猫雑記20131018

2013年　CAT'S EYES & CAT'S HANDS　

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2013年10月18日　金曜日　（禁煙４２１目）

午前中は晴れていたけれど、午後は雲が多くなって、雨が近づいているような空模様だ。

でも暑くもなく寒くも無い、しのぎ易い空気と言える。

今年のように頻繁に台風が来ていなければ、本来、今が春と並んでとても過ごし易い季節なのだ。

但し、朝晩はぐっと冷えて来たので、猫の為に全ての猫部屋に暖房を入れている。

個室に暮らすガラとフレアには、冷気が入り込み易い窓辺に小さなパネルのオイルヒーターを置いている。

大部屋には大容量のガスファンヒーター、そしてそれぞれの部屋のどこかに炬燵やホットカーペット、オイルヒーターをつけてやる。

みんなやっぱり暖かいのは好きらしく、どの部屋のどの暖房器具にも、べったりと猫が張り付く。

まるでゴキブリホイホイに掛ったゴキブリのようだ・・・なんて言ったら猫には申し訳ないけど、猫を釣るには暖房が一番だと思う。

ジャムジャムは暖房なんか要らない Oct. 18, 2013
ジャムジャムは暑いの嫌いだもん Oct. 18, 2013
ジャムみんな意気地無しだね Oct. 18, 2013
ジャムジャムは怖がりだけどさ Oct. 18, 2013

そうだね、ジャム。

アンタに暖房は要らないよね。

真冬に添い寝するにも、毛布の中には絶対に入らないものね。

おかしいねえ、やっぱりジャムの中には犬が入っているのかな？

ジャムも犬も入っていない私だって、食べたり少し動いたりすると暑くなって、今日はちょっと肌寒いかな？と思って着る長袖のＴシャツを脱ぎ捨て、夏と変わらない不埒な恰好で家事をしたりご飯を食べたりする。

どうせ誰にも見られないのだから、下着にエプロンでも着けていれば充分なのだ。

身体にフィットしていないピラピラしたものを身に着けていると、しょっちゅう戸棚の取っ手に引っ掛けるし、コンロの火が袖に引火しそうで危ない。

それで亡くなった老女優がいましたっけね。

どんな繊維の衣類が引火し易いのか検証した番組を見たら、化繊でなくても木綿でも同様に引火するらしい。

険呑、険呑。

だから、家の中では余計なものを着ていない方が安全だ。

安全なばかりか、いろいろ着ているよりも動きが良い。

しかし本当に安全だろうか。

天麩羅すれば、剥き出しのお腹に油がはねる。

ベーコンなんか、炒めている突然、目にもとまらぬ速さではねて来る。

まるで生ききているかのように、剥き出しのお腹を狙って飛んで来る熱いベーコン。

まるで焼けた弾丸だ。

だけどエプロンをしていたら、熱く焼けたベーコンだろうが天麩羅油だろうが、敵では無い。

だから炊事に限らず、家で何か用事をする時には、たとえ「裸族」でも、たとえ男性でも、エプロンだけはすると良い。

エプロンは戦いの場の楯や甲冑にもなるのは先述の通りだが、この甲冑にはポケットという便利で可愛いものも付いている。

ポケットが無くてちょっと困った・・・という局面、ありませんか。

高い場所で何か組み立てる時、たくさんあるネジをポケット以外、どこに入れて脚立に登りますか？

口の中ですか？

１本や２本なら雑な性格の私は口にくわえてしまうでしょうけど、５本も１０本も・・・となると、少し抵抗がありそうです。

そういう時にポケット、とても便利です。

ほんの数歩でも、わざわざカメラを取りに行っている間に、もう猫の面白い瞬間を逃してしまいがちなんだけど、小さなデジカメをポケットに入れて掃除して回っていると、ハッと思いついた時に直ぐ撮れる。

たとえ料理なんかしなくても、エプロンは便利な「家着」になる訳です。

「前掛け」タイプではなくて、下着のパンツも隠れるようなジャンパースカートタイプだったら、いちいち着替えなくても外にだって着て行けますよ。

無精者にピッタリ。

オバサンが、エプロン着けたまま上着を着て平気で出掛けているでしょう？

あれよりはマシ・・・失礼、少しだけお洒落です。

メイドさんごっこじゃないのだから、白いフリフリのエプロンじゃなくて、シンプルで丈夫なエプロンが良い。

私としては、デニム生地のジャンスカが一番かな・・・と思う。

自分で縫えれば縫うんだけど、私は着るものは一切縫えない。

ジャムのオシッコシーツを根を詰めて縫った年末年始が、また近づいて来ている。

１年が経つのは本当に早い。

もっとゆっくり過ぎて欲しいと祈っても無駄だから、私が１秒ずつを丁寧に生きるしか無いのだ。

今をじっくり味わいながら生きて、若い頃のようにモラトリアムしない事が、きっと後悔を減らすコツだ。