ナム
上の方に誰かいる?
Nov. 1, 2011 |
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2011年11月1日 火曜日
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4月と10月は命日が一杯 |
寒くなると聞いていたが、実際にはそんなに記憶は下がらず、穏やかな秋の一日となった。
穏やかな秋晴れの日・・・それには悲しい思い出がたくさんあって、静かに浸っていては精神衛生上危険だ。
立ち止まったら溺れてしまうから、水の上を歩く忍者(ホントかいな?)のように素早く移動してしまわなければ。
10月が過ぎて11月になり、張り詰めていた気持ちを少し解放しなければ・・・と思う。
だけどまあ、4月と10月は「悲しみの月」になってしまったな。
ミュウもカワムラさんもモアも10月に逝き、父も母も4月に逝ってしまった。
でも、まだまだこれから先、辛いお別れは山ほどあるんだ。
ついそれを思ってしまうけれど、その事にばかり囚われていては折角の日々が楽しくない。
生きている事を喜びとしよう。
生きて居られる間を楽しもう。
無理して楽しもうと頑張らずとも、幸せだなあ・・・としみじみ感じる機会がこんなにたくさん持てるのだから、何と恵まれた人生なんだろう。
有り難う、神様。
猫たちとこうちゃんと出会わせて下さって。
そして父と母の娘として私に生を授け、可愛い可愛い妹まで与えて下さって。
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なめくじ天国、ヤスデ屋敷 |
秋も深まり、庭のヤスデの成虫はぼちぼち死に始めたようだ。
白っぽく干からびた感じに、いかにも「横たわった」という感じのヤスデを発見しピンセットでつまむと、それはもはや鎧のような固さを失ってホロホロと崩れ、独特の臭いも出さない。
冬が近づき、その短い一生を終えたのだ。
でも、だからと言って少しも安心は出来ない。
生殖を終えた成虫が死んでいるだけであって、大量の卵が一斉に、尚且つ続々と孵化し、まるで泉の湧くが如く土の中から出て来続けているのだ。
我が家はヤスデ天国・・・いや、ヤスデ地獄かな。
これまで「ナメクジ屋敷」と自称していたけれど、これからは「ヤスデ御殿」とでも名乗ろうか。
それとも合体させて「なめくじヤスデ館」というのはどうだろう?
どのみち、あまり名誉な事ではない。
色々と調べて、ヤスデの生態が解って来た。
そもそもヤスデは森林に隣接する住宅や寺院、神社、山荘などの周囲に多く見られ、日当たりの悪いじめじめした場所、落ち葉や腐植物の多い場所を好んで棲息すると言うから、まさに我が家はドンピシャの棲息環境と言える。
公園の大木のせいで日当たりが悪かった春と夏、大量の落ち葉は掃除してもしても降り積もり、鉢植えの中の枯葉まで全ては除去しきれない。
そして水はけの悪い人工芝の庭。
鉢植えなど置かず、水やりなんか1年中全くしなかった頃と違って、今では「ナメクジさん、ヤスデさん、ダンゴムシさん、どうぞここで大繁殖して下さいね」と言っているようなものなのだ。
ヤスデはムカデのように噛みつく訳でもなければ毒も無く、落ち葉を食して分解してくれる、むしろ自然の掃除屋とも言うべき働き者であって、害虫などと呼んでは申し訳ない。
自然界にとっては、こうした分解屋さんたちの存在も必要なのだ。
だから私も薬剤を撒いて駆除したりするつもりは毛頭無い。
但し、物凄く臭い。
ピンセットで摘むと臭い体液を出すらしく、急いで公園の藪の中にポイしても、ピンセットがいつまででも臭い。
ヤスデの呪いじゃないかと言いたくなる。
ヤスデの成虫は10月頃に産卵して死に、卵は10月下旬から11月頃に孵化する。
1匹の成虫が産む卵の数は150〜300個。
親が佃煮が作れるほどたくさん居るんだから、卵の数もそりゃあ星の数ほどあったに違いない。
こんなものをのんきに書いている今だって、ヤスデはまだせっせと卵を産んでいる事だろう。
孵化した卵は幼虫から脱皮を繰り返しながら越冬し、6月頃には完全に成虫となる。
でも今夜は、ヤスデチェックはちょっとお休み。
虫チェックは中腰の変な格好で長時間続けるものだから、流石に疲れてしまった。
だけど足の筋肉が鍛えられているのも感じる。
今夜は休んで、また明日から頑張ろう。
虫の苦手な方には、キモチワルイ話ばかりでゴメンナサイ。
でもまだ続きます、多分・・・
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ところで「レディ・マサコ」だけど |
花後、どう管理したら良いのかも解らずに放置しておいた日本水仙「レディ・マサコ」の鉢植えだけど、つい先日から芽を出して、かなり育って来ている。
もしかしたら年内にも花が咲いてしまうのだろうか。
母が何度も勧めるから買って来た苗だったけど、うちの環境に合ったんだろうか?
母の名前をつけたからには、何年もずっと大事にしたい。
これを食ったりしたら、流石の虫好きの私でも怒りますよ、ヤスデ君。
ヤスデは落ち葉や腐ちた木などしか食べないと言う人もいるけど、他に食べるものがなければ生きている葉っぱも食べるらしいからね。
色々と悪条件を乗り越えて細々と夏を越せた花の鉢は、水仙の球根とセージの類、マリーゴールドだけかな?
経験してみないと解らないから、まだこれから色々な事が解って来るのだ・・・多分。 |
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