シロちゃん
うん、何だ何だ?
May. 9, 2011 |
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2011年5月9日 月曜日
晴れて暑くなる。
連休明けで、さぞかし道が混むのでは?と思いきや、そうでもない。
明日は(私の)定期健診なので、色んな用事を出来るだけ今日のうちに済ませておこうと思って出掛けたのだが、いつもだったら渋滞するポイントポイントがどこも空いていて、気が抜けてしまった。
いや、空いているのに越したことは無いのだけれど。
むしろ住宅地の奥深くに入った所のそこかしこで、地デジ化の工事がラッシュだ。
いよいよ今年の7月でアナログ放送は終了するんだものな。
お年寄りだけの世帯など、どうしているのだろう?
母が心配で地デジ化は済んでいるのかどうか聞いた事があった。
しかし母にも解っていなかった。
BSは見られないと言っていたのに、父の存命中に父は地デジを見ていたみたいよ・・・とも言っていたし、その手段を聞いても母に解るはずがなかった。
実家では電気の全ての担当が父だったのだ。
何たって父は家電メーカーだったから。
だけど父もある日突然(と言っても長年闘病してしたのだけれど)、お昼は食べたくないと言ったきり昏睡状態になって死んでしまい、1周忌が終わった途端に母も突然死んでしまったのだ。
もう実家が地デジ化されているかどうか、それがアンテナなのか光ケーブルなのかなんて、私ごときが心配する必要はなくなってしまった。
母は私が電話すると、よくラジオを聞いていた。
テレビよりもずっと内容の良い番組が多いらしく、近頃ではとんとテレビは見なかったようだ。
でもBSには面白い番組・・・母の好きそうな文化的な番組や教養番組もあるよ・・・と言ったのだが、きっとテレビは母にとっては軽薄でくだらない番組ばかりが目立ったのだろう。
私も最近までそう感じていたもの。
妹もあまりテレビには関心が無いようだし、どこかの悪徳業者が強引に訪問して来て余計な契約をさせられる前に、誰かに頼んで地デジ対応したのかどうか調べて貰い、然るべき対処をして貰おうおうかと思っていた。
でも誰に?
結局は妹に負担を掛けるハメになったんじゃないのか?
そんな事を考えているうちに、母は突然いなくなってしまって、テレビは必要無くなった。
いずれ妹があの家に戻るかどうか先の事は解らないし、そんな事も全て妹の自由な意志に任せておけば良い事だ。
妹は馬鹿じゃないんだし、慎重に色んな事を考えながら決めて行くだろう。
一人で葬儀を取り仕切れる程の大人なんだから、家を離れた私なんかが余計な心配をする必要は全く無いし、それどころか鬱陶しいばかりだろう。
覚悟していた事とは言え、大事な妹に対してすら何一つ役に立たない自分が情けない。
でも、その情けない気持ちも甘んじて受け入れる事までが、私の「覚悟」であったはずだ。
親の葬儀にも参列しない長女の事を親戚縁者や世間がどう言おうと構わない・・・そんな程度の「覚悟」だけではなかったはずなのだ。
選択した生き方に於いては、出来る事と出来ない事がある。
父の時には母と妹に、そして母の時には妹一人に甘えさせて貰い、私は猫の世話を優先する事にしたのだから、その結果に対してはもっと潔くあらねばならない。
覚悟の末に選んだ道は、それが親きょうだいであろうと誰からも理解されない、支持されない・・・それでも良しとする。
そして申し訳ないとか情けないとも思わない・口にしないようにする。
そうでないと偽善だろうな。
でも、ゴメンネ・・・という気持ちだけはある。
死んだ父にも母にも、そして妹にも。
そしてさよなら。
自分の中の未練がましい気持ちにお別れしなきゃ。
そう言えば、私も大学の4年間、テレビを持たずに暮らした。
当時のボーイフレンドのアパートが隣にあり、そこでテレビを見る事は可能だったけれど、見ている余裕は全然無かった。
何しろ私の学部はカリキュラムが詰まっていて、宿題もテストも毎日あってクソ忙しかったのだ。
たとえテストが無くても1年のうちに覚えなければならない文法や語彙、動詞の活用が山ほどあって、毎日勉強に明け暮れていると、テレビを見ている時間が無かった。
小学生の頃からずっと遠視だったのに、大学入学後あっという間に仮性近視になるほど毎晩長時間勉強した。
高校の3年間にもあれほど真剣に勉強をしていたら、東大にだって行けたかも知れないなあ・・・なんて思うけれど(多分行けなかっただろうけど)、そんな事は後の祭り、後からだから言える事なのだ。
思えば、私はいつだってタイミングが悪い。
いつだって後から努力して、サボッていたツケを払うのだ。
でも、後からツケを払うだけマシかな。
お金に関してはツケは一切無し、借金しないで生きて来られたし、これからもしないだろう思う。
勤勉に働いて来たと思うし、今後も可能な限りそうありたい。
でも時々勤勉どころか酷く怠慢になって、後で余計な努力をしないといけなくなる。
せめて今後はそういう事の無いように、毎日チマチマと小さな努力をして残りの時間を生きたい。
出来るかな?出来るよな?
大学の4年間はテレビを見ないで済んだけれど、好きな相撲はラジオで欠かさず聴いていた。
ラジオだと「寄せ太鼓」や「相撲甚句」なんかも流してくれて、臨場感が感じられてなかなか良かった。
映像が無い分、実況のアナウンサーは更に上手で、目に浮かぶような説明を早口で行う。
相撲の実況は名人芸だと思った。
大相撲を聴きながら夕飯の支度をし、炬燵で晩御飯を食べ終わると、その炬燵はまた勉強机になった。
夏の炬燵はテーブルだけになり、冬は唯一の暖房でもあった。
その炬燵を片付けないと、布団が敷けなかった4畳半の狭いアパート。
1年後に6畳一間のアパートに引っ越した時には、凄く広く感じた。
ベッドも、ライティングビューローも、本棚も、大きな洋服ダンスも買って入れられた。それでも壁がむき出しになっている部分が残っていた。
6畳って結構広いんだな・・・と感じた。
でも冷蔵庫も食器棚もまだ小さくて、風呂なし、洗濯はコインランドリー、歩いて30歩くらいのところにスーパーがあったから食料のストックも殆どなかったし、すっきりと身軽な生活だった。
あれが理想だ。
もう少し年老いて猫たちを全て見送った後は、あの生活に戻りたい。
風呂と洗濯機くらいはあっても良いけど、衣類だって最低限度のものだけで済ませられる。
そんな生活が出来るかな?出来るよな?
シロちゃん、2日ぶりでケージから解放。
途端にシロちゃんケージにはリマが入り、シロちゃんの水飲みからガブガブとハイポ水を飲んでいる。
アンタたちにもハイポ水は一杯用意してあるじゃん!
そしてシロちゃんは、窓際のベッドでマーゴと抱き合うようにして寝てしまった。
あまりにも微笑ましい景色なので、急いでカメラを取って来ると、今度はマーゴに足を乗せて寝ている。
マーゴも平気でぐっすり。
カメラを置きに行ってまた戻ると、今度はシロちゃんはマーゴと抱き合って寝たり、マーゴを舐めてやっている。
マーゴは少し前までは、シロちゃんがあまりにしつこく舐めるので、「シャー」なんて言ったりしていたのだが、近頃ではもうすっかり気持ち良さそうに舐められている。
こんなにもマーゴが気を許しているのは、リマとシロちゃんだけかも知れない。
流石カワムラさんが乗り移ったシロちゃん・・・メス猫にモテモテだな。
いや、カワムラさんやシロちゃんがメスを好きなだけかも知れないけれど。
シロちゃん・・・ハーレムのボスアザラシのようでもある。
兎に角、マーゴがシロちゃんを嫌いではない事だけは確かだ。
良かった、良かった・・・マーゴにとっても、シロちゃんにとっても。 |
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シロちゃん
俺なんかさあ・・・
May. 9, 2011 |
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シロちゃん
モテモテなんだぜ
May. 9, 2011 |
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シロちゃん
ほらな!
May. 9, 2011 |
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シロちゃん
まあ、ざっと・・・
May. 9, 2011 |
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シロちゃん
こんなもんさ
May. 9, 2011 |
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