きな物を大事にしながら生きるさ。
こうちゃんの事も大事にするよ。
これもふと思い立ち、猫ベッドや毛布にシンクで熱湯をたっぷり掛け続け、目に見えないダニ退治をする。
そうしてから、雨の日だというのに次々と大洗濯だ。
室内干しだから、除湿乾燥器を作動させる。
洗濯の合間にカーテンを繕い、PCに向かい仕事もする。
なぁんだ、調子悪いなりに頑張ってるじゃん、私。
だったら料理も真面目にやれって。
さあ、この調子で、来年も再来年も誕生日を迎え、どんどんお婆さんになろう。
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