2018年3月21日 水曜日 |
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寒い、寒い。
天気予報通り、雨は雪になった。
昼頃、トイレの窓から覗くと、隣家の屋根はもう真っ白になっていた。
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今日の雪 Mar. 21 , 2017
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春のお彼岸なのに・・・桜が咲いたのに・・・どうして雪なんか。
でも父の告別式には、4月だというのに霙が降ったと母が言っていた。
その翌年の4月には、母まで逝ってしまうなんて。
母の死に顔を見てトンボ返りして来た日、やっと家の近くまで戻って来ると、夜明けの薄暗さの中で満開の八重桜が迎えてくれた。
その様子は悲しい思い出とセットになって、スナップショットのように頭の中に保存された。
あまり好きではなかった八重桜が、あれから優しく見えるようになって、庭に八重桜の苗木を植えてしまった。
長く生きていれば、畢竟、悲しいお別れもたくさん経験する事になる。
桜の時期のお別れには、儚く美しい桜のイメージが相まっての事か、独特の心持ちにさせられる。
やがては桜を見るだけで悲しくなる。
別れも何も知らなかった若い頃には、桜に感じるものなどなかったのに。
これで今年また新たなお別れがあるんじゃないかという不安が、今年の桜にも哀しみをまた少し増すんだろうな。
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2015年のペロ まだ僕たちがいるでしょ?
Mar. 21 , 2017
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そうだよ、ペロ君。
だからどうか長生きして下さい。
明日は大変暖かくなるそうだから、今回は雪かきの必要はなさそうだ。
良かった。
野良猫やタヌキばかりでなく、つい最近巣立ったばかりの幼いウグイスや小さなメジロたちが寒さで凍えていると思うと、部屋の中でぬくぬくしていて申し訳ない。
野鳥に人気のバナナを、バードフィーダーに追加で置いてやる。
本当はタンパク質の多い虫が良いのだろうけど、虫は私の采配で与える事は出来ないから。
1年ごとに更新しなければならないサイトーの有料サーバー契約。
その時期がまた来てしまった。
またしても悩む。
いい加減この日記のスタイルを変えたいのだけど、作り変える余裕が持てないまま何年も過ぎてしまった。
ブログのようで実はブログではない、自分でゼロからページを作るから、作り変えるとなるとエネルギーと覚悟が要る。
何度「いっその事、もうブログにしてしまおうか」と考えたか知れない。
だけどやはり、自由度があるのは手作りサイトなんだなあ・・・と頭が固い私。
昔ほどパワーが無くなっているので、変化させないままズルズル続けているだけで、本当はテンプレートをガラッと作り変えたいのです。
ブログだって有料版で良いものはきっとあるに違いないのに、それを探したり研究する為の腰が上がらない。
いや、サイトをどう終了させようかという迷いの中にあって、よくそんな事が言えるものだと我ながら感心する。
本来は里親募集サイトだったのに、それをやめた時点で、辛うじて「あったはず」の役割は終わっているんだろうけれど。
残りの時間は、出来るだけのびのびと好きにしたい。
18年半もやってしまったんだ。
その大半の月日は、何もかも犠牲にしないと出来ない事ばかりだった。
もう楽になるんだ。
消えかかったり、また少し姿を現したりしているうちに、やがて細く薄くなり、溶けるように消えて行ければいいなあ。
思い通りにならないのが人生だけど、何であれ気に病まないようにしたい。
何であれ。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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