《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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チャイ

下に居ないでさ〜

Sep. 30, 2010
チャイ
2010年9月30日 木曜日

朝から雨。

いや、昨夜から降り始めていたんだっけ・・・



雨降りでも軒下には藪蚊が多く居て、油断していると刺される。

電撃ラケットを玄関の中に取りに行き、一瞬で戻るのにもう蚊は居ない。察知するのだ、自分達の身の危険を。何て利口なヤツラなんだろう。



博愛主義で犬猫だけじゃなく、蚊もゴキブリもナメクジもムカデも愛する人もきっといるのだろう。

そんな人を私は尊敬するけれど、きっと今回の人生ではそういう境地には達する事が出来ないだろう。

私はタヌキやアライグマ、カラス、イモ虫、蜂、蜘蛛までは愛しいと思う。でも藪蚊もブヨもナメクジもダメだ。



こうちゃんはその昔、通学途中で見つけた小さなヤマカガシを制服のポケットに入れて、学校に連れて行っていたと言う。頭を撫でたりして、結構可愛がっていたと言う。

当時、ヤマカガシには毒がないと信じられていたのだ。

でも最近になって、猛毒がある事が解った。

殿、よくぞご無事で・・・と言いたい。




午後、怪しげな業者が来た。

近所の鈴木さんのところで工事をしていてお宅の前を通り掛かったら、屋根が剥がれ掛けていて危険なのでお伝えしたいとの事。

以前にも同じような事を別の業者に言われたが、これはリフォーム詐欺の手口だろうと思う。



近所の鈴木さんってどこですか?と問い詰めると、近所でも何でもない。

歩けば30分も掛かるような幹線道路の方だと言うが、「鈴木」という姓は多いから、適当な名前を言っているだけだろう。

試しに一緒に道に出て点検とてみるが、剥がれてなどいない。

専門家が見ると影の出方で解るのだと言い張るが、双眼鏡を持ち出して来て再度こうちゃんと二人で点検するも、おかしな部分など無い。

そもそも屋根を葺き替えたのは、そう昔の事ではないのだ。



リフォームを勧められそうな古い家を探し回り、屋根の剥がれ程度だったら、近所で工事をしている職人の手が空いた時に簡単にやらせますから、2千円程度で済みます・・・と言うが、その際に点検して全体的な状態をご報告しますと言いやがる。

年寄りや素人を上手く言いくるめて、屋根だとか床下の柱だとかの補修を勧め、結果的には高い金額を支払わせる手口だろう。





私達がこの古い家に来て以来・・・そしてまだ舅・姑が健在でこの家の全権を握っていた時代・・・私の知る限りでもうちの老人たちはこういう手口に3度は引っ掛かっている。

一度目はシロアリ駆除、その次は外壁を一生モノにしましょうと「ぱっとサイデリア」にさせられ、そのまたお次は屋根材にアスベストを使っているからと葺き替えさせられた。

大事な家だから・・・と、年寄りは大枚はたいて工事をした訳だ。



シロアリ駆除をしたのは私達が勤めに出ている昼間の事で、その晩にはまだ3匹だった頃の猫たちが吐いて吐いて、私達も目と頭が痛くなって大変だったのだ。

しかし業者に問い合わせても、毒性は無いと言い張った。毒性の無いもので、シロアリが死ぬのか?

その後、「和歌山砒素カレー事件」で、容疑者夫婦はシロアリ駆除の仕事をしていた事や駆除には亜ヒ酸を使用していた事などを知り、一層恐ろしくなった。

1階の床下に撒いただけで、2階の私達と猫たちが身体に異変を起こしたのだから・・・。





ともあれ、今日の業者の営業担当の老人には丁重にお断りをした。

屋根に上がられてしまってからでは、一緒に家主が上がって最後まで見届けでもしない限り、故意に何をされても解らないだろう。

家は手入れをしないと住み続けられない事は知っている。

だけど先の葺き替えから10年にもならないのに、傷んでもいない屋根を葺き替える必要はないだろう。



それに、そもそも「偶然通り掛る」ような道ではないのだ、ここは。

住人の為のどん詰まりの私道であり、住民以外で通るとしたら郵便配達か宅配業者しかあり得ない。

ましてや1キロ以上も離れたところで工事をしている業者が、ここまで来る必然性も無い。

「通り掛ったのではなくて、こんなご時勢ですから営業のネタを探して歩いていらしたのでしょう?」とも言ってやった。





先日も塀を直した方が良いという営業のジイサンが来たし、古そうな家の屋根は狙い目らしく、色んな業者が来ては、ちょっ通り掛って見たら屋根に傷や穴があったので・・・などと嘘を言う。



もし本当に補修が必要なら、飛び込みの営業で胡散臭い事を言う業者ではなくて、地元の信頼出来そうな業者に頼むだろう。



しかし、今、屋根を葺き替えたり、家を建て替えたり、オール電化にするような余裕は我が家には無いのだ。

私達の余生を猫たちと共に、何とか雨露しのぎ、夏は冷房を、冬は暖房を使える程度に暮らせたら、もうそれだけで「御の字」なのだから、放っておいて欲しい。

そもそも「勧誘やセールスはお断りします」と張り紙しているのに・・・。





でも営業の仕事もさぞかし苦労しているだろうと思うと、少し同情してしまう。

リフォーム詐欺ではないにしても、嘘から始まる営業トークはいけないよね。

そして「無料」とか「格安」で釣り上げておいて、本格的に金を出させるハメに追いやる営業も、やっぱり良くないよ。
チャイ

上がっておいでよ〜

Sep. 30, 2010
チャイ

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