ジーコ

穏やかな目

Apr. 14, 2004

2004年4月14日 水曜日

一昨日はあんなに暑かったのに、昨日も今日も肌寒いくらいだ。こういう天候不順は、途端に老猫の体調に影響する。そうでなくても、昼間は夏日でも夜にはぐっと気温が下がる季節だ。従って部屋の温度管理には気を遣う。

私が更年期のせいか体温調節が滅茶苦茶なので、暑いのか寒いのか良く解らない時があって困る。猫の為にと思って始終部屋を暖かく保つと、私には暑くて仕方ない。夜中に暑くて目覚め、ベッドから床に降りる。床の硬さと冷たさが心地良い。そのまま眠ってしまい、今度は寒くて目覚める。ベッドの上に戻る。そんな事を繰り返しているから、遂に風邪をひいたようだ。プロポリスのお陰でたいした事にはなっていないのだが。

年に一度の一般公開が近づいて来て、いよいよ慌ただしくなっている。今日は当日の案内ボードのデザインの詰めをしていた。何度も色を変えているうちに、次第に感覚が麻痺してきて「もうどれでもいいや」となりかける気持ちを取り直して、出来るだけシンプルに、役割を充分果たせるものに仕上げていく。ああ面倒臭い。

所長は「液状化」の実験装置を手作りしているのだが、部品が足りずに買い出しに良くから車で連れて言ってくれと言う。私は昼休みで新聞を裂いていたのだが、ホイホイと車を出してお連れした。つくづく下女の性格である事よ。おっかしいなあ・・・大王とした事が。

買い物に行った先は、先日夜中近くまでポスターを貼らせて戴いた店だ。エレベーターに乗ると、ちゃんと貼ってありましたよ、手作りポスターが。

既に土日にアライさんがそこで証拠写真を撮ってくれていたのだが、モデルがポスターの前でポーズをとっているのが可笑しい。子供って衒い(てらい)がなくていいよね。お母さんが撮られ上手だもの、子供たちも良いモデルの素質充分だった。専属モデルとして、来年も出演して欲しい。

すっかり目を疲れさせて、雨の中帰宅する。渋滞の時間を過ぎていたので、雨とは言え道があまり混んでいなかったので助かった。

帰って直ぐにぶーちゃんの部屋を覗くが、逃げるレンとタムに引きずられてか、ぶーちゃんまでが逃げようとするのには参った。悲しいよ、ママは。毎晩抱き合って寝ていたのに(ウンコがお尻の周りの毛にビッチリ付着していた晩も、ちゃんとウンコごと抱いて寝てあげたのに)・・・。

仕上げに生ハムを千切って散らしたペペロンチーノを作り、ほんの一口だけワインも飲む。大根のサラダと、スモークチーズも食べる。大分軽めの晩ご飯だが、昨日まで胃の調子が悪かったのでこれ位にしておこう。

ジーコ

Apr. 14, 2004

マルコをケージから出して、その間ジャムをケージに閉じ込めてみる。ジャムは泣き喚いて抗議し、ケージの隙間から手を伸ばしてクッションを引き寄せて破壊に及ぶ。マルコは一通りウロウロした後、わざわざジャムの入ったケージの傍に入って、中を覗いて威嚇していた。馬鹿かね、お前は。

ジャムを開放すると直ぐにマルコが寛いでいる椅子の傍に行き、マルコはまたしても唸っている。最後は追いかけられて、追い詰められたマルコがケージに戻って「ジ・エンド」。時々はこうして立場を逆転させてみよう。無意味かな?クラゲさんがクレアを罰としてケージに閉じ込めるのは、あれは因果関係を学ばせようとするもので意義があると思う。しかしジャムは、こんな事を繰り返すと腹いせにますます暴れん坊になりそうだ。

多頭飼いの場合の折り合いについてのケーススタディのコーナーも作り始めたし、時間が解決するよと人には言っているくせに、自分のところで解決の糸口が見つからない問題がある。しかし悩まない事にしている。生きていれば、こういう事もあるさ。

ついでに掃除の仕方なんかも書いてみた。これは自分がしている事の確認であって、何が正解なのかは判らないが、マメに努力して喘息やアトピーを軽減させている事だけは事実だから、胸を張って主張出来るぞ。アレルギーの人たちの殆どが、私達ほどにはそれを克服する努力をしていないと思う。掃除機を毎日徹底してかける程度じゃ駄目なんだよ。私から見たら努力が不足しているのに猫を手放すなんて、虫が良いにも程がある。

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