2017年8月15日 火曜日 |
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今日も雨。
ビシャビシャと降り続く。
8月に入ってから雨ばかりで、まるで梅雨みたいだ。
雨のお陰か猛暑は収まっているけれど、ではエアコンが必要ないかと言えばそんな事はない。
ジメジメした湿気は除湿したいから、エアコンの機能を上手に使いこなさないといけない。
エアコンの機能も様々で、除湿を選ぶと温度設定な関係なくどんどん冷やしてしまう古い機械もあれば、除湿の為に冷やした分を暖房して(!)設定温度を保つ機械もあったし、暖房まではせず室外機の熱を利用して下がり過ぎないようにしている機械もある。
その3タイプが我が家にある。
今はもっと進んだ除湿システムを搭載したエアコンがあるのだろうか。
しかし次々新しいものが出たとしても、その都度買い替える事は出来ない。
本当は、エアコンに関しては内部のカビの発生を対処したり予防する事にこそ関心がある。
自動クリーニング機能のついたエアコンと言うのは、本当に細かい部分全てを綺麗に出来るものなんだろうか。
多分そうじゃないよね。
排水ドレーンの内部にもカビが生えるというじゃないの。
うちのエアコンを掃除していて、吹き出し口のフィンの奥の部分にも黒いカビが付いていたのにはウンザリしたよ。
勿論、冷房を停めたらその後1時間は送風で乾かす事を励行している。
尤も、今の季節は24時間停めないけれどね。
それでも、同室の2台を使い分けて、停めた方を掃除する。
そしてカビにゲンナリさせられるのだ。
せめて願うのは、素人がある程度分解出来て、汚れる可能性のある部分を全て掃除出来るように、エアコンはもっともっと(タケモット)進化して欲しい。
エアコンから吹き出されている目に見えないカビの胞子を、一体どれだけ吸い込んでいる事だろう。
人間の目には見えないミクロの有害物質が、私たちを取り囲んでいる。
ウィルスに最近、ダニの死骸や糞、カビの胞子、寄生虫の卵、花粉、その他の訳の解らない汚染物質。
それ自体は別に悪意もなければ、人に害を及ぼす為に存在している訳でもない。
だけど確実にアレルギーや発ガン要因、そして病気や不快な症状を引き起こしているのだ。
嫌だなあ・・・そう考えると。
過度に神経質になって被害妄想に陥ってもいけない。
しかし大らに受け止め過ぎていて、知らずに害毒を溜め込んでいるのも嫌だ。
せめて自己免疫を正しく機能させられれば良いのだけれど、私のように自己免疫疾患の場合はどうなんだ?
難しいね、何事もバランスが問題ね。
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ジャム ジャムもそう思うよ
Aug. 15 , 2017
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ジャム 上手く付き合いなよ
Aug. 15 , 2017
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そうね、病気ともダニ・カビとも、上手く付き合うしかないね。
どこまでを予防・対処して、どの程度を許容出来るのか。
身体の本来持つ様々な機能を正常に保てるという事も最重要課題だしね。
でもね、それはそれとして、ミクロの世界は恐ろしいとも再認識した。
最近、手軽に安く手に入るハンディ・マイクロスコープで色々とミクロの世界を覗いてみているんだけど、こんなものが普段全く見えていない・知らないでいたのだと解って、ちょっぴり恐ろしくなった。
かと思えば、猫の剥がれ落ちた上皮(フケ)や私の掻き壊し痕のカサブタなどを拡大して見た時、あまりの美しさに驚く。
それはもう宝石のように美しい結晶の集まりで、PCに画像を取り込み、保存・公開したくなる程だ。
だけどそういう事が高性能で出来る機械ともなると、無目的に購入するには余りにも高価だ。
でも欲しいな、PCに高画質の画像を取り込める電子顕微鏡。
知りたい事、もっと解明したい事が、身近な生活の中にも幾らでもあるんだもの。
次に生まれ変わったら、ダニやカビ、ノミなどを研究する機関で働く研究員になろうと強く思う。
来世でも、この決意を覚えていられますように。
全米プロゴルフ選手権での松山英樹は、最終日には一時単独1位にまでなっていたものが、後半には大きく崩れて5位タイで終わった。
悔しくて情けなくて堪らなかっただろう。
だけど今回も、私達に素晴らしい頑張りをたくさん見せてくれた。
ホールアウト後のインタビューが酷かったなどとネットで騒ぎになっていたそうだけど、私は、あのインタビューは、悔しくて辛くて気持ちの整理がまだ出来ていないであろう松山に対して、プロゴルファーの先輩として節度も愛情もある素晴らしいものだったと評価出来る。
戸張さんも補足するように言っていたじゃないか。
かつて青木功が「全米オープン」で準優勝した時のエピソードを。
予選からずっとジャックニクラウスと一緒に回り、2位でフィニッシュした時には、青木は自分のベストを尽くして満足した笑顔だった。
けれど今日の松山は自分に悔いが残って、結果だけじゃなく自分に悔しくて涙しているのだろう・・・というような意味の事を。
本当にその通りだと思った。
番組の段取りとして、ホールアウトしたばかりの辛い気持ちの松山にインタビューをする事になっていた冨永プロは気の毒だった。
しかし、どこかのアホぼけアナウンサーや失礼な記者たちがしがちな、必要以上にしつこい、しかも勉強不足で形式的な質問は一切せず、愛情と思いやりに溢れた質問に留めていた。
冨永プロ自身も、アメリカでツアーを闘う事がいかにシビアなものであるのかを経験しているし、長年アマチュアやプロの試合で死闘を繰り広げて来た一流のゴルファーとして、しっかりと実績のある立派な人だ。
それだけに、松山の悔しさが何に対してであるのか、ちゃんと知っていただろう。
そしてあれだけでインタビューを打ち切った時に感じさせた余韻は、飲み込んだ言葉や感情を言葉より巧みに伝えていたと思う。
立派なインタビューだったよ、冨永プロ。
ネットでバカ連中が何を無責任に中傷していたとしても、気に留める必要なんか無いよ。
そもそも生きている次元が違う。
今までのゴルフの歴史も人間関係もろくに知らないくせに、ただ感情的に何でもディスる連中が批判している内容なんて、的外れで片腹痛いわ。
それは冨永プロには勿論だけど、むしろ松山にとってもゴルフに対しても失礼だ。
肩を持ったつもりがバカにしている事に気付けよ。
松山は明らかに、最終日をしくじった。
可哀想だけど、それが真実なのだ。
だから松山は泣いていたんだ。
死力を尽くして、悔いの無い戦いが出来たという手応えが感じられなかった涙なのだろうと思った。
でも素晴らしく粘り強いゴルフを、4日間魅せてくれたよ、松山。
同じコースで最終日を3アンダーで上がったトーマスと、1オーバーになってしまった松山とでは、結末は全く異なってしまった。
だけどこの4日間、どれだけドキドキしてこの選手権を観せて貰った事だろう。
改めて松山の目覚ましい成長や、素晴らしい精神力、そして世界のトップに立ったホンモノの実力に感動した。
松山に限らず、世界の一流プロたちの心身共に強い、素晴らしい活躍や苦しい戦いぶり、諦めずに戦う姿を観て、日本人でなくてもその魅力は讃えたいし、これからも応援する気持ちが強くなった。
それにつけても、いつの間にかゴルフ(まったく観るだけですけど)が好きになっている事に気付いて自分でも驚いた。
昔はゴルフなんか全く興味なくて、むしろゴルフに夢中になる人なんか「バカじゃないの?」と思っていたというのに。
それには青木功が好きで、彼の昔の試合内容を繰り返し詳しく語ってくれるこうちゃんの影響が大きいだろうが、松山というゴルファーの地味だけどじんわり確実に滲みてくる魅力もあるのだと思う。
当然の事だが、何の世界であれ内容を知るにつれ、そこに存在する魅力を理解するようになって愛着が増すものなんだ。
野球もゴルフもサッカーも、みんなこうちゃんの影響で観るようになり、その面白さを今になって感じている。
プロレスや相撲の魅力なら、昔から誰よりも深く知っていたけどね。
幸いにな事に、こうちゃんは格闘技も好きで詳しいのだ。
シュミや好みが合い、それで話が弾むというのは幸いな事だ。
人生が楽しくなる。
今回、最終日に驚くようなラッキーにも恵まれたかも知れないとしても、以前の試合での悔しい失敗をバネに見事に優勝したジャスティン・トーマスは、まだ24歳。
ほんの少し前には今年の全英オープン優勝、2015年にはマスターズでも全米オープンでも優勝して今回生涯グランドスラムが掛かっていたジョーダン・スピースですら、今回は調子が悪くて28位タイで終わった。
そのスピースも若干24歳、マスターズの優勝時は22歳。
松山25歳。
この若い世代が、今やゴルフ界を間違いなく代表している。
我々ロートルは、若者を心から応援し、温かく見守っていたい。
そして正しくないものに対しては、ときに厳しい姿勢もとれる勇気を持ちたい。
そんな厳しさと、見当外れの誹謗中傷とは違うという事は、もはや言うまでもありませんネ。
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夜廻り猫 1,2巻
著者:深谷かほる |
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