2017年4月12日 水曜日 |
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晴れて暖かくなった。
あと少しで「夏日」という程に。
昨日の雨と風では、裏の公園の桜は散らなかった。
まだ花が若かったせいだろう。
嬉しくて、お隣の奥さんを誘って裏の「私達の」公園を歩きながら、色々とお喋りした。
そうなんだ、うちとお隣にとってはこの小さな公園がまるで自分の家の庭のようなものだから、勝手に「うちの公園」と呼んでいるのだ。
私だけじゃなく、彼女もそうだと知って笑った。
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ペロ じゃあ僕の公園でもあるの?
Apr. 12, 2017
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ペロ 僕も桜が見たいよ
Apr. 12, 2017
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見てるじゃん、毎日。
貴方たちの日向ぼっこしている窓辺は、我が家では特等席なんだよ。
桜も見える、野鳥がエサを食べに来る様子も見える、ついでに窓ガラスの外側に張り付いて猫たちを観察しているかのヤモリの「モーリス」も見える。
そこはね、地上の天国の中の最良の席なんだ。
カワムラさんも大好きだったよ。
完成したお隣3軒に引っ越して来たご家族がとても良い人たちだという事は、前にも書いた。
今日一緒に公園の桜を愛でたお隣さんは、先の日曜日に私が調子悪くて出席出来なかった町内会の総会の様子を、わざわざお手紙で知らせて下さったのだ。
ポストに入れてひっそりと・・・。
丁寧な手書き文字で、要点が簡潔に書かれていた。
申し訳なくて、だけど嬉しくて有り難かった。
これまでは、ご近所とは挨拶を交わす程度で、所謂「ご近所付き合い」というものを殆どして来なかったけれど、この奥さんとは話していても楽しい。
控え目だけど知的で、素敵な女性だ。
私より10歳くらい若いのかなあ・・・
公園でも、お喋りしながら、雑草を抜いているのだ。
用意して来ていたゴミ袋に、気になる場所の草を抜いて・・・。
緑や花が好きで、新居のお庭には花桃やハナミズキを植えたらしい。
私も時々、バカでかくなってしまう前の雑草を抜いたり、花の終わったアジサイを剪定したりしているのだけど、今年からは彼女と一緒にやれそうだ。
良かった、素敵な人が越して来てくれて。
そのお隣も、更にそのお隣も・・・今回の新築工事では、業者のタチが悪くてストレスが多かったけれど、越して来た人たちが感じ良いので、すっかり忘れられそうだ。
有り難う、ここに引っ越して来てくれて。
今まで閉塞状態だった町内が一気に活気を帯びて来た。
小学生の子供たちも、すれ違うと必ず元気に大声で挨拶してくれるし、一切挨拶をしない反対隣の大きな娘たちとは大違い。
生きていると辛い事は多いけど、悪い事ばかりじゃないな・・・とつくづく思う。
そんな喜びも、生きていればこそだ。
生きて楽しい瞬間をたくさん持ちたい。
そして私も他人様には、ほんの少しでも気分良くさせられるような感じ良い接し方が出来るようでありたい。
今度越して来る人たちは、ゴミ捨てのルールを守ってくれるだけで良い、他は何も期待しない・・・などと悲観していた頃が嘘のようだ。
という訳で、小さな幸せを味わっている。
有り難うと誰かに言いたい気分。
曇る日もあるだろうけど、じっと辛抱して乗り越えたら、また照る日も来るって事を忘れちゃダメだ。
今年も玄関の満天星(ドウダン)が咲いた。
それはもうビックリするくらい突然に咲いたのだけど、本当はちゃんと準備されていたのだ。
雨が降ったり真冬のように寒かったり、ついでに体調が悪かったりしたものだから、ちゃんと見ていなかっただけなのだ、私が。
そんな私を裏切る事無く、今年もちゃんと綺麗に咲いてくれるとは・・・
これまた申し訳ないやら愛しいやら。
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満天星(ドウダン) Apr. 12, 2017
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昨年、自分で剪定したのが上手く行ったのか、今年は特に花の付きが良いような気がする。
ぼったくり植木屋の男の子に選定させた翌年は、満天星も侘助もあまり咲かなかったのだ。
剪定した季節や切り戻し具合が間違っていたとしか思えないのだけど、そういう知識が無かったのね、専門家のくせに。
それでいて相場の3倍も請求された。
私達は黙って支払った。
だけど、もう2度と頼まない。
明日は区役所に出掛けるので、明後日には庭の掃除と剪定をしよう。
私もヤモリのように冬眠から目覚めないといけない。
さあ、始動だ。
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