テト
夜明けを見る
Nov. 5, 2006 |
|
2006年11月5日 日曜日
寒い朝。
横浜では(港の近くだろうが)最低気温が14度だったと言っていたから、同じ横浜でもこの辺だと3〜4度は低いはずだ。日吉でも、駅の周辺とこの山の上とでは1〜2度違う。
夜明けも遅くなって来た。6時ではまだ暗い。日の出が6時少し過ぎなのだ。
ほんの1ヶ月で、30分も遅くなっている。夏には4時半には夜が明けていたのに、そして夕方6時ではまだ明るかったのに・・・冬になると随分と一日を損しているような気がする。
太陽の光の恵は計り知れない。とりあえず、陽が出ると暖かくて暖房費が助かる。
ゴマ、シッコの回数が増えている。量も多い。水もたくさん飲む。腎不全になってきているのだろうか。ご飯はよく食べるし、ウンチも順調。私がキッチンに立つ度に、ホタテが貰えると思って大騒ぎ。そんなにあげませんよ。
最近我が家では、「それがいい、それがいいと言いました、マル」と言うのが流行っている。
例えばこうちゃんが「じゃあ、エサやりの帰りにラーメン食べちゃおうか」と言うとすると、「それがいい、それがいいと言いました、マル」と返す訳だ。
いつもの如く突然、私が昔の事を思い出して言い始めたのだが、一体どこで聞いた科白なのだろう・・・と思って調べたら、原典はどうやら【ひょっこりひょうたん島】らしい。
「ひょうたん島世代」だものな、私の年代。特に好きで見ていた訳ではないけれど、その当時、子供の見るテレビ番組の選択肢は今より遥かに少なかったからな。
因みに私の歳だと、【ひょっこりひょうたん島】の前の【チロリン村とくるみの木】も覚えている。うちにはクルミのクル子の指人形もあった。
【チロリン村】は1964年で放映が終わっているから内容は殆ど記憶していないけれど、【ひょうたん島】ともなれば内容から個々のキャラクターの姿から科白までバッチリ覚えている。
古い事を良く覚えているのは歳をとった証かも知れないが、元々そういう性癖でもある。
いまだに、夜寝る時にゴマを呼ぶ時、「こっちにおいで」と言うと反射的に「こちゃこ〜(こっちへ来いの意味)こちゃこ〜コケコッコ〜、こっちの水はあ〜まいぞ〜」と言ってしまう。
勿論、ドン・ガバチョの科白だ。
彼には名(迷)科白がたくさんあった。そのドン・ガバチョの声は、亡き藤村有弘がしていた。
以前も書いたが、こうちゃんはNHKの「スペイン語講座」の第一回放送に、藤村有弘が出ていたのを見たと言う。そしてデタラメのスペイン語を話したのだと。
「こちゃこ〜・・・」に関しては、ついついいつもこうちゃんと同時に異口同音に発しては、暫しベッドの中で二人して笑う。
もう年寄りなんだな、私達夫婦って。ついこの間(と言っても16年以上も前だが)まで、現役でバリバリに恋愛だってしていたはずなのに。
勿論、恋愛に年齢制限は無いが、私達はこの歳で恋愛になんか関心は無い。そういう生臭い事は真っ平だと思う。若い人同士の恋愛は別として、いい歳をした大人の色恋など見聞きするのも嫌だ。
それは私が大人だからではなくて、むしろ女としては幼稚なせいかも知れないと思う。恋愛は美男美女の若者だけがするものではない。それは解かっている。
でも、恋愛を美しいもの(であって欲しい・あるべき)と考えているから、若さゆえの美しさが失われて汚らしくなった中年以降の男女が色欲に溺れるのは「キモチワルイ」と感じるのかも知れない。「通」じゃないのね、きっと。
だけど、たとえ美男美女でも、いや、美男美女であればある程、年老いてくると侘びしいのも事実だ。
かつての美男俳優アラン・ドロンが老醜を晒した1992年製作の映画【カサノヴァ最後の恋】。
老醜と言っても、その年にアラン・ドロンはまだ50代のはずだが、若い頃があれだけ美しかっただけに(個人的には好みではないけれど)、老いは殊更残酷なまでに容色の衰えを際立たせる。
それならそれで現役世代の若者と同じ土俵で戦わなければ良いのに、敢えてまだ若い女をたらしこもうとして冷たくされる往年の色事師カサノヴァ・ドロン。
若い女に「年寄りで退屈で口が臭い」とまで言われてしまう惨めさよ。
かつての伊達男アラン・ドロンですらそうなのだから、我々一般中年は、別の次元で生を謳歌しよう。
いや、謳歌は言い過ぎかな。ともし火が消えるまでの間、せめて見苦しくないようにしつつ、若い世代の肥やしになれるようでいたい・・・という程度かな。
それとも、まだ主演女優が良いですか?
私はもう脇役で充分ですけど。
|
テト
瞳が点
Nov. 5, 2006 |
|
黒い天使・リマは、誰とでも仲良く出来る天才だ。姉のルスは勿論、カワムラ爺ともガラとも、そしてイオやテト、モアとも仲良しだし、隣の部屋のレンやチャイ、みーちゃんもリマが格子戸のところに居ると寄って来る。
最近では、リマの気配でジニーまでが甘えて鳴く。
そのリマは、私達の姿を見るや、ゴロンゴロンと床をのたうち回って甘えモード全開。お陰でいつも、黒い被毛に他の猫の毛だらけだ。完璧な掃除なんか出来ないもの。
その「他の子の色の薄い毛」が付着していると「チンカラモンがたかってる」と言う。昔の子供は、よく言ったよね。だ〜れかさんの頭にチンカラモンがたかってる〜、それをと〜るとハゲに〜な〜る〜・・・と。
チンカラモンて、どこから来た言葉だろう?
|
リマ
ふわふわ毛布
Nov. 5, 2006 |
|
|
リマ ペリーとも仲良し
Nov. 5, 2006
|
ペリー
ドングリまなこ
Nov. 5, 2006 |
|
背中と顔の痛みで、猫家事とエサやり以外、何もする気が起きない。明日まではじっと我慢していよう。 |
覚え書きとして:
朝はまた鍋焼きうどん。具はカマボコと油揚げ、卵、葱。寒い朝には、鍋焼きが美味しい。
昼はご飯を炊いて、豚肉の生姜焼き、キャベツとレタスとトマト・胡瓜のサラダを人参のドレッシングで食べる。
夜はアップルパイとカップラーメン、ハーブティ。忙しくて作れず、こんな羽目になる。 |
|
前日の「猫雑記」へ |
|
翌日の「猫雑記」へ |
|
|
|
note |
Click erch picture
please |
ナチュラルフードとサプリメントのウェブショップ |
|
|