2018年5月9日 水曜日 |
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昨夜は寒くて、いつも暑い2階でも暖房して寝た。
1階は2階より広くて寒いし、なんたって年寄り猫ばかりなので、昼間からずっと暖房していた。
今日は更に冷えて、まるで冬に逆戻りしたようだ。
勿論、一日中家じゅうを暖房している。
光熱費がかさむから、季節外れの寒さは困るよ~。
小さくて心肺機能の弱いアンちゃんには、特に温度・湿度の一定の管理、そして埃やアレルゲンとなり得るものの軽減が大事だと思ってケアしている。
過保護だけど、もし努力と経費を惜しんだりした事が後々心残りになったり、悔やむような事は避けたいのだ。
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アンダ 寒いの嫌いだよ
May. 9 , 2017
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解ってますって、アンちゃん。
アンちゃんは裸ん坊だものね、その短い薄い毛だけではとても寒さは辛抱出来ないよね。
だからと言って洋服は着せられないし。
手術後の縫い糸を気にして過剰グルーミングしてしまうジャムに、長袖・長ズボン?のオールインワン洋服を特注したりもしたっけ。
だけど苦労して着せても着せても、いつしか脱げてしまうのだ。
それでずっとソフト・カラーを着けさせて、舐められないようにしていた。
しかしジャムのソフト・カラー装着はあまりに長期間にわたった。
手術糸は、表皮と、内部の2段階で縫われていたらしい。
その内部の糸がなかなか溶けなかったのか、アレルギーを起こしていたのか、先生にもはっきりとした原因は解らないまま、兎に角、ジャムが気にして舐めるのを防ぐ事しか出来なかった。
その間、食器を捧げ持って食べさせ、水を飲ませ、トイレの時だけ外して、終わるとまた直ぐに装着するという繰り返し。
闘病はジャムだけではなかったので、それはそれはめまぐるしい日々だった。
しかもそんなさなか、突然のこうちゃんの入院というアクシデントもあった。
あれは4年前の夏だったかな?
その時は流石にあまりの寝不足で、ジャムに食べさせている途中で私が一瞬眠ってしまったらしく、手に持っていた食器を床に落とした音で目覚めたっけ。
そしてジャムの首には、カラーの長期使用で、ぐるりと首輪のようなハゲが出来てしまつたね。
次から次へと思い出が連鎖的に湧き起り、危険だからここでジャムの話は強制終了だな。
ともあれ、アンちゃんの為には部屋のヒーターの他に、個別に暖房機を使っている。
部屋中どこでもアンちゃんの好きに使える場所ばかりだけど、寝る時だけは3段ケージの中段に決めているらしいので、そこにパネル型のオイルヒーターを入れてある。
冬は勿論、夏も常に使えるようにしている。
だって冷房でアンちゃんが寒いかも知れないからね。
ケージの全面に、冷房の風を遮るように大きめの布を組み合わせて張っている。
ジャムがその布で爪研ぎした痕跡や、ゴマがそれを足掛かりにケージの天辺によじ登った痕跡などが残っていて、ちょっと切ない。
でも、だからこそ捨てられないんだ、まだ。
何もかもに思い出がぎっしりと。
心模様は堂々巡りしてばかり。
生きるとは、歳をとるとはこういう事なんだな。
家のフェンス際の道路端に、色んな雑草が生える。
アスファルトは敷いてあるのだけど、割れ目や塀のコンクリートとの継ぎ目などの僅かな隙間に逞しく生えて茂る草花たち。
先日テレビで解説している先生がいたが、そこは割と天国らしいのだ。
アスファルトの下は土があり、アスファルトの蓋で乾燥防止も出来る、雨水などの必要な水は独占的にそこに染み込む、日当たりも悪くない。
そうか、そういう事もあるのか。
どんなものにも必死で生きる知恵も、忍耐もあり、愛しく思える。
しかしあまり草ぼうぼうにしておくと、ご近所迷惑ともなり得る。
山の中の1軒家でもない限り、そこのところの判断のバランスは難しい。
あまりに大きく育ってしまってからだと抜き取る事すら出来ない程、ガッチリと根を張ってしまう。
オヒシバのような繁殖力の高いものは、あっという間に背丈も伸び、家を取り囲む。
そうなる前に(つまり、そうなってしまった事たびたびあるのだが)、気づくと小さいうちに草毟りするようにしているのだけど、雨が続いたりすると「いつの間にこんなに・・・」と愕然とする事もしばしば。
草毟りは仕方なくしているのだが、こんな可愛いものはとても毟れない。
ヘビイチゴ。
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May. 9 , 2017
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せめて実りの時期が終わってから、葉が枯れてから・・・などと一日伸ばしにしてしまう。
昔子供たちが毒イチゴだと言ったものだが、実際には毒なんか無いそうだ。
毒は無いが味も無く、食用には適さないと言う。
しかし余りに可憐ではないか。
ではスミレは?ドクダミは?カラスノエンドウは?
どれも毟れません。
そっとしておいてやりたい。
そうなると、やはり山の中に住みたいと思う。
草木の茂る山の中腹、周囲は草ぼうぼうの炭焼き小屋程度の小さな家で、小さな生活をしたい。
それが究極の夢だけど、多分この人生では叶わない。
だけど夢見ている間は凄く快いから、夢だけでも見続けていたい。
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夜廻り猫 1,2巻(3巻も出てるよ)
著者:深谷かほる |
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