《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

閉じ込められたの

Dec. 11, 2008
ガラ

2008年12月11日 木曜日

本日もカワムラさん日和。

暖かくて良かった。今日はリビングとダイニングを必要に応じて仕切るようにする為の格子戸を付ける工事が入るのだ。

鉋やノコギリも使うだろうから、風の出る暖房は切っておかないとまずい。





朝から大工さんが来て、特注で作って貰った立派な格子戸を、歪みの出ているレールに合わせて微調整を繰り返し、何時間も掛けて取り付けてくれた。



それに合わせてフレアを動物病院に預け、気になっているところを診察して貰う事にする。



病院に連れて行く道中フレアはとても鳴いていたけれど、やっぱり預けて正解だった。

鉋やノコギリの音はさほどでも無かったけれど、先日こうちゃんが作った格子戸を一旦外して位置をずらすのに使った電動工具の音は結構響いたし、位置を変えたが為に柱を1本立てたので、それを打ち付ける音も大きかった。





ジャムなど2階にいるのに神経過敏になってしまって、アオンアオンと発情しているように鳴いた。



1階のペリーやルス・リマがイタズラしないよう付いていなければならないし、2階の猫たちにも付いていてやりたいし、これが一人ではとても対処出来なかっただろう。



ペリーはこうちゃんが抱いていないと大工さんに付きまとい続け、道具を出す度いちいち点検したり、のこぎりをひいたり鉋をかける作業を手伝おうとしたりして、危ないったらありゃしない。



ルスとリマは道具箱や養生用の布の上に鎮座したり、掃除用に持ち込まれた箒が珍しいらしく、食べようとまでしていた。

叱っても追い払っても、所詮パパとママは怖くないと思われているから無駄で、ずーっと根気強く邪魔をし続けた。



弱虫のテトは、ソファの裏に隠れたままで、時々顔を覗かせているだけ。



イオは流石に賢い・・・遠巻きにして監視しているだけで済んだ。



トムは大工さんが部屋に入ったときに一度「シャーッ」と威嚇しただけで、後は頭を撫でて「ダイジョーブよ」と言って聞かせると、おとなしくしていられた。



マーゴは作業に近いケージで休んでいたのだが、奥の方で固まっていた。

怖かったんだよね、きっと。



意外だったのがガラで、お茶にした時、大工さんにスリスリして媚びていたのだ。

あの家庭内野良だったガラが・・・と思うと、進化したものだと感心する。






プロの建具師が作った格子戸は素晴らしく、やっとこれで便利になる。



ゆがみが出て来てどうにも動かないまま壁に隠れるように引き込んであったガラスの嵌まった古い建具は、二人掛かりでやっと引き出し、外してガレージに運んだ。

これだってしっかり作られている良いモノなんですけどね・・・とS木工の社長は言ってくれたけれど、猫が行き来出来ない状態で冷暖房した空気の流通はさせないといけないので、今回の目的には適わないのだ。

勿体無いけれど、いつか粗大ゴミで出すしかないのかな。







3時過ぎに大工さんが帰り、社長が点検に来た時にお支払いをしてから、フレアをお迎えに行く。

何とフレアは先生に抱かれて現れた。

そのまま色々と説明をしてくれる先生。

フレアもじっとおとなしく抱かれたまま聞いていた。



やっぱり猫に好かれるんだな、先生は。

そしてフレアってやっぱりいい子なんだ。自ら脱走するような猫でない事は確かだ。




アレルギーが疑われるので、今日から低アレルゲンフードに切り替えてみる事にした。



家に戻ってご飯を替えると、直ぐにカリカリと食べ始めた。

ご飯大好きだものね、ふーちゃん。



暫くは文句を言うようにうにゃうにゃ言っていたけれど、直ぐに眠ってしまった。

疲れたね、ふーちゃん。

でも病院のケージでも助手の女性にゴロゴロと甘えていたらしいし、本当に気立ての良い子だ。






フレアを隔離部屋に戻し、早速ガラをキッチン側に閉じ込めてみた。

最初はいつもの儀式で床を掘り(勿論掘れっこないのだが)脱出しようと暫し試みる。しかしやがて落ち着いて、トイレに入りウンコをしてから、椅子やシエスタの中で寛いでいた。

その間、モアとナムをリビング側に開放して遊ばせる。






夜の猫家事の際には、今度はナムをダイニング側に閉じ込めてみる。

偶然、テトも一緒に。

テトは誰とでも問題ないが、どうして突然ここから先に行けなくなったんだろう・・・とウロウロしていた。



「閉じ込める」という表現は相応しくないかも知れない。

そんなに狭い部屋でもないのだから。

立派にダイニングキッチン1部屋を成しているのだ。





因みにこの1階のキッチンは、猫の食器を洗う以外には使用していない。

私達のキッチンは2階にある。

1階ではとても食事の支度など出来ないし、1階では食べるものと言えばキャットフード限定で、到底人間の食事などは出来ない。

だから姑が使っていた古いキッチンセットは残してあるものの、厳密に言えば「キッチン」とすら言えないのだ。

本当はこちらのキッチンの方が広くて使い易いかも知れないのだが、火を使う事も食材を出して調理する事も、料理を並べる事も危険なほど、イタズラ猫が一杯いるし、食べさせられないものを見せて刺戟するのも可哀想だ。

だから1階ではお客様にお茶を出す程度。そのお茶も2階から運んで来るようにしている。




向うの部屋が見えるのにその先に行けない・・・という点だけは不満かも知れないが、それは各部屋の仕切りとて同様だろう。

たまにはメリハリが利いて良いと思って欲しい。



便宜上「キッチン」と呼び続けるが、このキッチンにも猫トイレを置き、毛布を掛けた炬燵ケージも置いて隠れ場所も確保している。

こちらの出窓もカワムラさんは大好きだった。冷蔵庫の上は、イオもナムもルスも大好き。ここでも充分に楽しめるはずだ。







念願叶って良かった。

これで付きっきりで遊ばせる手間が省けるのも有り難い。

ちょっと予定外にお金が掛かったけれど、その甲斐は充分にあったね・・・と何度もこうちゃんと喜びを口にする。乾杯もしたいが、眠い。





さあ、パパもママもまた気張って働くよ。

格子戸

リマが点検

Dec. 11, 2008
格子戸
格子戸

ガラを隔離

Dec. 11, 2008
格子戸

ガラが椅子にのり、背伸びしてロックを開けようと努力している。ペリーとイオとリマが、それを見物している。

それは開けられませんよ、ガラちゃん。諦めて下さいね。








夜、キッチン側からダイニングを撮ってみた。

格子戸の隙間から、猫ベッドの縁にアゴを乗せているペリーが見えるだろうか?

その顔のアップも、最後に載せておいた。

大工仕事のお手伝いが出来なかったので、不貞腐れているのかも知れない。

格子戸

キッチンから見る

Dec. 11, 2008
格子戸
ペリー

出番が無かった

Dec. 11, 2008
ペリー

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