猫雑記20101215

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

天国ってあっち？

Dec. 15, 2010

2010年12月15日　水曜日

赤ツナギさんがうちの猫宣言したばかりの >>アイリちゃんと、６年前に里子に出した >>黒岩さん改めニャジラが同じ日に亡くなった。

どちらも白血病のキャリアだった。黒岩さんはダブルキャリアだった。

でも、ここで言いたいのは白血病が怖い病気だという事ではない。

アイリちゃんは感染症の悪化が原因ではないかと思うし、黒岩ニャジラは老衰もあったと思う。

どちらも愛情をたっぷり注がれて穏やかに暮らし、必要なケアと治療に努めて貰えて、暖かい場所・温かい家族の手と目に看取られて、最期まで幸せだった。

その事を一番言いたい。

私が見送った子たちの中で、エイズキャリアだったトムとタム以外は、何のキャリアでもなかった。

慢性疾患や先天性の心臓疾患、そして多分、老衰や血栓症による突然死・・・そんなところが死因だったと考えられる。

エイズや白血病と聞くと、それだけでインパクトがあり過ぎて恐れられるケースが多いかも知れない。

でも、怖いのはそういう病気だけではない。

糖尿病も口内炎も、それだけで死に至る怖い病気や症状だし、殆どの猫が免れる事の無い腎不全やウィルス性の感染症、肝臓の病気、心疾患・・・いずれも気が付いた時にはカウントダウンが始まっている事が多く、甲乙付け難く恐ろしい。

この事は何度も繰り返し言わせて戴いて来た。

だから、やっぱり白血病キャリアは嫌だ・・・そんな風に思わないで欲しい。

そういう免疫不全のキャリアだからこそ、家猫として手厚く一生を送らせてやりたい・・・そう思って戴けたら最高に嬉しい。

うちには解っているだけで１０匹以上のエイズキャリアと１匹のダブルキャリアがいるけれど、みんなブリブリ太って元気だ。

今後猫たちそれぞれに何が起きようと、必要と思われる事、出来るだけの事をしてやるだけ。

それはキャリアだろうがそうでなかろうが、少しも変わらない事なんだ。

今現在闘病で苦しみ、私たちもケアに苦労しているモアもマーゴも、事実キャリアでは無い。

キャリアでも何でもなくて健康そのものであった筈のミュウが、具合悪くなってほんの１週間程で逝ってしまった事や、健康診断で何一つ問題なく褒められたマルコが、その数日後に突然何の前ぶれも無く逝ってしまった事を思うだに、エイズや白血病は怖くないよ・・・と言いたくなる。

しかし原因が何であれ、見送るのはいつだって誰だって悲しく辛い。

今夜は見事に生き抜いた２匹の事を想い、祈りたい。

天国は暖かいかな？

みんな居るから寂しくはないね。

私だって本当は早くそこに行きたいよ。

ミュウちゃん、カワムラさん・・・みんな一緒にバターになるんだから。

昨日作ったチーズケーキもコーンドビーフも、素晴らしく美味しかった。

ベイクキドチーズケーキにはレモン汁を入れるのを忘れてしまったのだけれど、胡桃とアーモンドを刻んで混ぜ込んだので、かなりボリュームのあるケーキになった。

おやつまで待てず、朝ご飯の続きで食べる。

しっとりずっしり・・・クリームチーズとバターと生クリームをいずれもたっぷり使っているので、カロリーは凄く高いだろうけど、こういうベイクドチーズケーキが好きなのだ。

コーンドビーフは柔らかく、肉の繊維に沿ってホロホロとほぐれ、塩加減も丁度良い。

これこれ、こういうのが食べたかったんだ。

茹でたブロッコリーを付け合せにしたのだが、本当は玉葱のスライスやレタスと共にサンドイッチにしたかった。

生憎サンドイッチ用のパンも玉葱もレタスも無かったので、それはまた次のお楽しみという事にしよう。

ちゃんと作ると何でも美味しいね。

お金を掛けず丁寧に作った美味しいものを食べて、残りの人生は二人で楽しく暮らさなきゃ。

ジャム

ミュウパパも居る？

Dec. 15, 2010