《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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モア

牙が出てるって?

Jan. 25, 2008
モア

2008年1月25日 金曜日

本当に寒い朝だった。

昨夜からの強風で雲が吹き飛ばされたのか、見事に真っ青な空。それでも絶景ポイントから見晴らすと、遠くは白く霞んで、富士山はおろか丹沢も見えなかった。

あの日は、本当に特別だったんだな・・・と思う。









大鍋に鶏肉のチャウダーをたくさん作ってあるので、朝ごはんは楽だ。

シチューのようにとろみが強いと、温め直す時に焦げ付かせてしまう事があるので(つい同時に色んな事をするので、付きっ切りで掻き混ぜている事が出来ず)、牛乳と生クリームを加えた白いスープ・・・という程度のとろみにしておく。

それでも何度も火を入れているうちには、蕪やじゃが芋がとろけて、自然ととろみが強くなる。ま、その頃には食べきってしまうのだが。



アサリやハマグリ、牡蠣で作ればもっと美味しいのだけれど、最近は節約モードなので、鶏のモモ肉を小さくサイコロに切って使っている。

鶏肉を小さく切るのは、なかなかにストレスだ。

先ずは包丁を研いで、切れ味が鋭い状態で事にあたるべし。そうでないと、肉と皮とに見事に分かれてしまうだろう。皮はグニャグニャとしてなかなか切れなくて、かっとなって剥がして捨ててしまっては勿体無い。

尤も、鶏肉の皮は食べられない人にはその方が好都合かも知れないが。



そして鶏肉の細菌の問題もある。包丁も俎板も、そして手も消毒したい。除菌効果のある洗剤で洗い、包丁と俎板は食器乾燥機で高温にするから、カンピロだろうが死滅してくれるだろう。

でも手を70度以上の湯で何分間も洗う訳にはいかない。仕方なく除菌ソープでしっかり洗い、しつこくすすぐ。手荒れを推進するにはもってこいの方法だ。

人間はカンピロだろうがサルモネラ菌だろうが、気づきさえすれば何とか治療出来る。でも猫に感染させた時には、投薬の苦労や下痢による消耗は気の毒過ぎる。飼い主の苦労も、言葉に出来ない位大変なのだ。

感染させない事が大事。でも安上がりな鶏肉も使いたい。それがストレスを呼ぶ。



神経質過ぎるとお思いの方は、一度大事な猫にカンピロ感染させて苦労なさってみれば良い。

感染させても、たまたま不感症で症状が出なかったり、下痢が続いた結果、細菌が減って一旦症状が軽くなり、軟便気味の状態が続いているけれどこの子の体質だから・・・と思って見当外れな対処方法でケアしている人たちもいる。

それも仕方ないのかな。人はそれぞれだから。



でも私は、カンピロだけは嫌なのだ。

ガラのように食にあまり関心の無い猫の場合、投薬もなかなか出来ず、下痢ばかりか嘔吐と食欲廃絶で死に掛けた過去の事態を思い出すと、2度と同じ思いをさせたくないと思う。

口から薬を飲ませられない上、抗生剤の注射はもう一切打てない、しかも缶詰を一切食べないのでハイポの大量投与も出来ないジャムやモアにも、絶対に感染させられない。



アンダはまだ運が良かったし、大量にハイポの入った缶詰をパクパク食べてくれたから、早期に完治したけれど、うちにはそんなお利口さんばかりではないのだ。









最近捨てられた茶白の「ちゃーくん」が鼻をグスグス言わせていたので、ハイポをたくさんたくさん入れた(スポイトで8プッシュも入れた)缶詰ご飯を2日間与えたら、見事にすっかり良くなった。

簡単に治療してやれない野良猫だからこそ、やっぱり予防が大事だ。

先ずはたっぷり栄養を摂らせる事。私の管理する野良猫たちにガリガリの痩せぎすは許されないぞ。そして出来る事なら、たくさん用意したハウスに全員がそれぞれ棲み付いて欲しい。



ちゃーくんは明日の晩、捕獲・去勢手術の予定。失敗しても、他の候補がいる。よし、次々と戦闘開始だな。

しかしどうして毎年、一番寒い季節に捕獲が続くんだろう。










勘太郎の旅立ちの日が決まった。2月1日の金曜日。東京から九州に帰るおトンに預けて、家まで連れ帰って貰う事になった。

これから、搬送ボランティアを求めなければならない。今、私が5時間も家を空けられないから。



それにつけても、勘太郎は本当に愛らしい。

公太郎が生まれ変わって大好きなおニャアの元に戻る・・・そう思ってもいいね、勘太郎、そして公太郎。



勿論、勘太郎は勘太郎だし公太郎は公太郎、アインはアインだしシャインはシャイン、大五郎は大五郎でミュウはミュウなのだけれど、何とも言えず面差しが似ていると感じてしまうセンチメンタリズムを、敢えて否定する必要も無いだろう。

大五郎は、色々な人にとっての大事な猫をその中にくっきりと見出させる、そんな不思議な猫なのだ。私とて、とても特別な猫だと感じている。

手元に置いたら手放せなくなるに決まっている。でも、里親さんは既に愛しい我が子として待ち望んでくれているのだ。



あまり気を揉まずに、じっくり取り組まないといけない。

気がつくと大五郎の顔を思い浮かべている日々だけれど、時間が過ぎるのを強い気持ちで辛抱強く待てなければ駄目だ。大人なんだから、私。



神様、ミュウちゃん、マツモト先生、大五郎をこの先うんと長生きさせて下さい。

モア

牙しかないのよ

Jan. 25, 2008
モア
カイル

モアちゃんは
僕の先輩

Jan. 25, 2008
カイル
シャイン

アタシだって
先輩よ

Jan. 25, 2008
シャイン

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