2018年2月23日 金曜日 |
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先ずは良いご報告をひとつ。
猫たちの画像データ、修復されて戻りました。
やはり、画像フォルダのインデックスだけ見えない状態にされてしまっていたようです。
本当に嬉しくて、嬉しくて、こうちゃんと手を取り合って喜んだ。
新しいハードディスクを接続して、これでスッキリと再スタート・・・という気持ちに切り替えられた気がする。
今後のバックアップの為の機械を買うまでの間、本体のハードディスクにもバックアップを取っておいた。
ニシムラ博士のアドバイスに従い、本体の買い替えと、新しいバックアップの為の機械導入を近々考えよう。
何かあってからでは、こんなにも不安で不幸な気分になるのだから。
以前は、失われて困るデータは全て毎日、何重にもバックアップをしていたのに、忙しさを言い訳に、また故障が無かった事を良い事に、最近ではその習慣を疎かにしていた。
しかも画像データだけはあまりにボリュームが多くて何もバックアップしていなかったものだから、機械やシステムの不具合でデータが失われでもしたらまさしくアウトだ。
いつも今回のように結果オーライという訳にはいかないだろう。
ともあれ「PC DEPOT」の確認ブースの画面で、ミュウやジャムたちの写真が綺麗に確認出来た時、涙がこぼれ落ちんばかりに感激した。
バカだな、私、所詮ただの写真じゃないか。
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2014年のガラ 「ただの」ってナニよ
Feb. 23 , 2017
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ごめん、ごめん、ガラちゃん、貴女たち本体が一番大事、貴女たちの写真も大事だよ。
大事だからお金を掛けてでも修復して貰ったんだもの。
でもね、物質に執着している様子を露呈させるのは恥ずかしいものなのよ。
ええかっこしいだからね。
では、昨日までの続きを書きます。
トコジラミではなさそうだ・・・でも解決はしていないというところまででしたね。
悪い事は続くものだ。
ある日、こうちゃんに悪性腫瘍疑惑。
まあいいや、もう済んだ事だ。
手術して切除した細胞の病理検査の結果が出るまで、あの胸がザワザワとして不安で堪らない日々の事は思い出すのも嫌だ。
どうしてジャムが死んだ直後に、こうちゃんたら腫瘍だなんて・・・こうちゃんのバカ。
私より先に死んだりしたら、怒るよ、私は。
だからここは結果だけ書いてお終いにしたい。
病理検査の結果で、とりあえず悪性の疑いは晴れた。
良かった、良かった、良かったよ。
但しこんな事、もう3度目は勘弁して欲しい。
いつの日か・・・そう遠からず死ぬのは確かだけど、今はまだやめて。
普段、病気もせず健康な人が、どうして手術ばっかり。
まあ本人もきっと色々考える事が多かっただろうし、痛い目に遭って可哀想だったけど、一人残されるんじゃないかと本当に不安だったんだぞ。
しかし私もいい歳をした大人なんだから、グズグズ言っていないで、いつかは覚悟をきめなきゃいけない。
誰もがみんな家族に先立たれたり、独りで死んでいくのだ。
私だけ特別な思いをしている訳じゃない。
妹の同僚なんか、もう二人も死んだ。
1人は30代、もう1人は50代。
もう誰も死んで欲しくないよ、私の大事な家族。
希望としては、私から「お先に失礼」したいんだ。
ところが今度は、妹に持病の再発と腫瘍の疑惑が出て来た。
言葉が見つからない。
妹に先立たれるのは絶対に嫌だ。
しかし、これも今回は無事に通り過ぎる事が出来たみたいだ。
検査の結果がまさに今日言い渡されて、大丈夫だったと。
まったくもう、次から次へと・・・
つまり、そういう歳なんだろうな、もはや。
寂しいけれど、終わりが間近なんだ。
そして春も近づいている。
1か月ほど免れていた新たな虫刺され。
それが一昨日、突然また始まった。
物凄いショック。
終わったとは思っちゃいなかったし、春から夏にかけては要注意、しっかり対処を続けようと覚悟を決めていた。
だけど、もしかしたらあれでもう終わっていたりして・・・と思わないでもなかった。
あるいは、まだ寒いし、もう少しの間、気が休められると思っていた。
まだ腕の内側一か所だけで済んでいる。
しかし激しく痒い。
幸い、まだ抗ヒスタミンの飲み薬と、ステロイドの塗り薬は処方されている。
ベッドを分解して板の裏側や枠の継ぎ目まで執拗にスチーム、部屋の隅々にスチーム、そしてベッドの下には待ち伏せタイプの殺虫剤。
刺されない間も、毛布とシーツの熱湯洗濯と、乾燥機は毎日続けていたのだ。
決して気を緩めていた訳ではないけれど、スチーム掃除は少し休んでいた。
どこで増え始めたんだ、そして一体ナニが?
不思議な事に、またしてもこうちゃんには被害なし。
となると、もしかしたらこれはありきたりのダニ、どこの家にもいっぱいいる普通のダニの仕業で、私のアレルギー体質が起こしている現象なのだろうか?と思い始めた。
もっと酷いさなかにあっては、「そんなはずはない、恐ろしい吸血虫が大量に押し寄せて来て私を刺しているのだ」と信じたかったし、それを医師にも認めて貰って、特効薬を処方して貰いたかった。
でも、そんな事は、原因も対応も幻想でしかなかったのか。
現実に黒く残る沢山の刺され痕と、あの発狂しそうな痒さは決して幻想ではない。
しかし、皮膚科の先生は言う。
痒みと言うものは原因特定が大変に難しく、勿論ダニやトコジラミの場合もあるだろうけど、様々な化学物質への過敏症もあれば、その時々の体調や内臓の状態によっても、異常な痒みを引き起こす事があるものだと。
そう言われてみると、私には昔から虫刺されによる異常な反応があった。
腫れだけでなく、化膿して熱を持ち、外科で切開した事もあった。
そして免疫が過剰に反応する持病もある。
普通ならばここまでひどくならない、たとえばツメダニなどの刺され痕が、こうもひどくなっているのではないのか?
同じベッドで寝ている私と夫で、全く状況が違うというのも、それを証明しているような気がしないでもない。
でも正体が見たい、原因が知りたい。
ここでも私は学んだ。
人生には解決出来ないまま、ずっと持ち続けて生きていなければならない問題もたくさんあるし、訳が解らないまま、納得がいかないままの事もたくさんあるものなのだと。
駄々っ子みたいに、いつまでも「何故?どうして?」と問い続けるのは、それはもはや疑問なのではなく、恨み節なのだ。
どうしてジャムは、どうしてママは死んだのか。
いつまでも答は与えられない。
諦めが悪い、未練が経ちきれない、執着する性格なのだ、きっと。
でも大人としての理性もちゃんと働く。
だから、それでも頑張って生きて行こうと思う。
辛くとも、釈然としないでも、多少の嫌な目に遭っても、命までは取られずに済んだと喜びたい。
そういう事で、この件は解決はしていませんが、とりあえずエンド・マークをつけたいと思います。
お粗末様でございました。
でも、ホントに痒いのよ(しつこい)。
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夜廻り猫 1,2巻
著者:深谷かほる |
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