ナム
あ~らアタシだって・・・
Apr. 18, 2012 |
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ナム
性格の良いキジトラよ!
Apr. 18, 2012 |
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2012年4月18日 水曜日 |
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キジトラはおしなべて性格が良くて飼い易い・・・というような事を少し前に書いたけれど、勿論、個体差だってあるし例外だってある。
例外という程の事ではないけれど、同じキジトラでも強い性格の子もいれば、気弱で情けない子もいる。
いかにも気が良くてフレンドリーなのもいるし、ひたすらビビリで人馴れしてくれない子もいる。
その子が生きて来た状況や、家に入れてからの接し方次第では、生まれ持っての性格だけじゃない何かが働いて、その子その子のあり方を決めているような気がする。
だけど野良で酷い目に遭って、当然人間不信になってもおかしくないような子が、とてつもなく甘えん坊だったり、仔猫の時から育てている割に馴れなかったり、バリバリの野良でとっくに成猫だったのにある時突然甘えるようになったり・・・と本当に様々だ。
それでもね、カイルやレンのようにオスにもメスにも穏やかで優しく、フレンドリーな様子を見ていると、やっぱりキジトラは性格が良くて顔は端正で・・・と褒め讃えたくもなるのだ。
どちらもとっくに成猫で、何歳かも判らず、どちらかと言えば家庭内野良だけど、新入りのメスにもオスにも好かれる。
タイプは違うけど、どちらもハンサム。
誰かを苛めたりなんかしない。
苛めるのはね・・・ナムちゃん、アンタよね。
同じキジトラのテト君を、徹底的に追いつめてウンコちびらせて。
でもそんなナムも、ガラに追いつめられてオシッコ漏らした事もあったっけ。
ではガラが一番意地悪で悪い子なのか?と言えば、決してそんな単純な事ではないのだ。
そもそも「悪い子」などいやしない。
そんな簡単に「善」と「悪」とに分けられるような、そんな単純な精神構造ではない事は、猫と密着して暮らしている人には解るだろう。
ガラを一人部屋(元ダイニングキッチン・・・但しキッチンとしてもダイニングとしても使用していなかった空間)にしてからというもの、ナムはもう怖いもの無し。
ペロにしつこくマウントされても実に寛大だし、テトを必要以上に追いかける事もしなくなった。
そして部屋のど真ん中を自分の場所と定め、真っ先に駆け寄ってアピールする事も上手だ。
「可愛いでしょ?アタシ可愛いでしょ?撫でて撫でて!」
そう言っているように聞こえる。
後から入った事など全くハンディにしていない。
勿論、足が3本しか無い事などナムのハンディキャップではない。
誰よりも走るのが速く、それはもう目にもとまらぬ速さで駆け抜けて私達を驚かせ、呆れさせる程だ。
高い場所にもジャンプ出来る。
何が彼らの心のバランスを崩したり、修復したりする要因となるのか・・・それは法則など無い。
兎に角、あらゆる可能性を考えながら実践してみないと解らない。
我が家で上手く行った事が他所でも通用するとも限らないし、同じ我が家の中でも、個体によってはまた事情も対処も違うのが普通なのだから。
だけど性格的にタイプが似ている子達も居て、ゴマは祖はカワムラさんと似ているかも知れない。
アンちゃんはアインととてもよく似ているし、ナムとガラとジャムは似ている。
フレアはモアと似ている。とぼけた按配も、いじらしいところも・・・。
ペリーはジーコと似ていて箱入りの王子様だし、ジャムはミュウにも似て来た。
飼い主の接し方が猫の性格を作って行ってしまうのも確かだと思うから、殆どの場合、飼い主に責任があるのだ。
迷惑だろうからと控えていたけれど、もっと私の影響を色濃く受けて欲しいという想いもあるし、いっそ強硬策として家庭内野良部屋で寝起きしてやろうかしら?
今夜、みーちゃん部屋で掃除機を掛けていてそんな事を考えた、
かつてこのみーちゃん部屋は、まだ「みーちゃん部屋」と名付けられるよりずっと前、保護したばかりのカワムラさんと二人っきりで寝ていたのだ。
こうちゃんとは、寝る時だけ家庭内別居を余儀なくされたけど、カワムラさんが私を求めて求めて、うんと寂しがったんだもの。
私とカワムラさんが布団に入ると、こうちゃんが電気を消して部屋を出て行く。
こうちゃかがまだ2階への階段を上り始めない頃からもう、私の声が聞こえていたと言う。
「やめて~カワムラさん」
「やめろ~カワムラ」
それは、当時まだ副鼻腔炎が酷くて臭いカワムラさんが、私にしこつくディープキッスするのを阻止しようとして発せられた私の叫び声なのだが、カワムラさんはそんな事にはお構いなしであった。
カワムラさんは私の口と鼻を気が済むまで舐め尽くすと、私の枕を半分以上使って寝た。
申し訳ないが、カワムラさんの息と唾液の余りの臭さに、口で息をして寝ていたのだ。
目覚めると私の頭は枕から落ちており、カワムラさんが枕を独占して寝ていた。
私達は自他共に認める「おしどり夫婦」だった。
そんな二人きりの夜の生活は、大晦日にルスとリマがやって来るまで2ヶ月間続いたのだ。
そして、ミサイルがバンバン落ちるようなルス・リマの夜の運動会の中で私もカワムラさんも眠り、やがてペリーが来てからは部屋をもっと広い隣のリビングへと移って、イオを迎え、テトを迎え・・・とだんだん猫の数が増えて行き、猫部屋も増えて行ったんだ。
私はあちこちの猫部屋を泊り歩いて、ボヘミアンな夜を送った。
まるであちこちに愛人がいる浮気男みたいな日々。
だけど例外もある。
家庭内野良の比率が高い部屋では、私が部屋に居ると緊張感が高まり、どこかに隠れて(隠れ場所は一杯作ってあるのだが、それが不幸にも功を奏する)姿を見せない。
そして私が部屋を出ると、気楽に家庭内野良同士で仲良くドタドタ遊び回る。
悲しいけれど、猫同士が仲が良くて、元気でご飯も食べ、ウンコもオシッコも順調に出ていれば、それでよしとしなければ。
強引に私が長く滞在している間、ご飯も食べられないトイレにも入れない子が出て来てしまうといけないから、やっぱり家庭内野良の多い部屋でお泊りは無理ね。
私はそんな子たちのママでもあるつもりなのに・・・想いは複雑だけど、人馴れさせる事が家に入れた目的ではないのだから、これもまたよし。
元気で幸せでいてね、みんな。
それだけだ、私の願いは。 |
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レン
それはちょっと違うと思うけど
Apr. 18, 2012 |
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レン
言えないのよね、僕には
Apr. 18, 2012 |
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