2017年8月23日 水曜日 |
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こうちゃんにも読め、早く全部読め・・・としつこく言っていたら、少しずつ読んだらしい【夜廻り猫】のコミック。
そして今日も私に向って「そこなおまいさん」などと呼び掛け、しみじみと呟いた。
「面白いなあ」と。
「当分、我が家のバイブルだな」とも。
よしよし、それは正しい。
殺伐とした気持ちになる事の多い世の中の、社会のすみっこでギリギリの毎日をひたむきに生きる生きもの(人も動物も)たちの心模様と、それを励まし続ける夜廻り猫・遠藤平蔵。
平さんの視線は、間違いなく作者の視線だ。
可愛いだけでは済まない猫。
猫以外の生き物のはかなくも美しい命の数々。
その命を、それぞれの人生の中でそっと守ろうとしている人々の善意。
必要だけどそれだけじゃ幸せになれないお金の問題。
そして生きて行くのに大切にしたいものが、それぞれにとって何であるのか・・・
そういう酸いも甘いも嚙み分けた大人でないと書けない漫画で、毎日ランダムにページを開いては読み直しています。
まだ読んでいない人はいますか?
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夜廻り猫 1,2巻
著者:深谷かほる |
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アンダ アンちゃんは読んでないよ
Aug. 23 , 2017
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アンダ アンちゃんも読もっかな
Aug. 23 , 2017
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あ、いや・・・アンちゃんは読めないと思うよ。
だって漫画とは言え漢字もあるから、読めないでしょアンちゃん。
じゃあ平仮名なら読めるのかというツッコミは無しでお願いします。
今日、夕方にパンを買いに行ったスーパー「santoku」での出来事。
フロア中をパタパタと走り回っている小さな男の子がいた。
こちらはゆっくり移動しているのだが、男の子は何度も何度も走って来ては、また走り去る。
やがて魚売り場で、氷の上に剥き出しで並べられた鯵をその男の子が指で突こうとしている場面に出くわしたので、「触っちゃダメだよ~」と穏やかに言った。
男の子はニコニコして私を見上げている。
良く見ると、男の子は片手にソフトクリームを聖火のトーチのように握っていた。
包装されたままのソフトクリームで、まだレジを通っていない売り物なんじゃないだろうか?と思ったけど、男の子はまた走り去ってしまった。
一回りして、やっぱり鯵を買おうかと再び鮮魚売り場に来ると、その男の子が母親らしい女性に鮭の切り身のパックを渡そうとしていた。
女性は、「**ちゃん、返して来なさい」と言っている。
見ると、男の子はソフトクリームを持っていない。
母親のカゴにも入っていない(カゴは殆ど空だ)。
私は余計な事と思いつつも、思い切って話し掛けてみる事にした。
「あの~、この子のお母さんですか?」
「そうですけど何か?」
怖い表情ときつい語調で聞き返してきた。
「息子さん、さっきソフトクリームを持ち歩いていましたよね?」
「だから戻させましたけど?」
明らかに敵愾心丸出し物言いに聞こえるが、いまどきの若い人はこういう言い方をするのが普通なのだろうか。
「いや、戻すとかじゃなくて、そこそこ長時間持ち歩いていましたよ」
「だから戻させましたけど?」
再び全く同じ言葉を強い口調で繰り返すだけで、私をもの凄い顔で睨みつけて子供を連れて行ってしまった。
あまりの反応にしばし呆然とする。
私はどう反応すべきだったのだろう。
20代前半などの若い母親ではなく、40過ぎに見えた。
だって最初に顔を見た時、皮膚のたるみ加減、ファンデーションを厚塗りして皴がたくさん目立ち、母親じゃなくて祖母なのかな?と思った位だ。
子供は5歳くらいだろうか。
5歳だろうが、ちゃんと言い聞かせれば解るはずなのだ。
問題は4~5歳で母親がたしなめる内容を理解できるかどうかではなく、言われた事を素直にやるかどうかの心持ちの問題であるという事を、私は母親になった事は無いものの、子供だった頃の経験で知っている。
つまり子供が言う事を聞かないとしたら、子供だけに題があるようなケースは少ないのだ。
何が言いたいかと言うと、母親は子供をちゃんと躾ける責任があるからこそ、社会で色々と守られているのだから、ちゃんとやれ!という事だ。
アイスを戻させれば、それで問題ないと本当に思っているのだろうか。
常温で売られている箱入りの駄菓子とは訳が違う。
既にアイスは溶けかけていたんじゃないかな。
戻せば良いと思っていないからこその、私的された相手への警戒心と敵愾心である事も解る。
謙虚さの欠片も無い母親の態度は醜い。
なるほど、世の中にはああいう母親もいるから、ニュースで見た岡山の和風喫茶では「就学前の幼児お断り」という苦肉の策をとったのだ。
幼児に障子紙を破られてた上、母親は申告するどころかわざわざ敗れた障子紙を物陰に隠して、帰ってしまったそうだ。
しかし幼児お断りの処置に関して、ネットでは炎上していたらしい。
世の中の母親がみんなあんなだとは思わない。
でも、子供連れで買い物に行ったり飲食店に入ったりする場合は、して良い事と悪い事の区別くらいちゃんと躾けて欲しいし、悪い事をしたら子供には注意し、迷惑を掛けた相手には謝罪すべきだ。
そんな事、母親だろうが年寄りだろうが若者だろうが、常識中の常識だ。
理屈が通用しない程の子供だとしたら、目を離すべきではないし、大人の店に連れて行くのは遠慮した方が良い。
何でもかんでも、自分には権利があると言いたいその傲慢さは、世の中の子供たちを堕落させるばかりか、母親という存在全体を貶めてしまうよ。
子育てという尊い仕事を自分の人生に取り入れたのは、強制された訳ではないだろう。
子供を持とうと持つまいと、どちらも好きで選んだ道、或いは致し方なく歩むようになった自分の道なのだから、どっちがどう大変でも受け入れて頑張るしか仕方ない。
それぞれに計り知れない苦労も喜びもあるはずなのだ。
母親である前に女性として生き生きしたいだとか、母親だって静かな和風喫茶でゆっくりしたいなどと、何でも当然の権利のように主張するのは、先ず責任を最低限度果たせてこそ言える事だ。
世の中にあまり迷惑を掛けて平気でいると、母親としてだけじゃなく、女としても、人間としても醜く見えるだけだ。
ただでさえ容姿がそう美しくないのに、態度や表情まで醜くしていてどうする。
世間の親たちがのびのびと子育て出来るよう、子供がちょっとくらい騒々しくても世間は我慢すべきだろうと思うし、暖かい気持ちで見守りたいといつも思っている。
だけど、あまりにも傲慢で非常識な母親の振る舞いを見ると、バカが育てた子供は間違いなくバカな大人になるんだろうな・・・と思って絶望する。
こういう意見は過激ですか?
全然過激じゃないと思いますけどね。
尚、スーパーの店長さんに、この件は伝えた。
なんたって食中毒の感染が問題になっている昨今だし、もう少し改善した方が良いと感じる売り場は、どこのスーパーでも見受ける。
アイスの売り場は、子供が手に取り易いレイアウトであるのが普通だ。
ここのスーパーも例外ではない。
いまどきは、昔のアイスケースのように上蓋など無いものが主流のようだ。
それでも温度が上がらない構造になっているらしい。
だから取り出し易く、戻し易いという事だ。
しかしアイスや冷凍食品は、一旦冷凍ケースから取り出したら、直ぐに戻すならばまだしも、しばらく持ち歩いてから戻すなんて非常識だ。
そんな事で目くじら立てる私がおかしい?
今日の子供のした事くらい気にならないと言える人は、他人がさんざん持ち歩いてからまた戻してしまい、少し溶けかけているんじゃないかと思えるアイスや冷凍品を自分が買うのも平気ですよね?
私は嫌だな、そんなものを買うのは。
他所の子供の手が握ったソフトクリームを私は食べられないです。
子供の手、とりわけ幼い男の子の手は総じて汚いと思う。
あの子も実際、肉や魚のパックをペタペタ触りまくっていたのを見ている。
肉屋魚のパックの外側には、細菌が付いていてもおかしくないのだから。
床に座り込んで、土足で色んな客が歩き回る床を素手で触ったりもしているのを見るけど、そういう手で商品を触って、挙句、売り場に戻されては堪らない。
どこと比べても手が汚くて汚染されているからこそ、帰ってから念入りに手を洗えと言われているんでしょう。
バイキンもウィルスも目に見えないけどね。
折しも、ただでさえスーパーのお惣菜のポテトサラダが感染源らしきO-157が大問題になっているではないか。
ポテトサラダにどの時点でどうやって病原菌が混入してしまったのか、まだ解明されてはいないのだ。
しかしニュースで聞いていて、やっぱりセルフ方式のお惣菜は危険だと思(笑)笊を得なかった。
誰もが素手で触るトング、むき出しで陳列されている食品の前で平気でお喋りしたり咳をする子供たち。
どんな最近やウィルスが入り込んでも全然おかしくない。
だから、セルフでトレイに入れるパンなども、今後はもう買いたくない。
当時はまだビタミンCの存在など知らず、果物には全て火を通してコンポートとして食べたという森鴎外の気持ちが良く解る。
そこまでではないにしても、売り場に長時間さらされているサラダや和え物、天婦羅やフライ、そして様々なパンなど、火をじっくり通してから食べるものでない限り、もう買いたくないと思ったよ。
自分でも、キッチンの細菌繁殖防止対策には、これまでにも増して気をつけたい。
包丁と俎板、食器は必ず食器乾燥機で熱を掛けて殺菌しているし、キッチンのタオルは日に何度も替えて、その都度煮沸もしくは塩素消毒している。
以前より手も丁寧に洗うようになった。
暑い季節は、作り置きもしないようにしている。
勿論、鶏肉を切った包丁・俎板では、洗った程度では生野菜なんか切らないよ。
神経質過ぎるという事は無い。
こうちゃん、入院中には院内(細菌)感染もした経験があり、あの時もとても苦労したのだ。
今は、死に掛けたあの時ほどには免疫力が落ちていないにせよ、年々、老いている事も事実なのだ。
もっと全然若くて健康な時にも、回らない寿司屋でノロウィルスに感染した経験もあるし、過熱が充分でなかった牡蠣にあたった(これもノロだろうけど)事もあった。
免疫が正常に働いてくれるよう、栄養バランス良く食べて休眠もとり、ストレスを溜めず、腸内細菌のバランスを保てるような工夫をし、殺菌・除菌だけに頼らない発症防止にも努めたい。
ああ、長々と怒りを書いて疲れた。
バカは私か。
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